最近ご無沙汰だった、お仕事日記です*
昨日はナレーションのお仕事を頂きました*
私が読むナレーションは
ほとんどがCMかキャラクターなのですが
今回は割りとかっちりとした、落ち着いたナレーションを読ませていただきました*
自分ではこういったお仕事も好きなのですが
声質もあってか、なかなかご縁がありません笑*
福井ではナレーターさんが少ないため
アニメ声と言われる私のもとにでも、こういったジャンルのものがお仕事としてくることは
恵まれた状況だなぁって思います*
顔出しの(画面に映る)お仕事には
ある程度、年齢というものが伴います*
勢いが必要なとき、落ち着きが必要なとき、
オーディションなどにも年齢の制限がついての募集となります*
でも声のお仕事には年齢はあまり関係ありません*
もちろん、その年齢に伴うキャリアが響くことはありますが
イメージにさえ合えばお仕事として成立するのです*
(私も先日『おばあちゃん役』をさせていただいたところです笑)
だから面白いんですよね*
私はお芝居をするのも大好きなんですが
役者としての要素も声のお仕事には活かすことができる*
小さいころから
絵本を読んだり音楽を聴いて
その場面場面を想像するのが大好きだった私には
文章を自分の中に取り込んで
それを声の作品として作り出す声のお仕事は
出会うべくして出会ったお仕事なのかもしれません*
実力は別として笑*
さて、昨日いただいたナレーションは
会社の新商品紹介のビデオ用ナレーションでした*
『VP』といわれる企業用のビデオや
会社の内容が説明されたナレーションは
難しいカタカナの用語や、漢字がいくつもつながっている言葉が多くでてくることが多いです*
しかもだいたいが初めて耳にする言葉で
なかなか言い慣れません*
だけど、
さもすべても理解していて、ここがこんなに素晴らしいのですと
説得力のある、分かり易い読み方をしなくてはいけません*
(お勤め先やアルバイト先のマニュアルビデオなどを見られると
きっと『会社を知らないナレーターさん』だとは思えないかと思います*)
なので
私の場合は上手に読むことよりも
原稿の内容を読み取れる限り時間をかけて理解して、
このビデオを見られる方の気持ちがうまくつながっていくようにと考えながら
喋るようにしています*
説明のナレーションは
『上手く』読むよりも『わかりやすく』読むことを
大切に*
まだなかなか自分の納得のいく読みにはなりませんが
やっぱり読んでいて楽しいと感じる気持ちは同じです*
これからまた年齢と経験を重ねて
だんだんと
かっちりしたナレーションを読ませてもらってもしっくりくるようになれば素敵ですね*
目指せ、初期ドラえもん声優陣!!!
いつまでもお仕事ができるといいな**