ごきげんさまです。
やましたひでこ公認断捨離®︎トレーナーの
義永直巳です。
今日もお立ち寄りいただき
ありがとうございます。
早朝は曇り〜雨でしたが、
昼前には晴れてきました。
満月もきれいに見えています。
今日は朝から街の中を西から東へ
北から南へと歩き回っていました。
その途中、四条大橋から鴨川を眺めると…
鴨川の床の撤去工事が始まりまっていました。
来年の5月までは床のない風景に変わります。
今日は午後から京都芸術大学で
日本芸能史の講義を受講。
今日は「日本舞踊」について
藤間流宗家の藤間勘十郎さんが講師でした。
毎回、講義の冒頭に、
前回の講義の振り返りをします。
前回は義太夫でした。
「傾城阿波の鳴門 十郎兵衛住家の段」を
義太夫の節をつけて講師の先生と一緒に
語りをしたのですが、
学生さんたちのレポートの言葉が素晴らしい。
日本画を専攻している学生さんは
「言葉と言葉の間の空白の大切さを学んだ。
日本画の空白は何もないのではなく
想像に繋がっていくのと同じ、
義太夫の言葉の間の空白も聴く人の
想像につながるのだと感じた」
と書かれていたそうです。
空白が想像につながっていくという
発想ができる学生さんの読みの深さに
感嘆しました。
断捨離の空間にもつながります。
何もないのではなく、
空間を創造しているということが
分かるというのがすごいです。
今回の日本芸能史の大きなテーマが
「世界文化の中の日本文化」
ということで
西洋の舞踊や音楽と日本舞踊や邦楽を
どのようにコラボしていくのか
ということについて語られました。
対比するのではなくコラボする
という考え方が素晴らしい。
日本の伝統文化は伝統(型)を守りながらも
いろんな文化を取り込み、
融合させてながら発展してきたと
宗家は語っておられました。
日本舞踊にも80くらいの型があり
その情景に合わせて型を組み合わせて
踊っているのだと。
型とは言っても形を正確にするだけでなく
そこに性根という気持ち、心情が
入っていかなければ踊りにはならない
と話されていました。
講義の中で、日本舞踊の歴史や変遷とともに
宗家が実際に踊って実演されたのですが、
「鷺娘」という舞踊に邦楽と西洋の音楽を
合わせて踊るという
とてつもなく素晴らしいものを
見せてくださいました。
「鷺娘」というのは映画「国宝」で
小野川万菊(田中泯)の舞踊のシーンがあり
若い喜久雄が「バケモノや」と言った
あの舞踊。
最後に喜久雄が雪の中で踊るあの舞踊です。
鷺娘のストーリーについても
説明してくださいました。
とある男女がいて、
男が他の女と結婚することになった。
それを知った女は白無垢の衣装を着て
雪の中に佇んでいる。
裏切られた悔しさや恨みを思ううちに
鷺のような姿になっていく。
女は地獄の業火に焼かれ
どうして私がこんな仕打ちを
受けなければならないのかと
切なく舞うのです。
鷺のように羽ばたいて苦しみ狂っていく
というお話のようです。
ただただ切なく儚いお話です。
そんな話を聞いた後で宗家の踊りを
拝見しました。
最初は長唄に合わせて素踊りで。
袴姿なのに、その情景が思い浮かび
切なさが増します。
次は、全く同じ踊りを
ビバルディの四季から「冬」の音楽に
合わせて踊られました。
全く違和感なく
この音楽のために作られた
舞踊ではないかと思うほど
音楽とピッタリ合っていました。
しかも、その切なさが胸を打つのです。
宗家によると、
長唄よりもビバルディの方が
気持ちをより強く表現していたと言います。
日本の伝統芸能というのは
外国の文化も最も簡単に融合してしまう
そんな鷹揚さがあると言います。
日本の伝統芸能の根底に流れる
「性根」(心、気持ち、心情)の部分は
必ず通じているという確信が
あるからなのでしょう。
音楽や踊りの上手い下手の分かれ目は
技術よりも気持ちの部分が大きいと
おっしゃっていました。
そういえば、三代目猿之助が
「感動」があるから芸術なのだと
おっしゃっていましたね。
人を感動させるためには
心を動かすだけの気持ちが必要
ということなのでしょうか。
型を大切にしながら、
他のものと融合していく
それが日本の伝統芸能が
発展してきた理由だとも
言えるのでしょう。
融合せずに小さくまとまっていては
廃れていくだけ
という危機感や感性を持っているのが
優れた芸術家なのだと思いました。
それにしても、
日本の伝統芸能の底力を
見せつけられたような気がしております。
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