KOBE太陽と虎10周年MUSIC ZOO WORLD-ライブハウス編-
【1.17満月のつどい~阪神大震災から25年~】
BRAHMAN × ガガガSP
1月17日 神戸 太陽と虎

このライブの情報を知ったのは去年12月のハワイアンガタカのことでした。
ライブ後、友達と話してると横にいた人がスマホを見て「ヤバい」も盛り上がってました。
人のスマホを覗くようなことはしないのですが、つい目にブラフマンタイトラの文字だけは入ってきたので、自分のスマホで調べてみるとこのライブの情報が出てて、一緒に話してた友達と「これはヤバいこれは絶対行かないと
」と盛り上がったもののチケット取れず
気持ちをメロディックコースターに切り替えてた時、チケットの神が現れてこのチケットを譲って貰えることとなりました
ほんと感謝しかないです
ゴキブリVS鬼とも言われてる(笑)このツーマン、1月17日に神戸で見れることに感謝しつつ楽しんで参りました。
まずはブラフマンから
いつもの登場SEにのってマコト登場
後ろのほうにいてよく見えてなかったのですが、マコトだけがステージに出てきてて、ベースを弾き始めてベースの音がグォングォンと唸ります
ベースの音が鳴りはじめてからコーキ、ロンジが登場するといういつもと違う感じに「これは何」と。
これはもしやあの曲では...とドキドキしてるとトシロー登場
やった曲は晴眼
去年はアートマンが二回も聴けたり、ファンダンゴのセトリといいすごいものを見せてくれたのですが、今年も一曲目から晴眼が聴けるとは嬉しすぎます
そこからAFTER、賽の河原と盛り上がりが激しくなり、久しぶりにSpeculationが聴けて嬉しかった後にSEE OFF
さすがこの曲は激しすぎる
さらにBEYOND
そこからの不倶戴天
トシローに「ギター」と言われてコーキがタイトラ名物のお立ち台に上がりギターを弾く
さらに頭の後ろで背面弾きも見せてくれて盛り上がりますw
ブラフマンでこういうのって珍しいなと思いつつコーキのギターに見とれてました
Causationも久しぶりに聴けたような、そしてこういう日に聴けるFibsも良かったと思いつつ次は雷同
大抵2~3曲目にやってライブの勢いがつくようなイメージがあるのですが中盤あたりにもってくるのも面白いなと思ってるとさらに警醒をさらに畳み込んでくる
いつものように鬼退治の時間となりますw
いいタイミングでジョニーがトシローにマイクを向けられてた
トシローが客の上のまま鼎の問。
後ろのほうまで運ばれてきて、自分のいた場所からだと見上げるとトシローがいるという超絶景スポットとなってましたww
トシローに向かって無数の手が伸びる光景、曲が終わるとステージの方向に戻るトシロー、途中ミラーボールを触りつつステージに戻ってたw
ここでMC。
もちろん今日1月17日ということについて話し始めます。
「みんなも俺がいちいち説明しなくても1月17日がどういう日か分かってると思う。」とトシロー。
「今日1月17日は…嫁の誕生日。」とwww
昼間Twitterを見てると1月17日はりょうの誕生日だという情報を知ったから絶対そうくるだろうと思ってたからつい「やっぱりか。」とつい口にしてしまったww
「誕生日どうする?」とりょうに言われて「ライブが入ってる。」と言った後沈黙が続いたらしい
誕生日や結婚記念日にはライブを入れないようにしてるらしいのですが「今日は仕方がないか。」と言ってた。
去年の1月神戸のワールドでMUSIC ZOO WORLDというフェスが二日間開催されました。
「二日目に10-FEETやらSiMとかかっこいい系のバンドが出て、一日目の面白い系のバンドが出てるほうになぜか俺たちが出て。」とww
確かになぜブラフマンがそっちと思ったけどねw
そして他に出てたバンドが「キュウソネコカミ」「四星球」「クリトリックリス」「ヤバT」とかバンド名を言うたびに笑いが起こってたw
そんなバンド達もブラフマンをどう扱っていいか分からずブラフマンが浮いてたらしいw
でも「一日目に出て良かったと思ってる。」と、ちょうどその日に松原さんの容態が悪くなり救急搬送されて、トシローも病院に駆けつけられたとのこと。
そこでトシローと会えるのが最後かという覚悟があったみたきでトシローにあるお願いをしたみたいです。
「声が枯れようが、何があろうともこの歌だけは歌いきってほしい。」と言われたらしいです。
そしてもう一つ「ガガガSPと仲良くしてほしい。」ともお願いみたいですww
だから今日こうやって顔を付き合わせてライブが出来たと言ってました。
「もし目の前に死神が現れていつ死ぬか宣告されたら」と話出すけど、「死神って、見た目はSiMのMAHみたいな感じの」とかいらない説明をするww
「たとえあと50年で死ぬと言われても短いと思うだろう。それがあと3日と言われたらパニックになるだろう。あいつはそれを生きぬいて、それを越えてもさらに生きぬいて。」
余命を宣告されてもさらに何か新しいことをしようとする力ほんとにすごいなとしか言えないですね。
もし自分があと何日かで死ぬと分かったらどうなるだろうかと考えると…もう死ぬと分かったらハワイアンのライブを全部行き倒すかもw
さすがにそれはないとは思いますが
「俺もいずれはそっちに行くことになるから待ってて欲しい。俺たちが歌えるライブハウスを作って待ってて欲しい。」というところで満月の夕。
ここでコザック前田登場
トシローと一緒に歌います
おそらく松原さんが一番喜んでいるでしょうね。
コザックはガガガバージョンの歌い方だったので多少揃ってないような感じにも思えたけれど、それも味と思いました。
曲が終わってトシローとコザックが抱き合うところもいい光景でしたね。
そういえば5年前にソウルフラワーユニオンとブラフマンのツーマンに行った時に満月の夕をやったのですが、その時にはガガガSPバージョンをディスってたのでそれを考えるとすごい光景だなと思った。
そしてトシロー「隣でごちゃごちゃと言われようが今日はあいつに呼ばれて、ガガガSPがいて、みんながここを選んで来てくれて
、だから俺たちがここに立っている。」と言ってから「昨日ではなく、明日ではなく、生きるべき…ラスト、今夜。」と言って今夜に入っていくところも感慨深くてなんとも言えなかった。
でもそこでちょっとだけ細美さんが登場しないか期待してしまったww
セットリスト
晴眼アルウチニ
AFTER-SENSATION
賽の河原
Speculation
SEE OFF
BEYOND THE MOUNTAIN
不倶戴天
Causation
Fibs in the hand
雷同
警醒
鼎の問
満月の夕
今夜
そしてガガガSPです。
登場していきなりのMC。
コザックさん、近所の小さいお寺で手を合わせてきたみたいです。
大きなお寺だとマスコミが多くて「どんな心境ですか?」とインタビューされて「心境そんなもん知らんわ」となるやりとりがうっとうしくて小さなお寺に行ったらしいw
1月17日は静かに過ごしたいからライブを入れてなかったみたいなのですが、今日はブラフマンとのツーマンだからライブをすることになったと言ってた。
それが11月にブラフマンがオッケーしてくれたから決まったのですが、「8月ぐらいにオッケーしてくれたらええのに急過ぎて困る。」とコザックさんw
去年のMUSIC ZOO WORLDでブラフマンと満月の夕のコラボすることになったのも急に言われたから準備をするのが大変だと言ってたww
ガガガSPは2003年に長田でフリーライブをやって、ちょうどその時に満月の夕が発売されるタイミングだからやったのですが、そこが偶然にもソウルフラワーユニオンの中川さんが震災の時に満月の夕を作った場所だったということを後に知って驚いたと言ってました。
そして今日ブラフマンとツーマンをする日にまた偶然にも中川さんが神戸のFM局のKISS FMに生出演中ってことでトシローが中川さんに電話をしたらしい。
「出ねえな」とトシローが言ってたけど、ラジオに生出演中だったら出れないでしょと言われてたww
なのでLINEをして、そしてコザックに「中川が来たら教えろ。」と言ったのですが、来ず
そしたらトシローがスマホを見せてきたのですが、そこに「長田の友達と飲んでます」と書かれてたそうですww
ハートマークってw
ということで「満月の夕原作者の中川さんは長田の友達と飲んでるので来ませんでした。」とのこと。
原作者って漫画じゃないんだからww
というところから一曲目から満月の夕
ガガガSPをよく聴いてた時期があったのですが、満月の夕が出たあたりはまさにその時期でしたのでよく聴いてました
コザックさんはコラムを書いてたことがあったのですが、そこでロッキンオンの1万字インタビュー受けるやつはアホだと書いたらしいです
そしたらちょうどそれを書いた後の1万字インタビューがブラフマンだったらしい
その後ブラフマンがライブが神戸であった時にトシローが松原さんに「コザックってどんなやつだ会わせろ
しばいたる
」と言ってたらしい
コザックの知らない所で騒動になってたらしいのですが、なんとか和解したとのことですが、コザック「和解と言っても喧嘩をした訳じゃないんやけどな。」とw
そしてその松原さんの話、脳死状態だった時、近い関係者しか会えない状況でしたがコザックが会いに行ったら、脳死状態なのに人が入ってくるたびに起き上がったと言ってた。
それだけ礼儀正しい人なんだなと言ってました。
ほんと松原さんってすごい人なんだなと思うばかりです。
そして1月17日というのことで阪神大震災の話もします。
震災から25年も経っている、その時に生まれた子が25歳になると言った後に場内を見回して「ここにいるのは25歳どころか30代、40代か。」と言われてしまったw
「でも30代40代は元気やな。若い時は『朝までカラオケ』やったからな。」と、さらに「ちょっと前に10代の人がたくさんいるライブで出たけど元気なかった。」とか言ってた。
曲はほうは問題ない、このあたりもよく聴いてました
あと、国道二号線あたりもほんと上がりますね
「君よ幸せになれと歌ってるけど、彼女にフラレてこの曲を作った時は『地獄に落ちろ』と思ってたけど、40になってほんとに『幸せになれ』と思うようになった。」と言ってました。
それはともかく、自分の中では青春爆発な感じで曲を楽しみました
そして「松原が一番死ぬまで生きてやろうじゃないかやったんとちゃうか。」と言うともちろんやる曲は晩秋
すごい盛り上がりにこれで終わりかと思った人がいて「ワンモー」とか「京子ちゃん
」とかアンコールにやって欲しい曲とかも叫んでる人もいたww
でもまだ終わりではなかったのでコザックに「まだ終わりとちゃうで。」と言われるww
京子ちゃんという言葉が出たことでコザック「この前、京子ちゃんをやったら『これってストーカーの曲なの?』とか言われた。」と言ってたが時代が変われば歌詞の解釈も変わってくるのかなと思った
そんなことがありながらほんとにアンコール。
客みんなで弱男のサビを合唱
メンバーも登場してバスドラムに合わせて一緒に弱男を合唱する
まさにホークスのチャンステーマ状態ww
そこからほんとに弱男をやるとすごい盛り上がり
山本、桑原が歌うパートが終わってからさらに桑原が前に出てきて歌うところすごかったです
そこからさらにダイブしてた
そして最後は「夏やけど冬の歌。」と言い間違えてから「冬やけど夏の歌。」と言い直しますw
ガガガSPの夏の歌と言えば線香花火
最高過ぎる
歌詞の「夏」とところを「冬」に変えて歌ってましたね
フロアの盛り上がりも最高潮になってた
阪神大震災の時には自分は広島県に住んでましたが、それでも目が覚めるぐらいの揺れはありました。
家も六甲山の北側にあるので被害もありませんでしたが、近くで大きな被害があったことは忘れてはならないし、後々に伝えていかなければならないことですよね。
そんないろんことを思いつつライブは思いっきり楽しめました
過去の出来事を考えるとブラフマンとガガガSPがツーマンをやることは奇跡のようなことなんでしょうが、それも松原さんのお陰でしょうねw
1月17日という日に神戸でブラフマンとガガガSPが見れたことはほんと良かった。
そしてチケットを譲って貰えたことに感謝です。
最高のライブ初めになりました
ライブ後にこのライブのステッカーが貰えました