10-FEET "その向こうへ"TOUR 2011
w/BRAHMAN
12月24日 KBSホール
ツアーファイナル京都は24、25日なのですが先行で取れたのが24日でした。
どちらかだけでも行けたらよかったので25日のは取るつもりはありませんでした。
そうしてるうちに同じ24日にレイザーズワンマンが発表されました。
かぶった
パンゲアだし、どっちにしようかすごく迷ってて、しかも25日の対バンがホルモンと発表される。
どうせなら25日のほうが取れてたらレイザーズも行けたのにと悔やんだ日々
そしてレイザーズかテンフィかはテンフィの対バン次第にしようと思うもののなかなか24日の対バンが発表されず
これはもしや・・・とか思いつつもロットンあたりになるだろうなとか思ってて対バンの発表があってびっくり
ブラフマンや~
・・・・てことで迷わずこっちにしましたwww
思いがけず今年もう一回ブラフマンが見れることに
今年ラストのライブで、しかもイブに
初めてのKBSホール、ここは大きなステンドグラスがあることで有名なホール。
中に入って見渡してもどこにもない
あのカーテンのうしろに隠れてるのかなとか思いつつ待ってました。
さすがにチケット発売後に対バンが発表されただけあってブラフTが少ない
さすがのブラフマンでもアウェイになるのかなと思いつつかなり前のほうまで行けて待ってました。
BRAHMAN
いつものSEが流れてメンバー登場。
いつものようにSEの終わりかけでトシロー登場。
間近で見るブラフメンバーかっこよすぎ
そして何で始まるのかと思ってドキドキしてたらFROM MY WINDOWで始まりました。
よく考えてみたらかなり久々に聴けたFROM MY WINDOWうれしかったです
これだけ最前近くの間近で見れてしかもそこまで暴れる人も少なかったのでじっくりメンバーが見れました。
そしてMC。
「望まれていようが、望まれていまいが、クリスマスだろうが、正月だろうが、3月11日だろうか関係ない。」というトシロー、かっこいい
そして無人島に持っていく10枚よりも心に残るワンフレーズを残したいとかいう感じのことを言ってから「2011年最後まで全力でさあブラフマン始めます」といってTHE ONLY WAYのイントロが始まるだけでテンションも最高潮になりますね
アウェイかと思ったのですが一気に後ろから人が押し寄せてすごいことに
ここは前のほうは柵で右、真ん中、左と3つに区切られてるのですが、その真ん中はいつものブラフマンのライブと変わらないぐらいの暴れっぷりでした
そこから賽の河原
イントロから盛り上がっていって曲へ入っていくあの感じがたまらないです
毎回書いてますが曲のラスト「ここに立つ」で終わってそのまま指を客のほうへ向けて「其処に立つ
」とBASISへ入っていくところはかっこよすぎ
BASISからCDと同じ曲順でSHADOW PLAYへ入っていく流れも好きですね
指を立ててその手を上に上げる姿もかっこいい
その後その手を客のほうへ向けると一斉に客の手も上がる
SPECULATIONからBEYOND THE MOUNTAINになるとさらに暴れだす人達
暴れ狂ってました
次のDEEPでは飛び跳ねながら暴れる
そしてすかさず最終章へ
そこから長いイントロ、ここのドラムがかっこいい。
そしてギター、ベースが加わって逆光のイントロへ入っていく。
ここのマコトの暴れ方がすごい
ベースを弾きながらベースを投げそうな勢い
そしてそのままベースでマイクスタンドを倒す
曲後半ではトシローの暴れかたがすごい
すごい勢いでマイクスタンドを折り曲げてしまってた
マイクスタンドを取り替えてARRIVAL TIMEへ、そしてANSWER FOR・・・。
曲後半ではもうめちゃくちゃになってて、気が付けばトシローが客の上、かなり後ろの方まで来てました。
人がトシローのいるあたりに集中して、自分のテンションが上がりきって「オ~」と叫びながらトシローのほうへ行くものの・・・真ん中のほうへ行くとものすごく酸素が薄い
トシローもそのまま客の上でMCするのかと思ったら「下ろして。」と言ってたwww
ステージに戻ってからのMC。
クリスマスイブってことでトシローのクリスマスの思い出についてかたってました。
「30年前、ゲームウォッチが欲しかった。ゲームウォッチって、アイフォンぐらいの大きさで、ちっちゃい画面で一個しかゲームが出来ない。」とゲームウォッチの説明ww
確かに世代的に分からない人もいますからねえ
「それで画面が大きくなって、2つ折りのやつが出て、グリーンハウスってやつが欲しかった。」って、マニアックなやつですねww
「クリスマスの10日前から毎日ベランダからグリーンハウスください。神様、なむあみだぶつ。」と言ってたそうですが、宗教が違うし
ってかほんとトシローのMCはすべり知らずですねww
そしてトシローは小さいころ寝る時に部屋を真っ暗にすると怖くて寝れなかったらしい、ちょっと可愛いww
なので小さいパンダの形をした照明を点けて寝てたみたいです。
そんな中、寝てると「箱が頭に当たって、それを見てみると・・・」と言うを客から「お~。」とついに来たのかというような声が
「1mぐらいの大きさで、ゲームウォッチにしては大きいな。でも10日間欲しいって言ってたからドンキーコングやらオクトパスやら10個ぐらい入ってるのだろうと思った。」とかww
そしてその箱の包みを開けてみると「中に黒い箱があって、それを見てみると・・・血塗られたナイフが描かれてたり・・・人を縛れるような縄・・・和服を着た女性・・・旧日本兵の軍人・・・」とか怪談話のような怖い口調で話してました
続けて「足が水面から二本出てて・・・チューリップハットをかぶった人・・・」このあたりでだいたい何なのか分かってきたww
「そこには文字が書かれてて、読んでみると・・・金田一耕助のボードゲームと書かれてた」とwww
こんなのが欲しかったんじゃないとベッドの下にしまったままにしてたみたいですwwww
「クリスマスイブに俺だって家族がいるのに、なんとかフィートの・・・くちびるおばけに・・・しつこくメールとか電話とかしてきて・・・」とさっきの怪談話のような口調で言ってたwww
タクマをお化け扱いですかwww
この対バンが決まるまでテンフィ側からブラフマンに熱烈なオファーしてたんですね。
そして「出てやったぞ」と言うと「ウォ~
」とか「ありがと~
」という声が
自分も出てくれてありがとうって気持ちでいっぱいでした
なかなか24日の対バンだけが発表にならなかったのは裏でこういうことがあったからなのですね。
そして「対バンが発表になったら『ロットンじゃなかたのか』とか『25日のホルモンの日に行きたかった』とか言いやがってクソガキどもが。」と、これはもはやただの愚痴ではww
自分はブラフマンに決まってめちゃくちゃうれしかったですよ
それに続けて「このなんとかフィートっていうくちびるバンドを見に来たクソガキどもが。お餅ありがとう」と言うと大きな拍手が起こる
タクティクスでは被災地へ送る物資としてお餅を募集してたのです。
トシローらしい素直じゃない感謝の言葉ですねww
てか、くちびるバンドってwwwww
そして「幸せっていうのは独り占めしてたら減るいっぽうだけど、人に分け与えたらどんどん増えていく。」と言ってた言葉が一番心に残りました。
「3月11日以降東北に行って、油臭い街、原発で死んだ街、360°見回しても何もない光景を見てきた。世間では今日クリスマスで浮かれてるかもしれないけど、クリスマスを楽しめない人もいる。そこには必要な人、人材があって、そこに分けあたえていくことで増えていって一日でも復興が進んでいって、早くクリスマスを楽しめる日がくるかもしんねえ。」と言ってましたが、実際に東北ですごい光景を見てきただけに説得力ある言葉ですね。
そんなところで話は金田一耕助ボードゲームに戻って「あれから5年間、ベッドの下にあったボードゲームがパンダの照明に照らされて夜に目があって驚かされてた。でも5年後、やってみたらけっこう面白かった。」とかwww
そして「なんとかフィートのタクなんとか、呼んでくれてありがとう」と言うとまた大きな拍手。
結局バンド名もタクマの名前も一回もちゃんと言ってなかったなwwww
「変わらない日常~」といういつもの言葉から「よいお年を、本日晴天の・・・」というところから霹靂へ。
最初笑わせて心をつかみ、最後には感動させて霹靂にはいっていくところは毎回見事だなと思う。
そして霹靂でより感動できる。
最後のサビ前の間奏では後ろから眩しいぐらいのライトが客のほうに向けられてて、ドラムのほうを向いてたトシローにあたってものすごく神々しかった。
曲が終わると何回も手を合わせて深々と礼をするトシロー。
ありがとうって言葉が飛び交ってました。
思えば今年のブラフマンは思いがけないダストの対バンで始まり、そして思いがけないテンフィの対バンで終わるという意外な始まり、意外な終わりでしたね。
3月11日以降、被災地に出向いてほんとに必要な物を考えて募集して必要なところに送るという活動をして、東北でライブもして、音楽的な部分以外でもほんとかっこいいと思える一年でした。
そしてライブで去年までと大きく違ってきたところ、MCをするようになったことですが、最初ダストの時にはほんとに今の大変な東北の状況を訴えかけてました。
それが笑いも交えるようになって、それでいて最後には話しに引き込んで感動させるという、今までMCしなかったから分からなかったけど実はものすごい話術をトシローは持っていたんだと感じました。
ほんとすべらない話もびっくりなほどすべり知らずですからねえww
来年も感動のライブを期待してます。
セットリスト
FROM MY WINDOW
THE ONLY WAY
賽の河原
BASIS
SHADOW PLAY
SPECULATION
BEYOND THE MOUNTAIN
DEEP
最終章
逆光
ARRIVAL TIME
ANSWER FOR・・・
霹靂
10-FEET
4RESTで始まると、さすがテンフィ場内が沸騰状態
Uの後タクマが煽ってからのVIBES BY VIBESではさらに激しくなる
super stomperは思いっきりジャンプ出来て気持ちいい
あれだけの人数が一斉にジャンプする光景もすごい
そんなところでMC。
「怪我せんようにな。あといつも落し物盗むやつも今日は届けよ。」てww
さらに「痴漢は絶対にアカン痴漢したやつは右(う)乳首と左(さ)乳首を取ってお茶漬けの具にして食べる。」とか怖いww
そして「今日はイブや。寂しいお前達に口実作ったた。」と言ってました。
堂々と「今年のイブはブラフマンとテンフィのライブ」と言えますねw
そして「今日の目標は半分ぐったりと半笑いにすることや」と言うと盛り上がる場内
そこから「次の曲は仲間と一緒にやる」と言った後「一瞬で忘れろ
」と言っただけであの曲だ
ということで「オ~
」と歓声があがる
あなじみ大阪籠球会とバスケのコラボでFreedom
そこからさらに「一緒に曲を作った人とやる。ドクター長谷川」と言うとトランペットを持ってDOCTOR-HASEGAWA登場。
・・・となればshort story
さすがファイナル2デイズとなれば豪華コラボがライブで実現します。
そしてDOCTOR-HASEGAWAがそのまま残ってSHOES
みんなスカダンスで盛り上がる
その後2%でまた盛り上がり、淋しさに火をくべの後MC。
タクマ「長いツアーやったけど、このツアーでコウイチのおならが臭いってことが分かった。」とかww
そこからおならの汚い話www
「肛門あたりが熱くなって出るおならってあるやろ。その時はとんでもなく臭い。でも腸が膨らむような感じがして爆発的に出そうな時があるやろ。そんな時は案外臭くないおならが出るんや。でもコウイチはそんなおならでも臭かった。」というと爆笑ww
そして「俺らはアイドルやないからおならもするしウ○コもする。でもブラフマンは俺の中ではおならとかせんイメージや。」と言ってたww
そしてブラフマンMCで散々タクマのことをくちびると言われたこと、そして「コウイチは鼻溝や。鼻の下にボーリングのガーターみたいな溝があるから。」と言って「じゃあナオキは何て言われとった同級生とか来てないか
」とナオキに聞くタクマ。
てか鼻溝てww
コウイチって髭があるから鼻溝とか見えるのかwww
それは置いておいて、その後ナオキは「同級生は来てないな。そうや、ライブ前に地下鉄丸太町に向かっとたら駅のほうからいかにもライブに行く感じの子が出てきた。これは声かけられるなと思ってたら、その子から『KBSホールってどこにありますか』って聞かれたわ。」と言うと場内爆笑の渦www
そしたらタクマから「ええ客や、MCのええネタを提供してくれたんや。」と言われるww
ナオキ「ここに必ずおるはずや。『あ道聞いた人や~
』って言うてるんとちゃうか。」とwww
そして恒例のエコーのかかったコウイチMC。
「今日から僕たちはくちびるバンドという名前でやっていきます~。」と言ってたww
てかトシローのMCをネタにしすぎww
そして客からタクマが「くちびる」と言われるとコウイチが「くちびる言うな~
」と突っ込まれるwww
その後「みんな声だしてみ~。」と言うと「オ~」と言う声が。
そしたら「違う声っていうのは気持ちで出すんや~
もう一回声出してみ
」と言うとシ~ンとする場内
「タクマ、何か言って。」とタクマに無茶振りをして逃げるコウイチwww
タクマも困った様子www
この寒くなった空気、どうしようもなくなったところで曲へ
LITTLE MORE THAN BEFOREでじっくり聴かせた後にAND HUG。
初めて生で聴くAND HUGに感動。
自分は後ろのほうにいたのですが、後ろにいるとライブ中暑さで疲れて後ろのほうへ避難してくる人がけっこういたのですが、AND HUGの後にも同じように後ろに下がってくる人がいたのです・・・でも次の曲のイントロが始まるとすかさず振り返って前へ戻って行ってましたwww
そんな次の曲は1sec.
さらに後ろからも続々と前へ行く人が多数
これは毎回とんでもなく盛り上がる曲
サビでの手を上げて「ウォ~ウォ~」とハンパなく盛り上がる
次にはツアータイトルにもなっているシングル曲その向こうへ
この盛り上がりもすごかった
そんなところでステージが暗くなりタクマだけに照明が当たります。
ギターを弾きながら語り始めます。
昔ハイスタのビデオ、エアジャムのビデオを見ていた思い出話。
「ビデオでしか見たことなかったけど、そんなバンド達の背中を見てバンドをやってきた。気に入らなかったら自分で全部やったらええということで自分達でレーベル作った者もいた。」とハイスタとかインディーズレーベルを立ち上げてきたバンドの話から「そんなバンド達も一見怖そうには見えるけど。今日トシロー君が楽屋に来てくれた時、今日は姉と母も来ててそれを知ったトシロー君がいかりや長介みたいな口をしながら『姉も母もこれか』と言ってきた。」と、トシローwwwww
そんなところから「3月11日以降ブラフマンは知ってるバンドマン達に『支援してやってくれないか』とか『東北に行ってライブやってくれないか』とか連絡していった。そして俺たちもライブをしに東北に行った。」と言ってました。
でも東北にライブをやりに行くときには売名行為とか批判されたりしたみたいです・・・・つらい話ですね。
タクマは「すごいことをしに行こうと思った訳ではないねん。たとえばライブ中に隣の友達がのどカラカラに渇いた時にサッと水を渡すような軽い気持ちで行ったんや。」と言ってましたね。
でも行ってライブをしたり支援をしてるとものすごい達成感みたいなものがあったとか言ってました。
テンフィも東北ツアーをやったり今はふとん大作戦で募金をしたりしてます。
最近ブラフマンとテンフィがよく一緒になってますが、単に仲がよいっていうことよりも震災への支援をするという同じ気持ちを持ってるからこそお互いのツアーに出たりしたんだろうなと思いました。
そんなMCからの風。
感動的でした。
そこから長いセッション。
ベースの音、ギターの音、そしてたまにドラムを叩く音、何の曲だろうか?と思ってるとRIVERのイントロへ。
後で感じたのですがRIVER前のそのセッションは雨が降り、小さな水の流れが集まっていきやがて川になっていく様を現してたように思えました。
で、RIVERとなると一気に沸き上がり大盛り上がり
京都でのライブなので鴨川と言うところでさらにドッと沸く
そしてラストはイントロで「STONE COLD BREAK」というだけでまたすごい盛り上がり
飛び跳ねたり、暴れたりとすごい盛り上がりで本編終了。
いろんな所から「ララララララララ~」という声と手拍子が鳴り響く。
そしてメンバー登場
「ずっとこのまま~」と言うと「オ~
」と声が上がってthanks
からのCHERRY BLOSSOM
そこらじゅうから桜吹雪が舞い上がる
そしてラストはgoes on
この盛り上がりっぷりといえばハンパない
そしてステージの後方のカーテンが下に下がっていき例のKBSホール名物ステンドグラスが姿を現す
めちゃくちゃ綺麗
思っていたよりも大きくてステージ後方一面に現れたステンドグラスに感動
ここにあったんですね。
goes onの感動もより増します
イブにふさわしい光景でした
今年で一番クリスマスらしさを感じた瞬間でしたね
曲が終わるとピックやらセトリが客のほうに放り込まれた後にタクマだけが残りマイクを使わずに生声でのMC。
「バンドをやって14年~年間80本ぐらいライブやってるけど、今日は満足したっていうライブってなかなかないなあ
」と、見てるこっちはすごかったとか楽しかったと思うライブばかりですけど、やってる側は納得いかないことが多いんですね。
そして長いことバンドをやってるとあまり感動することがなくなってくるって言ってした。
それは感動出来なくなってきてるのではなくて、いろいろ経験することでちょっとしたことでは感動出来なくてものすごいことがないとなかなか感動出来なくなってきてるというようなことを言ってました。
「それでも感動出来るようなライブを続けていく」というと拍手が起こる
それに続けて「それは音楽が好きやからや~」と言うとさらに大きな拍手が
枯れそうなぐらい大きな声で「ありがと~」と言って帰っていきました。
タクマのMCは純粋な少年っぽさがあって、そこが良かったりします
しかも大きなステンドグラスをバックにってところがまた良かったりしました。
ブラフマンとテンフィという豪華組み合わせ、今年ラストにふさわしいライブでした。
セットリスト
4REST
U
VIBES BY VIBES
hammer ska
super stomper
Freedom
short story
SHOES
2%
淋しさに火をくべ
LITTLE MORE THAN BEFORE
AND HUG
1sec.
その向こうへ
風
RIVER
STONE COLD BREAK
en
thanks
CHERRY BLOSSOM
goes on