イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

バトルシフターのお話です。
なかなかちゃんと作動せず、前々回の走行でシフトスイッチのモニターランプが点かなくなる状態で本体に電源が入らんと判断して外したバトルシフター1号機。
ペンタグラムでチーム員の250ライダーより譲り受けた”使えるかどうか解らないけどかなり怪しい”というバトルシフター2号機。
写真で言うと、配線をゴムで纏めているのが1号機で長い配線がバラけているのが2号機です。

で、この2台に見切りをつけて新品で購入した3号機ですが、これが前回の走行でまたまたうまく作動せず、こちらはロッドスイッチの不良で新品に交換されて戻ってくる手筈になってます。

2号機に関しては分解して内部チェックしてみたところ、シリコンと絶縁黒塗料でモールドされていて、切れていた配線を半田付けしようとしたら基板のパターンを潰してしまって、修理不能と諦めていました。

しかし、、、1号機はこのシリコンモールドは無かったはずなので、電源が入らない1号機のケースを基板のパターンの確認と研究用に開けて見た所、、、モニターの LED の足の半田が割れて LED が外れている!!!これじゃ LED は点灯しない訳です。
って事は1号機は電源はきっと入っている、使える?と思い LED を半田付けして作動チェック。
一応、モニターランプのチェックをする限りは正常。
、、、機会を作って実装チェックする必要がありますな。

それはそれとして、せっかく開けたのだから当初の目的通り2号機修理の研究に入ります。
確かにパターンを潰してしまっていますが、そんなに広範囲ではないので、1号機の基板のパターンを見てそれに合う様に修正実施。
素子の配列からして基板自体は共通でシリコンモールドの差のようです。
これはやはり企業秘密の保護や防水を兼ねて途中で追加した処置なのでしょう。
せっかくなので、痛んでいる配線は全交換。
電源線とロッドスイッチの配線を新品交換しました。
モニターランプでチェックするかぎり正常!
どちらも現物合わせで最終的な配線の長さを決めるので現在はかなり長めです。
コネクターに関しては、元々配線が切られていて付いてなかったので、近いうちに秋葉原で同じコネクターを購入してきます。

2台の基板修理が終わったところでケースに収めて防水処置。
防水と接着にはホットボンドを使用。
ケースに基板を収める際に、ボリューム調整の為にケースに開いている穴がずれていたので穴位置修正実施。
全部組み立てた後に気づいたのですが、イグニッションコイルへの配線が短くて車体装着時に取り回し苦労してるんだからこれも交換しておけばよかった、、、

こうして一応2台のシフター本体が形にはなりました。
とりあえずはバトルファクトリーから新品交換で発送されたロッドスイッチを車体に装着し、3号機の本体を再度電源ラインのチェックを済ませてから富士か筑波で実走行テストをします。
どこか広~~い空き地でもあればそこで走行テストをしたいのですが、TZ125 を 13000rpm まで回してシフトアップさせるほど加速出来る空き地なんてあったものじゃないんですな、負荷を掛けないとシフターはチェックできないので空ぶかしでは無理だし、、、やはりサーキットのスポーツ走行枠で試すしかないんでしょうか?