ごきげんさまです。
断捨離トレーナー・インターンの
よしながなおみです。
今朝も早起きしてお散歩
今日はちょっと長めに歩きました。
相変わらず暗い…
阪神淡路大震災を経験しなかった関西人
1995年1月17日
この日私は、
日本で大きな地震があったことを
日本から遠く離れたアフリカで知りました。
当時、私は青年海外協力隊で
アフリカのタンザニアという国にいたのです。
関西人なのに震災を知らないなんて…
その時の恐怖も混乱も
私は何も経験してないのです。
震災のことを知らせてくれたのは
日本人ではなくタンザニア人でした。
彼らの情報源はラジオです。
電気も水道もない小さな村に私はいました。
日本人のプロジェクトで働いていて
事務所には無線もありましたが
いち早く震災のことを知らせてくれたのは
タンザニアの人でした。
ナオミ、日本が大変なことになってるぞ!
家族は大丈夫なのか!
と教えてくれました。
何が起こったのか?と聞くと
”Matetemeko makubuwa”
と言うのです。
そんな単語聞いたことがない
一体何が起こってるんだろうと
短波放送のラジオジャパンを聞くと
「関西地方で大きな地震が発生
死者は何千人」
というニュース
聞くたびに死者の数が増えていく。
matetemekoというのは
「地震」というスワヒリ語
ということを知りました。
(kubwaは「大きい」の意味です)
そのうち、事務局から
家族の安否の知らせが入りました。
この地域(私の任地)の隊員の家族は
全員無事が確認されました
と。
それでも、淡路島から海を挟んで対岸に
実家があるので
家族からの便りがあるまでは
本当に無事なのかと心配しました。
家族が無事だったと職場の仲間の
タンザニア人らに伝えると
良かった〜!
と自分の家族のように喜んでくれました。
タンザニア人の心の豊さに学ぶ
タンザニアの人たちは
本当に心が豊かです。
遠い遠い日本で起こったことなのに
こんなに気にかけてくれる人たち。
国内のニュースだけでなく
海外のニュースを聞いては
色々と想像を働かせる人たち。
見たこともない国のことなのに。
私たち日本人は、
こんなに情報の手段があって
いろんなことを知ることができるのに
自分の国のことだけ
しかも取るに足らないような
一部のニュースに一喜一憂している。
世界の国々の人たちの
暮らしのことも知らないし
知ろうともしていない。
何だろうこの違いは…
ずっとそんなことを思っていました。
震災のニュースに触れ
28年前はタンザニアにいたなぁ
と思いながら、
大事なことを思い出しました。
タンザニアはモノが少なかった
ということです。
水道や電気がないので
テレビとか便利な電化製品は
ありません。
その代わりに
夜になると虫の声がBGMとなり
空には満点の星
昼間はどこまでも遮ることのない
緑の草原が広がり
地平線が丸く見える。
夕日が見たこともないくらい
大きくて
自然の偉大さを感じさせてくれる。
夕日を見るたびに
この国に来て良かった
と思っていました。
まさに
ミュージカル、ライオンキングの世界
でした。
生活は過酷ではあるけれど
いろんな技術が進化した国とは
違う感動が日常にある。
動物や植物と人間が同じレベルで
自然界に存在していることを
思い知らされるのです。
モノが多いのが幸せとは限らない
お金があることが幸せとは限らない
あの頃から
そのことに気づいていたのですね。
気づいていた
というよりも
気付かされた
という方が正しいかも知れません。
全ての道は「断捨離」に通ずる。
私の生きてきた道を振り返ると
至る所に
断捨離への布石が
敷かれてるのです。
モノが減ると運が増える
ひでこ師匠の新刊です
私の断捨離®︎メールレッスン 溜め込み部屋からの脱出の購読申し込みはこちら
※メルマガに登録された方は、こちらも配信されます。
スマホの方はこちらから↓
知らない方も多い
実は、こちらに我が家の
ビフォー&アフターが掲載されています。
溜め込みの様子がよくわかります
#PR_amebapick