ホストクラブオフの記事みたいに過激な内容も書きますが、今回はオフ会の楽しい面ではなくレズビアンたちが抱える闇について語っていこうと思います。

 

この2年、オフ会で色々なレズビアンたちと関わってきましたが、一番感じたのは女性の貧困問題の支援のしづらさでした。

公務員の子はいいんですが、不景気になると余計に女性は生活の安全が脅かされると思います。

 

レズビアンたちが30歳を境に男性と結婚していく人が多いのは女性同士の恋愛が経済的不安や社会的な不安を抱きやすいという理由も影響しているのではないでしょうか?

非正規雇用の友達は不安に感じたり、正社員になるために頑張っている子もいます。

 

ただ、正社員で頑張って働きすぎてうつ病になった友達もいるので、正社員でいることだけが正しいことだとは思えなくもなりました。

頑張って入った会社だからやめたくない。やめてもここより条件がさらに悪くなってしまうかもしれない。

無理と我慢を重ねた結果、心も体も壊してしまっては本末転倒なんですが、彼女たちが将来の恐怖心から懸命に働いていることがわかるのでやるせない気持ちになります。

 

この2年、どうすればレズビアンたちの心身を保ち、経済的にも安定できるのか、考えてきました。

色んな分野の本も読み、自助グループをやったり、ブログやYouTubeラジオで発信してみたり、起業・副業オフで会社員以外の道を模索することも検討してみました。

 

みんなを助けたいと思って始めたことでしたが、本当に助けられたのは私の方です。

今まで本当に自分のことばかり考えて生きてきたのだと気づきました。

 

世の中にはこんなに困っている人がいて、声を上げることすらできない。恥ずかしいと感じて、隠してしまう。本当は声を上げることも隠さなければいけない社会の方がおかしいのに。

 

私はずっと社会的な支援は優秀な法律家たちがやるものだと思っていました。

私がやらなくてもそういった人たちが頑張ってくれる。自分には縁遠いものだと思っていました。

 

そういった無関心と他人事に考えてしまうことがいけないし、気を悪くしないで欲しいのですが、私も時間や経済的に余裕があり、支援をすることで救われる人がいることに気が付きました。

大抵の人は働きながらこういった活動には手が回らないのだと、オフ会で色々な人と接するうちにわかってきたからです。

 

実家を頼れない、頼りたくないフェムオフはそういった声を少しずつでもみんなが表現できる場所が必要だと思ったので初めてみました。

 

どんな立場や境遇の人も否定されずに話ができて、他人に話すことによって何か解決方法が見つかるかもしれない。

今すぐには見つからなくても、将来的に見つかって、その情報を共有できれば少しずつレズビアンの未来を明るくできると思っています。

 

今まで生活保護関係や就労支援の勉強は全然してきませんでした。

他の法律家がすればいいと考えていたからです。

私はそのことを最近になってようやく恥ずかしいことだと思うようになりました。

 

せめて概要を把握して、適切な支援場所につなげられるだけの知識は身につけていく必要があるのだと思います。

色々な勉強をしたいので、YouTubeラジオは近々やめようと思っています。

 

オフ会で無理に笑ったり、色々なことを隠さなくて済んで、ちゃんと相談したいことが誰にも否定されずに受け入れてもらえる場所が必要だと思います。

よかったら、私のオフ会に来てみませんか?

いつでも歓迎します。