「婚活パーティーに白馬に乗った王子様は現れません」
この一文がこの本の第1章に記載されていて、とても印象に残っていました。
そんな人、いるわけないじゃん!!と思いつつも、そういえば私もオフ会で最初の方は運命の素敵な人に出会えるんじゃないかとメルヘン全開なことを考えていました。
この本はそんな幻想を打ち破りつつも、現実の恋愛だって意外と悪くないと思わせる不思議な魅力がありました。
私はこの本を恋活・癒し活中のレズビアンに勧めたい。
著者は芸人の横澤夏子ですが、この人は結婚にたどり着くまでこんなに努力したんだと純粋にびっくりしました。
傷つきながらも真剣に相手を探すさまは勇気をもらえましたし、芸人さんが書いた本なので笑えもするし感動もするし共感もしました。
友人との対談も載っていたんですが、良い女性って必ずしっかり者で優しい女友達がいるんですよね。
自分が間違っている時は愛情を持って注意してくれる友達って本当に素敵だと感じました。