自作小説の挿絵~実は親王 源博雅
また×5 自作小説のキャラ紹介です。源博雅といっても陰陽師に出てくる源博雅ではありません。ま、設定では実在する源博雅の末裔のおうちに生まれるんですが・・・。
名前:頭中将、源博雅(実は雅和帝と同腹の親王)
父は常康帝(宇治院)、母は雅和帝と同じ中務卿宮家の和子女王。
博雅の母は常康帝の子、博雅を身籠ったまま、醍醐源氏の右大将、源将直に嫁ぎます。もちろん帝は七の宮として親王宣旨をしようとしますが、和子女王が断ります。右大将の子として育った博雅。博雅の名は、右大将家の祖、雅楽で有名な源博雅から名づけます。
10歳のときに東宮侍従として童殿上します。その時に博雅は実は親王であることを兄である雅和帝から知らされます。雅和帝は弟宮として親王宣旨するか、それともこのまま右大将家の残るか選択させます。もちろん博雅は右大将家をとります。
東宮と、二歳年上の東宮の伯父でありながら、兄弟のように育ちます。もちろん東宮の側近としていろいろ活躍もします。
狂気の帝、康仁帝の側で最後まで見守り続けた博雅。最初から最後まで、康仁帝の良い理解者でもあり、味方でありました。もちろん康仁帝の退位の際は兄宮の意に従い、退位を支持します。このときだけ康仁帝を裏切ることになりました。
しかし、退位後はもちろん良き伯父として最後まで後宇治院に従います。
結構裏方さんとしてうろちょろ出てきます。