ゴールデンウィークですね。
街は混雑しているのかな?
私は、図書館から借りた本を斜め読みしています。
先日、久しぶりに友人と会いました。
ドリンクバーの前の席を陣取り、マシンガントークで大盛りあがりの楽しいひと時を過ごしました。
最近の私に足りてなかったのは、これこれ
日頃の話し相手は、高齢の父が95%以上。
会話のキャッチボールというより、父からのノック状態。
エラーをしたら大変。
あえて違うボールを投げで気をそらそうとしようものなら、そこから仕切り直しで始まるので、ただただキャッチしたボールを横に受け流すイメージ。
ですが、それを上手にやるには、まだまだ修行が足りません。
耳が遠くなってきところに、ジェネレーションギャップも手伝って、トンチンカンな会話が多発しております。
カレー、加齢、華麗
ひとまとめに「カレーライス」に変換されてしまいます。
ついでに私は、新潟なまりの父の言う「魚のカレイ」を「カレー」と間違いがち。
「昨日食べたカレーはね〜」
あーでこーでと説明を聞いて私の頭に浮かんだのは、エビフライの乗っかたカレーライス。
でも、父が実際に食べたのは、カレイの素揚げでした。
この前は、
「俺は、もうカレーライスは食べない!」
と、謎の宣言があり、理由を聞いたら
仲間で集まった時に
「年寄りはカレーの匂いがするらしいから気を付けよう」
という話し合ったそう。
それって、加齢臭ですよね。
父に確認してみたところ
「だから、カレーの匂いだろ!」
と、返ってくるばかりなので、説明するのは諦めました。
うまく行かない伝言ゲームの最高被害者は、素直に受け取った高齢の母。
「週一で作りたいくらいなのに、カレーライスは食べないって言うから、手抜きご飯考えるの大変。シチューならいいのかな?」
と、ぼやいていたのを思い出して、母にも連絡しておいたら
「また、カラーライス食わされるようになった!」
と、翌日ブーブー聞かされますが、カレーライスの日は母からメールが来るので、準備万端で華齢にスルーしています。
別の日のこと。
帰宅する時間が近づくにつれて、深いため息を連発するようになった父に声をかけたら
「夕飯はカレーライスなんだろ?お母さんから連絡あったんだろ?俺は嫌なんだよ」
はて?
そんなこと言った覚えはないわよ。
そして、その日の会話をグルグル思い巡らせたところ、何かの話の途中で
「そういう時は華齢にスルーするのよ!ってお母さんも言ってたよ」
と、私が口にしたことを思い出しました。
「華齢にスルー」と「カレーにする」
たしかに似てますけど…。
夕飯の話題しなかったよね?
と、わざわざ説明する気力は無く、その場で母に電話で夕飯の献立を聞いて伝えたら、元気に家路につきました。
父の言いたいことが私に伝わってないバージョンも多発しているはず。
カレイは、たまたま気が付いただけで、きっとほんの一角。
ゴールデンウィークは、ゆるゆる読書を楽しんで、ボキャブラリーも増やしたいな。