ごきげんさまです。
やましたひでこ公認断捨離®︎トレーナーの
義永直巳です。
今日もお立ち寄りいただき
ありがとうございます。
昨日は午後から京都芸術大学へ。
日本芸能史の講義を聴講に行ってまいりました。
時間があったので学生に混じってコーヒーを飲む
昨日は「落語」でした。
桂吉坊さんが、
そもそも落語ってどんな芸能なのか、
東京(江戸)の落語と上方落語の違いについて
などわかりやすくお話しくださいました。
今回の日本芸能史のテーマが
「世界文化の中の日本文化」ということで
実演してくださったのが「死神」という演目。
そもそも、日本には死神という神様はいない
というお話から。
疫病神や貧乏神はいても「死神」は存在しないと。
そういえば死神という神様は聞いたことがないな。
死神は西洋の文化から来たものだというお話でした。
今や古典落語となっている「死神」というお噺は
幕末~明治の落語家、初代三遊亭圓朝が
グリム童話『死神の名付け親』をベースに
作ったそうです。
そこから200年以上、多くの噺家によって
語られているようです。
圓朝作『死神』のあらすじは
借金ばかりの男の前に死神が現れ、
「お前とは深い因縁があるから」と
金儲けの方法を教えます。
それは、呪文を唱え病人の足元に憑いている
死神を消し去るというもの。
ただし、死神が病人の枕元にいる時は手出し禁止。
呪文は「あじゃらかもくれん キューライス
サマルカンドは西の果て」
(この呪文は語る人によって変わるようです)
言われた通り医者の看板を掲げるや否や
あちこちの大店に呼ばれ、呪文を唱えるだけで大儲け。
しかし、根が不真面目な男は、稼いだお金で遊び呆け、
口うるさく愚痴を言う妻を息子と共に
お金を渡して追い払い、
浮気相手と旅に出て、あっという間にすっからかん。
再び医者の看板をあげると、
今度はどこに行っても死神は枕元。
そのうち、あの医者が診ると死んでしまう
という噂がたち、客足が途絶えます。
ある大店の番頭がどうしても助けて欲しいと
男に懇願するが、死神が枕元に立っているので
助からない、無理だと断ります。
ひと月だけで良いからと一千両の大金を積まれ
それでも無理だと断りますが、
引き下がらない番頭に押されながら、
男はあることを思い付きます。
死神が夜中に居眠りをしている間に
布団を半回転させて、死神が足元になるように
向きを変えたのです。
そして、素早く呪文を唱えて2回手を打ち、
死神が消えました。
すると大店の旦那は息を吹き返し、
男は莫大な報酬を手に入れます。
翌日、死神が現れ、男を無理矢理
地下の洞窟へと連れて行きます。
そこには何万もの火が灯った蝋燭がありました。
一本一本が人間の寿命というのです。
死神は今にも消えそうな一本の蝋燭を見せ、
「これはお前の蝋燭だ、
お前は病人と自分の寿命を入れ替えたのだ」
と説明します。
驚いた男が助けを乞うと、
火が消えかけた別の蝋燭に
火を移すことができれば助かると言われ、
震える手で蝋燭を移し替えます。
大急ぎで地上へ戻り、地下に出る
洞窟の入口の扉を開けた途端…
強い風が吹き、男が持っていた蝋燭の火は消え、
地下の蝋燭も全て消えてしまうのでした。
オチの部分は、噺家さんによって様々だそうで、
火を移し替える時に自分の汗で消してしまう
自分の息で消してしまうなどいろんな
パターンがあるようです。
いずれにしても、男は生きたいと思いながら
寿命を果たしてしまうというお話です。
今回の、全ての蝋燭が消えてしまうというのは
なんとも現代の世相を表しているようで
心にずしんと残りました。
余韻が半端なくて…
そして、この死神がいつもニコニコと
笑っているのが恐ろしさを倍増していて、
恐怖感を煽る演出だったなぁと感じたのでした。
一人の男の欲のために、
全ての人の命が消えてしまうなんて、
笑えないお話。
だけれど、これがリアルかもしれません。
人間のお金や命に対する執着は
いつの時代にも消えることがないのだと思いつつ
現実の状況を見ると、
なんだか、人ごとじゃないなぁと思うのです。
落語は業の肯定を語るもの。
断捨離も業を否定せずに向き合い、
解決していくところは通じているようです。
ちなみに、この「死神」という落語は
歌手の米津玄師さんの歌にもなっているそうです。
鴨川は紅葉が美しいです
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