ここのところ、いただくナレーションのお仕事は

ほとんど夏休みに向けての告知や、館内のアナウンスです*

夏休みのない社会人としては、

こういうところで夏を感じています*



先週は久しぶりに、男の子の声でのナレーションをさせていただきました*




松田直子の担当はだいたい女の子か、幼い男の子が多いのですが

今回は小学校中学年から高学年といった感じのお仕事*

いつもと違ったお仕事というのは

少し緊張はありますが、それ以上にやりがいがあります*




単純に声を低くすれば男の子、というわけではありません*

たとえば『どうしたの?』というひとこと*

最後の『の?』のあたり(語尾)を上げて柔らかく読めば女の子(幼い子)、

鋭く下げて読めば男の子の感じになるかと思います*




あと、以前にも書いたのですが

誰かの真似をしながら喋るのもイメージが掴みやすくていいです*

例えば『ドラえもん風に喋ってみよう』とか*

真似しても、絶対同じにはならないので

イメージの引き出しがたくさんあるというのも

自分の力になることがあったりします*




もちろん、台詞の場合はもちろん気持ちが入ったうえでの技術になりますが

こういった少しの表現の違いで雰囲気がガラリと変わったりすることもあり

声のお仕事の面白みというか、手ごたえを感じます*

声の高い松田でも

そういう部分でカバーできれば

お仕事の幅もぐっと広がるかなぁと期待しながら*





まだ奥があると毎回思ってもらえるナレーターになりたいなぁ*




今日は声のお仕事のお話でした*

お昼からはギャザリングです*