宇宙のエネルギーを取り込めれば、人の運命は変わる。 | ”秋山なお”の美粒ブログ

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音楽、ナノテク、微粒化、日々の思いをつづっています。
微粒は、美流でつくられ、美粒となります。その思いをつづっています。

 この宇宙(森羅万象)には、物質が5%、よくわからないが何か未知なるもの(暗黒物質)が27%、さらに、物事を動かすダークエネルギー(目に見えないが、そのエネルギーのある場に、ものがあれば、何かしらの作用を及ぼすもの)が、68%あるという。エネルギーというのは、よくわからないが、そこに、仮に水があり、エネルギーをあたえれば、静止して動かなければ、温度があがり、空間があれば、動こうとする。なぜなら、それが、エネルギーだからである。当然に、1m3にエネルギーをかけるのと、100m3に同じエネルギーをかけるのでは、力の作用は異なる。エネルギーにも密度がある。密度の差によって、作用のしかたが異なる。当たり前のことである。

 

 

 我々は、この地球上で、(この世で)いきている。生きている間は、地球で起きることは、ひとつの孤立系での話である。今日も明日も新幹線は動き、飛行機は同じようにとぶ。車で、大阪から東京まで、名神、東名で行ける。私は、美粒システムという装置で、CNT解繊やグラフェン精製をして、いろんなことをやろうとしている。人の命は短くて、長くても、現実的にみれば、90歳までは生きられない。それが、この世の掟であり、それを支配するものは、エネルギー保存の法則、だから、時空間は、1000年前と、たぶん、1000年後も、同じような感じだろうし、変化があっても、誤差の範囲である。昨日があって、今日があって、明日がある。今日、命が絶たれれば、明日は、私にとってはこない。それがあたりまえである。しかし、この宇宙はどうも、話が違うようである。

 

 

 物質に作用するのは、重力である。ものを引き付ける力である。この宇宙は、ビックバーンから生まれたと言われている。何かしらの巨大なエネルギーをもって、誕生したということである。なぜ、そうなっているのか、誰もわからない。我々が類推できるのは、今を観測し、その結果をもとにして、過去や未来を類推することである。それが正しいのかわからないが、そういうものとしてとらえないと、この世の論理が成立しない。いずれにしても、この宇宙はなぜかしらないが、加速膨張しているようである。もちろん、この宇宙がどうなっているのか、宇宙の果てがどうなっているのか、この宇宙がどうしてうまれたのか、宇宙の未来はどうなるのか、分からない。今の状態から、色々な推論はできるが、よくわからない。

 

 

 ただ、わかるのは、この宇宙という空間が加速的に膨張しているというらしい。そうなると、奇妙なことがおきる。膨張している空間に、物質が存在するには、エネルギー密度は同じでないと、物質が物質でいられなくなるからである。地球でいえば、空気が同じようにあるから昨日と今日とで同じように生きられる。毎日、気圧が変化しているが、それは人間が生きていられる誤差の範囲内である。空気密度、空気に温度があるから、そこにもエネルギーがあることになる。空間が広がれば、当然に密度は希薄になり、温度は下がる。真空状態になるのとおなじになる。水がはいった密閉容器を真空にしていけば、水は沸騰して、蒸発してなくなる。それと同じである。地球、太陽系、銀河、宇宙、多少は変化があるだろうが、それでも、ゆったりとした変化の中にいる。しかし、このよくわからない宇宙は、加速膨張している。なぜ、この宇宙が崩れないか、エネルギー密度がそれほど、変わらないからである。加速膨張しているこの宇宙、不思議なことに、広がった分、どこからか、エネルギー密度が同じになるように、そのエネルギーが補給されているのである。この宇宙とは、別なしかし、どこかでつながったところから、加速膨張する空間にエネルギー密度が同じになるように、エネルギーが注がれている。

 

 

 人の一生は、100年未満である。今でいえば、65歳すぎれば、定年である。だから、宇宙がどうなろうと、関係はない。今日、生まれた人でも、100年後、生きていられる人は、ほとんどいない。1000年後の未来がどうなるか、関わる人はいない。この地球も、太陽系も含めたこの宇宙の未来がどうなっているのかだれも分からない。すくなくとも、地球がうまれ、人類がうまれ、悲惨な戦争があったかもしれないが、自分という存在がうまれて、生きている。この事実は、何かしらの必然がないと生まれない。神や仏がいるのか、それはわからない。しかし、この宇宙へ、加速膨張している空間へ、どこからか、この宇宙がこのように存在できるように、エネルギー密度が均衡になるように、エネルギーが供給されているのである。この世がこうしてあること、それが、その事実を証明している。今、こうして、生きていられるのも、そういう因果が機能しているからである。なんのために、なぜ、そうなっているのか、それは分からない。しかし、結果からみて、あなたを含めた自分が、今こうしているために、そうなっているとしか言いようがない。

 

 

 エネルギーは、外向な力である。物質は引力で、凝集、内向な力である。△(エネルギー)―物質が、+++で強すぎれば、乱れて、破裂し壊れる。―――で弱すぎれば、淀み、腐り、崩壊する。+でエネルギーが物質より、上である状態、それが、ゆらぎである。それが、美の根源である。たぶん、宇宙は、そういう風に、今は作られている。未来はわからない。しかし、人類がこの地球で生きられる間は、そういう状態である。逆にそういう状態だから、我々が生まれたということになる。

 

 

 私は、神や仏を見たわけではない。だから、それを信じろとは、言えなかった。今、この瞬間、生きていられる。自分という自我をもって、今を生きられるのなら、それは、そういう風になるように、この宇宙がそういう因果を作り出していることになる。この宇宙は、人が今を生きられるように、それが、正義かのように作り上げている。何も、卑下する必要もない、何も絶望を感じることはない、何も悲しむことはない。生きていられるのなら、この宇宙が作り上げた因果をしっかりと自律的にいきたらいい。そして、時間がきたら、この宇宙にかえったらいい。この宇宙へ、何らかのエネルギーが、どこからか、流れている。次元のちがう、ところから、来ている。

 

 

 夜、宇宙をながめたらいい。星の向こう側に、何かがある。そこから、この宇宙へ確実に、空間膨張をうめるように、エネルギーが注ぎ込まれている。それと、反応し、相互作用を起こさせることができるのは、人の意思だけである。希望をもち、こうしたいと念じれば、エネルギーである以上、力を生む。それが、人の運命を変えることができる。

 

 

 人生、すべて、順風満帆などありえない。山あり谷あり、そういう苦難を経験し、人は大きくなる。だから、諦めることはない。倒されたら、起き上がることである。病気や事故等で、生きることが苦しくなっても、前にむかって頑張ることである。この宇宙が壊れないように、どこからか、いつでも、エネルギーがこの宇宙に注がれている。朝日のようにこの世にも注がれている。その力を感じることである。今、生きているのなら、それは、生かされているということである。だれに、生かされているのか、結果的に、この宇宙が、この宇宙でいられるように、つまり、あなたが、あなたでいられるように、どこからか、そうなるように、している。それが、神なら、それが神なのだろう。それが仏なら、それが仏なのだろう。いつか、寿命がくれば、この宇宙へかえる。それまで、がんばっていきることである。