自作小説の挿絵~幼くして帝になった良仁(ながひと)親王
名前:康仁帝一の宮良仁親王(ながひとしんのう)
父は狂気の帝、康仁帝。母は皇后(生まれたのは雅和帝大和女御時代)源彩子。
母彩子が大和女御として雅和帝の側室であった時に当時東宮であった康仁親王に乱暴されて懐妊してしまった親王。
母彩子は当初この宮を嫌い、抱こうともしなかったかわいそうな宮である。生後1年未満で東宮にたつ。
はじめは雅和帝七の宮として親王宣旨されたものの、康仁帝御世に康仁帝が彩子を我が物にしたいがために慣例を破り改めて一の宮として親王宣旨。
父康仁帝の譲位に伴い、4歳の時に即位する幼い帝です。後見は祖父の後二条院と醍醐源氏当主源将直。祖父が院政をし、形だけの帝となる。(成人後はきちんと政治を行いますが・・・。)
番外編「縁」では、無事元服し、元典薬寮頭、四位参議和気泰明の一の姫であり、宋国と倭国の混血児蘭姫(宋国王姫君と和気泰明の姫。遠縁の摂関家の養女となる)を妃に迎え、幸せに暮らすのです。
性格は後二条院に似て温厚。妹姫である和気小夜(本名:康仁帝三の姫宮、小夜子三品内親王)にとって優しい兄宮である。