ごきげんさまです。

 

やましたひでこ公認断捨離®︎トレーナーの

義永直巳です。

 

今日もお立ち寄りいただき

ありがとうございます。

 

「職場の断捨離」シリーズ4回目は

時間外勤務の断捨離奮闘記(その2)です。

 

これは、書籍「職場の断捨離」に書かれている職場での実践。

当時のブログを紐解きながら再度こちらに掲載しております。

 

元のブログはこちら↓

時間外勤務は総量規制や最適化が必要

ということから

断捨離の知恵を使えないかと思った取り組みですが、

書類は整理したものの、

すぐに効果が現れるものでもなく、

他に、どんなことをしていけば良いのか

と手探り状態の私でした。

 

断捨離はまず現状認識からすることに。

 

ダイヤオレンジ事務所の様子を見て…

 ・事務所が雑然としている

 ・書類の整理ができてない

 ・事務用品置場が乱雑

 ・使用簿の書き方がバラバラ

 

ある意味自由だけど…まるで無法地帯

 

ダイヤオレンジ勤務時間外にどんな仕事をしているのか

  職員の行動をつぶさに観察

 ・夜遅く電話してる人が多い

  →誰に電話しているんだろう…これ必要かな?

 ・職員同士、話をしてる

  →時間内で話ができないのかな…これ必要?

 ・黙々と記録をしたり、事務作業をする人は

  意外と少ない

 

面接や訪問など人と接する仕事を終えて一段落

誰かと話したい気分になるのはわかる。

でも…必要なのかな。

そんな疑問が沸々と湧きます。

 

ダイヤオレンジ職場の人たちはどう思っているのかな?

 アンケートを取ってみました。

 

「なぜ、この職場の時間外が多いと思うか」という質問に

・この職場の文化だから

・残業の基準が曖昧

・残業をなくそうとリーダーシップをとる人がいない

 

という意見が多かったのです。

 

文化というのは「変わらない」と諦めている気持ちの表れ

基準はマニュアルがあればそれに従うという

主体性のない意見

リーダーシップを取る人がいないというのも

自分軸ではない。

 

忙しすぎて考えることも面倒になっているのかも。

そう思った私は

職員会議でみんなに聞いてみた。

 

ところで、

皆さんは早く帰りたいと思ってる?

それとも、

仕事が楽しくて仕方がなくて、

もっと仕事をしたいと思ってる?

と。

 

仕事が楽しくてもっと仕事がしたいなら

それを止めるわけにはいきません。

 

でも、ほとんどの職員が

「早く帰りたいです!」

言ったのです。

 

 

帰りたいなら早く帰ればいいのに

と思うのですが、

「帰りたいけど帰れない」

と言うのです。

 

他の人が仕事をしているのに申し訳ないという

チームワークなのか遠慮なのか同調圧力なのか

そんなものが「文化」として

根付いているようにも思えました。

 

よく考えると断捨離でも

「モノを捨てたいけど捨てられない」

と言う人がいます。

捨てられるようになるためにはどうすればいいのか

と考えるように、

 

「帰る決断ができるようにするために

何をすれば良いのか」

 

それが私の課題になりました。

 

*職場の断捨離の続きは11/30以降に投稿します。

 

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