昨日は雨の天気予報がはずれた!と思ってジョギングをしようと出かけた矢先に雨が降ってきてしまい、慌てて家に戻り、仕方なく、久しぶりにジムに行って走りました。
結果的には琵琶湖マラソンを観ながら走れたのでよかったかもしれません。
今週は雨のスタートですが、新しい一週間、がんばりま~す!
2016年3月5日は、2015年下半期最後の「妻家房(さいかぼう) 四谷本店」でのキムチ教室でした。
前回は2016年2月6日だったので、約1ヶ月ぶりです。
「妻家房 四谷本店」は、地下鉄丸の内線四谷三丁目駅からすぐのところにあります。
キムチ・食材販売ゾーン → ◎◎◎
キムチ博物館ゾーン → ◎◎◎
講師は韓国料理研究家の柳香姫(リュウ・ヒャンヒ)先生です。
「妻家房」の社長夫人でもいらっしゃいます。
日本での生活が長く、日本語はペラペラで、気さくでおおらかなお人柄です。
そのせいか、レッスンもとってものんびりした雰囲気で進められます。
ちなみに、社長さんも時折ちょこっと教室に来られたりします。
毎回、キムチを1種類、お料理を1種類習います。
キムチは実習してお土産として持ち帰り、お料理は先生のデモンストレーションを見て、試食します。
この日のメニューは、キムチが「カクテキ」で、韓国料理が「パチヂミ」です。
【カクテキ】
材料は全て卓上にセットされています。
カクテキはダイコンを使ったキムチで、一番作りやすいとのこと。
この日は初めて参加した方が5名いらっしゃり、小さな男の子を連れた方もいらっしゃいました。
まず最初にダイコンを塩漬けにします。
「妻家房」で使われる野菜はいつもとても立派です。
カクテキにはかたいダイコンの方がシャキシャキして美味しいとのこと。
こちらがお塩です。
「妻家房」では岩塩を使うので、粒がとても大きいです。
レシピで大さじ幾つ、と書かれている時は、すり切りしないとのこと。
この日はニューシュガーという韓国の人工甘味料をあらかじめお塩に混ぜました。
こんな手順は初めてでビックリ。
ニューシュガーは砂糖の10倍の甘さなので、ほんの少しだけ。
こちらが塩とニューシュガーを混ぜたもの。
見かけは全くわかりませんが、舐めると甘塩っぱいとのこと。
ニューシュガーを足すのは旨味を増やすためだそうですが、特にダイコンの美味しくない時期は必ず入れるとか。
あと、ヤンニョムに砂糖を加えると、特に夏場は汁がネバネバになるからだそうです。
ダイコンは皮ごと使います。
なので、しっかりと洗います。
3センチぐらい、結構厚めに切ります。
その時のダイコンの大きさに合わせて、2・3センチ角の大きめな角切りにします。
先にニューシュガーと合わせた塩を満遍なくふります。
ダイコンの量が多い時は、何回かに分けてまぶしても。
このまま20分置きます。
実習では時間がないので、あらかじめ工場で塩漬けしたものを使うことが多いですが、この日は自分たちで塩漬けしました。
ただ、時間が少ないので、この日は先生の実習を見ながら平行して作業することに。
塩漬けをしている間に他の準備をします。
タマネギは2・3センチ角に切ります。
ダイコンとは違う食感を楽しめるとのこと。
タマネギのすりおろしをヤンニョムに加えることもあるそうです。
万能ネギは3センチぐらいに切ります。
セリがある時期はセリを加えます。
葉を取り除き、茎だけ3センチぐらいの長さに切ります。
韓国では一年中セリが手に入るそうですが、日本でもこの時期は手に入るので、使いました。
なくてもいいそうですが、敢えて代わりに入れるとすれば、ニラでもいいそうです。
アミの塩辛は細かく刻みます。
塩漬けの終わったダイコンは結構水分が出ています。
本来は洗って、ヤンニョムとしてさらに塩を加えますが、この日は時間がなかったので、塩水を切っただけで、追加のお塩は入れず、砂糖を少し加えました。
まずはダイコンに唐辛子粉を入れ、色が付くようにしっかりと全体を混ぜ合わせます。
ダイコンに満遍なく唐辛子が回るよう、二回に分けて入れました。
手に唐辛子の色がついてしまうので、ここからの作業はビニール手袋などをつけて行います。
刻んだアミの塩辛、すり潰したニンニク・ショウガ、砂糖を入れてよく混ぜ合わせます。
最後に切った野菜を投入し、しっかりと全体を混ぜ合わせます。
出来立てをちょっと食べましたが、ニンニクとかがちょっと角が立っていましたが、ダイコンは甘くてシャキシャキの食感で美味しかったです。
カクテキはあまり塩漬けの時間を長くしないで、ダイコンの中にそんなに塩を入れない方がダイコンの美味しさを楽しめるとのこと。
一人一袋、持ち帰ります。
かなり量が多かったです。
この時期だと二日間常温で置き、その後このビニール袋ごと冷蔵庫に入れたら、二週間ぐらいが食べ頃とのこと。2ヶ月は保つそうです。
壺に入れる場合には、3週間後ぐらいが食べ頃で、3ヶ月ぐらい保つとのこと。
もちろん、好みがあるので、好きな段階で食べるといいそうです。
この日はもともとレシピに書かれている方法ではなく、先生がもっと美味しく作りたいとのことでちょっとばたついた時間帯もありましたが、その分、今から食べるのがとっても楽しみです。
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妻家房 四谷本店 (さいかぼう)
〒160-0004
東京都新宿区四谷3丁目10番25号 永明ビル
電話 03-3354-0100
営業時間 11:30~23:00
定休日 なし
地下鉄丸の内線四谷三丁目駅から徒歩1分
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