BRAHMAN Tour -slow DANCE HALL-
12月6日 大阪オリックス劇場
去年見たライブですが、ツアーファイナルのこのタイミングでアップしました。
一昨年の1月以来のブラフマンです。
去年行けたことで、18年連続でブラフマンを見る記録が途切れませんでしたw ってハワイアンの時も同じようなこと書いたなw
オリックス劇場、厚生年金会館の時に奥田民生で来た以来、それはブログやる前の事なので13、4年以上前のことになりますかね。
座席でライブを見ること自体はハイスタ城ホールや、徳島であったので珍しくはないのですが、全席指定の会場でブラフマンとなると不思議な感覚になりますね。
逆にライブハウスと違って待ち時間座って待てるし、着替えもしなくていいし、年のせいか体も楽だなと思ったりもしたww
席に着いて待ってると、注意事項のアナウンスがあって少ししてから暗転、ライブが始まります。
ステージの前に薄いスクリーンがあって、スクリーン越しにブラフマンのメンバーの姿が見えます。
フロント3人のTシャツが白で目立ってましたw
ブラフマンのメンバーはだいたい黒系なことが多いから白って珍しいなと思った。
暗転して霹靂で始まりました
スクリーンには雨が降るような映像か流れ、サビになりと稲妻の映像になりすごい迫力
まさに雷の呼吸、霹靂一閃って感じでしたww
鬼滅の刃遊郭編も前の日始まったということで
雨が降ったと思ったら上へ上がって行ったりする場面もありました。
曲が終わると、ここでいつもの登場SEが流れます。
登場SEに合わせ、大きなスクリーンに流れる映像、SEが終わると次は空谷の跫音、そしてOneness。
後ろからオレンジのライトに照らされ、ロンジの姿がスクリーン両端に浮かび上がります。
次は俤。
これは久しぶりで聴けるのが嬉しかった
ライブで聴けるの超克のツアー以来かも。
この前のツアーは行ってはないのでSlow Danceに付いてたライブ映像で見たのですが、そこではゆっくりの曲ばかりでしたが、今回はBEYOND、SEE OFFみたいな本気の激しい曲はないものの激しい部分のある曲は何曲かありましたね。
座席だから少し激しい曲があっても大丈夫だろうということでしょうかw
そして次も激しいところがあるA White Deep Morning
霧に霞む森林の映像が流れる。
曲に合った映像、しかも美しい映像に見とれてしまいそうになりました。
映像的にはA White Deep MorningというよりもIn The Deep Forestな感じにも見えましたがww
ここの曲の途中でステージ前のスクリーンが開き、そこでほぼ座ってた客も一斉に立ち上がります
其限になるとトシローもステージを端から端への動きが出てきます。
そこで気付いたことがあって、コロナ前のライブではトシローのマイクはコードレスだったのですが、このツアーではコードのあるタイプでした。
客の上に飛び乗ったりすることがないからコードがあってもいいのでしょうw
鼎の問になると、海の映像が。
この曲を聴きながらちょっと前に見たYouTubeの動画を少し思い出しました。
カシオペア号という豪華寝台列車が常磐線経由で上野から青森まで行くという動画で常磐線沿線の景色が紹介されてました。
場所によっては、復興が進んで新しい建物が建ってる所もありました。
常磐線自体も原発の影響でつい去年に全線復旧したばかりでした。
そしてまだ人が住めない地域もあると紹介されてました。
家は建ち並んでいるものの誰も住んでいないという状況。
街の復興は人の手でなんとかしていけるけど、放射能は人の手ではどうも出来ないんだな、ここに人が住めるようになるまでどれぐらいかかるのだろうか…などということを鼎の問を聴き、映像を見てふとそんなことを思ったりしてました。
ナミノウタゲでは漁や養殖をしている様子の映像が流れ復興への力強さを感じてました。
ANSWER FORでは後ろのスクリーンに歌詞の文字が浮かびあがっては下へ落ちていくような映像が流れます。
改めて歌詞を文字で見ると、すごく文学的に見えましたね。
こんな歌詞を20代で書いてたと思うとすごいことだなと思った。
そして今夜。
前の日は高崎でジーフリーク主催の山人音楽祭が行われてて、そこにOAUとMONOEYESが出てたのですね。
ということで高崎から大阪まで細美さんを連行してくれないかと期待してましたw
もちろんそんなことはなく(笑)トシローのみが歌う今夜でした
「次はもっとそばにおいで」ってとこではトシローもステージの前のほうに出てきます。
「そばにおいで」というよりも自分から客の中に飛び込んで、もみくちゃになるような近い距離でライブをしたいというように聞こえました。
そしてこれも久しぶりに聴けて嬉しかったFAR FROM
後ろのスクリーンに大きなリアルな魚が2匹泳ぐ映像が流れます。
ナマズフナ魚に詳しくないので分かりませんがおそらく淡水魚であろう魚が泳ぐ映像がなぜ流れたのか分からず、久しぶりに聴けたFAR FROMなのについ魚に目が行ってしまってたw
しかも曲のテンポが上がると魚の動きもちょっと早くなるしw
しかも2匹の魚がくるくると回ってサークルモッシュみたいになってるしww
最後のサビで一匹が崩れて落ち、アウトロではもう一匹も崩れて、どういう意味なのかめちゃくちゃ気になって曲どころではなくなってしまったww
でも曲の終わり方がかっこよかったところははっきりと覚えてます
と、いうところでステージ前のスクリーンが下りてきて、エンディング映像のような映像が流れてからSLOW DANCEのイントロが流れます
この民族音楽のようなギターの音がかっこいいんです
スクリーンの映像と相まってすごくかっこよかった
そこからシングル2曲目の旅路の果てへ。
アイドルパンチのジローやブッチャーズの吉村さんタイトラの松原さんなど多数の写真の映像が流れると、こういう意味の歌詞だったのかと改めて思い目頭が熱くなりました。
そんな旅路の果ての後はラスト新曲でした。
サビは今までのブラフマンにないような楽しい感じ、ハワイアンで言うとWonderとかRevolution的な感じの曲で「今日のブラフマンも最高だった」と思いながらライブを終えるのでした。
メンバーも深々とお辞儀をしてステージを去っていきました。
アートマンみたいに激しく終わるのもかっこいいけど、こうやって静かに終わるのもかっこいいなと思いました
今後またギュウギュウのライブハウスでめちゃくちゃになりながらのライブをやれるかは分かりませんが、もしそういうライブが出来るようなご時世になったとしても、たまにはこういう静か曲の見せるツアーをしてくれるのも有りかなと思ったりしました
ライブを見る前はコロナ禍だから密になり暴れられないため静かな曲のみのライブしか出来ないというイメージだったのですが、実際ライブを見るとブラフマンはこういう見せ方のライブも出来るんだという発見が出来たように思えました。
とにかく「オリックス劇場でブラフマン優勝や~」と言いたくなるライブだったということです
セットリスト
霹靂
空谷の跫音
Oneness
俤
A White Deep Morning
其限
汀に咲く
Last War
鼎の問
ナミノウタゲ
ANSWER FOR…
今夜
ARRIVAL TIME
Far From
Slow Dance
旅路の果て
新曲(DANCE HALL)