ミラー! (554)騒ぎ
ショーが終わり、僕は彼女の控え室へ向かう。色々感想も言いたかったし、少しでもいいから彼女と一緒にいたいと思うから。
「お、春希。立花さんならおらへんで。」
と、着替えを済ませた春斗が僕に声をかけてきた。
「え?どうして?」
「ここの庭で、婚約会見をするんやって。ちょうどマスコミも集まってるからええ機会やし。」
庭ねえ・・・。ここにはとても綺麗な庭園がある。ガーデンウエデイングができるくらいの綺麗な庭。
「あ、春希、行かん方がええ。取り囲まれても知らんぞ。ま、喜ばしい会見やし、ええやんな?」
と笑いながら、会場へ向かう。
会場からなんとなく見える会見会場。クリスマス寒波の影響か、ちらほら雪が降り出した。きっと彼女は寒いんじゃないかとじっとそちらを見ていた。もちろんそっちを見ていたのは僕だけじゃない。沿道秀樹も。好きで好きでたまらない女性を、この僕にとられたのだから・・・。悔しそうな表情で様子を伺っていたのかもしれない。
無事に会見が終わったのか、会見場所辺りのライトが消えたと同時に、パーティー会場の隅っこで騒ぎが起こっている。騒いでいるのは春斗と沿道秀樹。突っかかっているのは沿道秀樹。春斗は何事かと言うような表情で見下している表情だった。
「遠藤春希!お前、よくもまあ、俺の女を横取りしたよな!」
「はあ?お前酔っとんか?何訳わからん事言ってんねん。」
沿道秀樹は相当酔っているのか、この僕と春斗を間違えている。最低髪型で区別できるのに・・・。
「遠藤春希!どんな手を使ったんだ?立花真里菜はな!俺のフィアンセだった女だ!それをまあ、横から・・・。」
「ああ、そういうことか?ここではなんだ、外へ出ろ。ちょうどいい、話をつけようと思ってたんや。」
というと、春斗は沿道秀樹を引っ張って庭にでる。もちろん僕も気になって外にでる。春斗は何をしようとしているんだろう。春斗はまったく関係ないのに・・・。
「お、春希。立花さんならおらへんで。」
と、着替えを済ませた春斗が僕に声をかけてきた。
「え?どうして?」
「ここの庭で、婚約会見をするんやって。ちょうどマスコミも集まってるからええ機会やし。」
庭ねえ・・・。ここにはとても綺麗な庭園がある。ガーデンウエデイングができるくらいの綺麗な庭。
「あ、春希、行かん方がええ。取り囲まれても知らんぞ。ま、喜ばしい会見やし、ええやんな?」
と笑いながら、会場へ向かう。
会場からなんとなく見える会見会場。クリスマス寒波の影響か、ちらほら雪が降り出した。きっと彼女は寒いんじゃないかとじっとそちらを見ていた。もちろんそっちを見ていたのは僕だけじゃない。沿道秀樹も。好きで好きでたまらない女性を、この僕にとられたのだから・・・。悔しそうな表情で様子を伺っていたのかもしれない。
無事に会見が終わったのか、会見場所辺りのライトが消えたと同時に、パーティー会場の隅っこで騒ぎが起こっている。騒いでいるのは春斗と沿道秀樹。突っかかっているのは沿道秀樹。春斗は何事かと言うような表情で見下している表情だった。
「遠藤春希!お前、よくもまあ、俺の女を横取りしたよな!」
「はあ?お前酔っとんか?何訳わからん事言ってんねん。」
沿道秀樹は相当酔っているのか、この僕と春斗を間違えている。最低髪型で区別できるのに・・・。
「遠藤春希!どんな手を使ったんだ?立花真里菜はな!俺のフィアンセだった女だ!それをまあ、横から・・・。」
「ああ、そういうことか?ここではなんだ、外へ出ろ。ちょうどいい、話をつけようと思ってたんや。」
というと、春斗は沿道秀樹を引っ張って庭にでる。もちろん僕も気になって外にでる。春斗は何をしようとしているんだろう。春斗はまったく関係ないのに・・・。