先日、JRに乗っていた時の事です。
斜め後ろの席に、お母さんと幼い男の子(しゃべり始めたって位)が座りました。
男の子は、お菓子のじゃがりこ食べておとなしくしてました。

かしゅっ かしゅっ かしゅっ
かしゅっ かしゅっ かしゅっ

子:ママ… 眠い…(おやつ食べて眠くなったんですね)

母:眠いの? もう少し頑張って。 それ(おやつ)こっちに置くね。 寝ちゃって落としたら困るでしょ。

男の子は、無言で食べ続けます。

母:食べるの? (眠気より食い気が勝ったようです)
母:欲張らないで、一本ずつ食べなさい。(いっぱい口に頬張ったようです。誰も取りませんよ)

ひとしきり食べて落ち着いたのでしょう、男の子が言いました。

子:これ…ガサガサ

母:これは駄目よ。 このドーナツは、○○ちゃん家に持って行って、皆で食べるのよ。 今は駄目よ。

子:○○ちゃん家に行くの? 

母:そうよ、今日はお泊まりよ。 ○○ちゃんに、どうぞって渡すのよ。

子:○○ちゃん、どうぞ。 ガサガサ

母:ちょっと、駄目よ。 触らないで。 もう、こっちに置くわ(遠くへドーナツを置こうとする母)

子:ドーナツ! ドーナツ! 食べる!

母:これは、○○ちゃんに、どうぞってあげるのよ。

子:○○ちゃん、どうぞ?

母:そうよ。 ○○ちゃん、どうぞって言うのよ。

子:○○ちゃん、どうぞ。 

母:そう。○○ちゃん、どうぞって。

子:○○ちゃん、どうぞ。…○○ちゃん、ありがとう。 ガサガサ。

母:えっ?! ありがとうじゃなくて、どうぞ!


!!おいっ!!
思わず、吹き出しそうになりました。ってか、突っ込みそうになりました。
『どうぞ』って言ってたのに、なぜ『ありがとう』になる!!(爆)

私は、そこまで聞いた後に降りてしまったのですが。
その後、この会話は延々と続いたんだろうな~って思いました。
恐るべし食い気(笑)
そのドーナツが、ちゃんと○○ちゃんの手に渡ったのかが気になります。