BRAHMAN Tour 2018 梵匿-bonnoku-
3月31日 岡山CRAZYMAMA KINGDOM
ハワイアンのツアーが終わると次はブラフマンのツアーということで久しぶりの岡山に行ってきました。
ブラフマン、前回のアルバムは東北の震災の怒りや悲しみがたくさん込められてたように思えます。
そして今回のアルバムでは前回のアルバムから何年か経ち、震災は悲しい出来事でありましたが、でもそこで出会った人、バンド、そしてそれに伴ったライブや活動を通して仲間になったバンド、そんなプラスの出来事も込められてるように思えます。
あと、ブラフマンのライブといえば他の者が入ることが出来ないぐらいの世界観、雰囲気がありますが、他のバンドメンバーとのセッションっていうのも増えましたよね。
武道館でもいろんなアーティストとのコラボがありました。
今回のアルバムにはそんなゲストのコーラスや演奏も多くありますよね。
いろいろと変化し続けるブラフマン、でも芯はぶれることなくかっこいい曲を聴かせてくれて、かっこいいライブを見せてくれます。
そんなアルバムをライブでどう見せてくれるか楽しみであります
ライブはいつもの登場曲でマコト、ロンジ、コーキが登場
そしてアルバム一曲目の真善美のイントロを演奏、そしてトシローが登場でさらに沸き上がるフロア
この曲のタイトルも漢字自体は難しいものではないもののどう読んでいいか分かりませんでしたww
女の人の名前かと一瞬思ったりもしたw
それはさておき、この曲は曲を聴いてる人、ライブに来ている人に問い掛けるような曲に思えます。
でも、もしかしたらこれはブラフマン自信に問い掛けてるのかなとも思ったりもします。
ある雑誌のトシローのインタビューで見たのですが、ちょうど震災前あたりにブラフマンの活動を休みたくなってレコード会社にもそんな話をしてたぐらいだったところ、東北の震災が発生しました。
その時ブラフマンは一回死んだのだから今度はみんなのためにやろうということで震災直後からいろいろ批判や非難もされながらライブや救援活動が出来たというのを見ました。
もしかしたらこの真善美って曲はこの時の自分達の心境を歌ったものなのかなと思ったりもしてます。
その曲最後の部分ではトシローはフロアのギリギリまで迫り出して客に向かって問い掛けてるようにも見えました。
そして次の曲、雷同のイントロが流れるとてこれから本番と気合いを入れて暴れ出す準備をしてるように見えたフロア
この曲はほんとパッと聴いただけでかっこいいと思った曲
トシロー以外のメンバーも歌ってて、その掛け合いがばっちり決まってるところがいいね
曲が終わると「梵匿ツアー11発目岡山。」と言ってブラフマン始めますと賽の河原
これはもうお馴染みの曲なのでみんな大暴れ
そして「ここに立つ 」から「其処に立つ 」とBASIS
次はEVERMORE FOREVER MORE
震災後に出た曲はカバー曲以外は日本語タイトル、日本語詞ときてたのですが久しぶりの英語タイトルの英語詞の曲。
あんまりブラフマンにない感じのメロディックな曲で、こういう曲があってもいいなと思う曲
それからBEYONDから其限へ。
今まで激しい曲が続いたから少しイントロ長めでトシローも水を飲んだりして息を整えてます。
そこから次は今夜。
今までにないぐらい優しく歌い上げます。
この後の曲。
このツアーのセトリを見てるとここの曲以外はほぼ固定な感じで、ここが日替わりで何がくるのかお楽しみの一曲なのです
とは言うものの細美がいたハッチ以外は4曲を毎日日替わりでローテーションしてるような感じだったのでしたが、やった曲はこの4曲以外の曲のFROM MY WINDOWだったので少し驚いたw
予想外だけに意外な曲が聴けたと喜びましたけどね
そしてAFTER-SENSATION
この曲はアルバム発売前からライブでやってた曲でありMVにもなっている曲。
このブログでブラフマンのレポを書く時によく静と動と書いてますが、これがまさにそう …とはいうのものの大抵最初は静かでサビになると激しくなるものがその逆パターンw
最初激しくサビになるにつれてスローになる、でもスローなのにだんだん盛り上がっていく感じが聴いててテンションが上がっていきます
そして天馬空を行く、これは配信などでリリースされている曲ですが、今回アルバムではまったく違う曲に進化してて驚いた曲。
ブラフマンってたまにこういう最初に出た時とまったく違う曲になることありますよねw
FIBSとかハンダンとか。
で、今回の進化したバージョンがこれまたかっこよくなってます
そして守破離、この曲は格闘イベントのテーマ曲になっている曲、のせいかイントロで「これから戦うぜ」というような気合を感じる曲、フロアもまさにそんな感じで曲になると一斉に戦い出す
そして怒涛、不倶戴天と続きます。
この2曲はシングル曲であり、去年はそのツアーもありましたが行けてません
なのでライブで聴くのは初なのでテンションも上がる
怒涛ではマコトのテンションがヤバい感じでなっててコーラスもすごいテンションでキレキレな感じがマコトファンとしては嬉しかった
そして不倶戴天
これはトシローのテンションがすごい
間奏に入る時コーキを指さして「ギター」と叫ぶ
ブラフマンでこういうの珍しいなと思ったり。
そして警醒
いつものように客の上へ上がるトシロー
岡山といえば桃太郎で有名ですがまさにその鬼退治状態w
フロア後方へ行こうとするトシロー
でもガンガンダイバーが上がってきて後ろへ行けずな感じでww
マイクで殴るのかと思ってたら客の口へマイクを向けてたww
そんな感じでそのまま鼎の問へ。
フロア後ろのほうへトシローの目線はあるのですが、フロアの後ろを通り越してさらに後ろの方を見てるような、すごく遠くを見てるような、そんな風に見えました。
そんな中、女の人のダイバーがトシローに近寄ったあたりで歌詞がちょうど「握る手に~」のところで、歌詞に合わせて手を握ってましたw
曲が終わると客の上からステージへ戻るトシロー。
ステージに戻ると書きましたが客のすぐ目の前の位置にいて、優しい表情で客が上げる手にタッチしてたりもしてました。
そして「瀬戸内の海もあの海と繋がっている。隣街の歌。」と言って曲はナミノウタゲ。
ライブ前に車で昔住んでいた所に行ったり綺麗な桜を見たり、そして瀬戸内の綺麗な海を見たりしていたのですが、この言葉で「今日見た海も東北の海と繋がってるんやな。」と曲を聴きながら今日見た瀬戸内の海の光景が頭に浮かんでました。
「しっかり掴まれよ」の所あたりではトシローのほうに伸びたいくつかの手にマイクを掴ませて歌う姿も印象的でした。
曲が終わるとMCです。
ツアー日程は岡山の前に和歌山、その前が奈良でした。
奈良と和歌山の間は2日空いてるのですが、その間に移動はあるものの体を休めたりする期間になるはずなのですが…トシローはその2日間東京に行ってたそうです
何をしに東京に行ってたかというと…
「ウエノだかシタノだか知らないけど、そいつの50歳の誕生日を祝いに行って歌ってきた。」とww
元ミッシェルのベーシスト、ウエノコウジの50歳の誕生日イベントに出てたのです
個人的にはここで元ミッシェルのメンバーの名前が出たことでテンションが上がってましたww
そして次の日は「ラッパを持ったスーツを着たおっさん達~」と話を続けますが、これはスカパラのことだなとすぐ分かったww
「~おっさん達の真ん中で歌ってきた。」と、スカパラとトシローのコラボが実現しましたが、ライブで歌ってきたみたい
そして和歌山に戻ってきてツアー再開で岡山に着いたら…スタッフから「これまだ言ってなかったのですが四国へ行ってもらいます。」と言われたそうで四国はまだキャンペーンに行ってなかったからここで行くとのことらしい
そしたらトシロー「アレキサンドロス 」と言いました
何それと思ってたら「シャンペーンだった。」とオヤジギャグwww
そしてマリンライナーで高松に行ってそうです。
マリンライナーと言えば瀬戸大橋を渡る快速 とこれまた個人的にテンションが上がってた(笑)のですが地元ネタということで場内もけっこうマリンライナーに反応してましたww
マリンライナーといえば快速ながら二階建てのグリーン車も連結されている豪華な快速なのですが、トシローはそのグリーン車なのか普通車なのかどの車両に乗ったのか個人的にちょっと気になったww
そんなことで高松で5本のラジオに出るというハードスケジュールをこなした後、せっかく高松に着たということでうどんを食べに行ったみたいです。
トシローがその行ったうどん屋の名前「うどんバカ一代。」と言うとかなりの反応が
自分はまだうどんバカ一代には行ったことがないから行ってみたいと気になってる店です。
よく高松に行った友達がインスタでうどんバカ一代に行った画像を上げてるので気になってたのですが、そのうどんといえば必ずといっていいぐらい釜バターうどんの画像なのです
そしてトシローもその釜バターうどんを注文したみたいです。
その時店員さんに「サイズは?」と聞かれたらトシロー「顔見たら分かるだろ大だ
」と大を注文w
そしてら一緒にいたスタッフがヒソヒソと「ここの一玉は大きいですよ。」と言われたのですが、トシローは「三玉食べてやったぞ」とww
でもそのせいでお腹が膨れすぎたのか「昨日から今まで何も食べてない。」と、そして前のほうにいた客に「軽かっただろ 」と警醒、鼎の問でトシローを支えてた客に言ってたww
ライブ前に岡山のイオン前でファンに「今日のチケットがない。」と言われたのですが「調べてみたら高松のチケットはまだあるから高松に来い 」とか言うwww
さらに「ブラフマンのツアー、一時間で物足りないと言ってる奴高松に来い
」とww
ここでも高松のキャンペーンw
その後「高松ってマリンライナーで意外と近いね。」と行ってた。
確かに海を渡るから遠いイメージがありますが距離的には意外と近いのですよね。
そして「高松でうどんを六玉食べて待ってる。」と言ってましたw
話は変わって「俺たちのライブに何回も来いとは言わない。けど、もし好きなバンドがライブをやるのなら行ったほうがいいよ。」と、そして「ライブのMCでずっと続くと言ってもバンドなんていつ無くなってしまうか分からない。だから近くに好きなバンドが来たのなら絶対行ったほうがいい。」と言ってました。
「当たり前のように行ってるライブも無くなってから初めて当たり前で無かったと気付くからだ。後悔はしないように。」と言った後の言葉「失敗は取り戻せるけど後悔は取り戻せない。」心に突き刺さりました。
最後に「岡山城の黒いお城が綺麗。その周りに咲く桜も綺麗。しかも今日は満月。」と。
帰りに夜の岡山城が満月と共にチラッと見れたのですが綺麗だった
そして「今日みたいな日だと満月見るの楽しいだろうな。でも満月は大変な時であってもも綺麗であって、でもそんな時はこの曲を聴いて欲しい。そしたら自分の中で答えが見つかるかも。」と言ってから曲はラストの満月の夕へ。
曲最後のサビ前にトシローの声だけになる部分、そこではトシローはマイクを通さずに、しかも客が一緒に歌おうとすると(シ~)と静かにさせてから自分の声だけで歌ってた姿が印象深かったです。
そんなところでライブ終了、メンバーはそれぞれ深々とお辞儀をしてステージから去って行く姿も印象的でした。
トシローは鬼と言われてますが、今回に限ってはもちろん鬼のような場面はたくさんありましたが、全体的に優しさを感じたような気がした岡山でした。
セットリスト
真善美
雷同
賽の河原
BASIS
EVERMORE FOREVER MORE
BEYOND THE MOUNTAIN
其限
今夜
FROM MY WINDOW
AFTER-SENSATION
天馬空を行く
守破離
怒涛の彼方
不倶戴天
警醒
鼎の問
ナミノウタゲ
満月の夕