人生とは不思議なもの、単純に考えた方がいい。 | ”秋山なお”の美粒ブログ

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 いくら、考えても、わからないことばかり、だから、あまり深く考えない方がいい。マクロ的にみれば、世の中は意外と単純、いいか、わるいか、OKかOKでないか、GOODかGOODでないか、しかない。貧乏でも、自分がOKならそれでOK,金持ちでも、自分がOKでないなら、それは、NO GOODということになる。人間には、欲望がある。だれだって、歳をとりたくないもの、しかし、毎年、加齢していき、いつしか、亡くなる。これは避けることができない。自分的にみれば、身体ができ、その後、そこに自分という意識が宿ると言った方がいいかもしれない。そして、記憶があるから、自分というものの連続性が確保され、いずれ、ボケて、自分という意識がうすれ、消えていく。それは、どうにもならない。その後の世界があると考えないと、不安な人と、それを考えなくても生きられる人が分かれる。ひとりが好きな人もいれば、ひとりに耐えられない人もいる。十人十色、それが人の価値感となる。ある人にとっては、どうでもいいことが、ある人にとっては、どうでもよくないことになる。

 

 

 どんなものでも、グループができれば、そのグループの掟というものができる。仲良し会でもある。小学校から老人まで、かならず、集団ができる。そうなると、自然と無意識の掟がでてくる。群れの意識である。当然に、そこの掟に、違和感を覚える人もかならずでてくる。それを受け入れるか、受けいれられないか、それもある意味、好き嫌いで分かれるのかもしれない。ひとりひとりがそれなりの力と権力と独自性があれば、好き嫌いもあるだろうが、強く出るのは、打算である。政治家の派閥というのは、そういうものかもしれない。選挙基盤が、弱ければ、お金をくれる派閥に属した方がいい、しかし、独自で勝てる基盤をもてば、右顧左眄する必要もない、自分が、どれだけ、歌舞伎役者ばりの見栄をきれるか、政治の舞台で、大立ち回りできるかということになるだろう。

 

 

 人生とは不思議なものである。上手くいく人もいれば、上手くいかない人もいる。若くして、亡くなる人もいるし、これからだという時に、ぽっくりと行く人もいる、地震や火事、津波、予期せぬ災害や事故に巻き込まれて、強制リセットがかかることもある、とんとん拍子に東大にはいり、官僚になって、そして、三十前に、ぽっくりと行く人もいる。人生とは、本当に摩訶不思議なものである。だから、いまでいえば、75歳をすぎてまで現役でばりばりと仕事ができるというのは、とんでもないことだと思う。内容はどうであれば、第一線で活躍できるということは、すばらしいことである。そういう意味では、現時点で、76歳で、総理大臣経験者で、現副総理の麻生太郎財務大臣は、とんでもないおじいちゃんだと言わざるを得ない。小泉元総理は75歳、麻生太郎財務相と比べると、しぼんできている。もっと、全面にでていかないと、それだけ、早くあの世へと持っていかれる。麻生太郎財務大臣が、頑張れるのは、もう一度、ポスト安倍を考えているのかもしれない。そういう思いがあれば、麻生太郎副総理、ボケないし、派閥を大きくまとめ上げるかもしれない。時代の流れからみれば、インフレにはならないが、しかし、人手不足から、給料は上げなくてはいけない。どうしても、中間層が、なくなり、お金持ち層と貧乏人層にわかれていく。法人税はさげざるをえないし、消費税増税と累進課税を上げるという政策をとり社会福祉を充実させないと少子高齢化に対応はできない。将来、どんな世の中になるかわからない、しかし、日本が島国である以上、江戸時代からつづく庶民の文化は、生き続けるだろうし、世界からみても、憧れの文化、観光資源となるはずである。

 

 

 人生、結局、上手くいく人は、チャンスを上手く活かしている。チャンスを自ら摘んでいる人もいるし、チャンスをうまく活かしきれない人もいる。しかし、それも十人十色、早く花が咲く人もいるし、遅咲きの人もいる。いずれにしても、好きこそものの上手なれ、である。好きなことをやって、それが仕事に生かせたら、睡眠時間がすくなくても、死なない。過労死などおきない。過労死がおきるのは、そこにストレスがあるから、過労死するのである。人間関係と責任の重圧、つまり、すきでない労働環境で、長時間さらされたら、人は死ぬということである。乱れたノイズ音に長時間さらされたら、だれでもが、おかしくなるのと同じである。

 

 

 人生とは不可思議なもの、あっと、言う間に、エンドを迎える。上手くいく人は、うまくいくし、上手くいかない人はうまくいかない。導かれる人と導かれない人がいるのも事実である。結局、上手くいかない人は、自分でうまくいかないようにしているように思う。複雑にしているのは、自分、ややっこしくしているのは自分、悩んでいるのも自分、やらないのも自分、他力本願で棚から牡丹餅を期待しているのも自分、だから、それと真逆な事をしている人が上手くいっているように思える。つまり、

  1. 複雑に考えない。

  2. ややっこしくしない。

  3. 悩まない。

  4. 実行する。

  5. 自力で努力する。

 つまり、単純にかんがえ、物事に固執せず悩まず、自分のやるべきことを努力して実行する。そして、時間がきたら、じたばたしないで、面白い人生だったと割り切り、あの世を信じて、この世を去る。それが理想だと感じる。