父の葬儀から休んでて
久々のバイト復帰。
会社の人達は
私を心配していたらしく
みんな私の所へ
来て声をかけてくれた。
私を元気づけようと
社長が食事会を開いてくれた。
もちろん彼もいる。
会社の人達に知られる訳には
いられない関係。
時々彼と
アイコンタクトをする。
それだけでも
ドキドキした。
みんなはお酒が進み
上機嫌。
酔った部長は
耳元で
『かわいい』と
ボディタッチをしてくる。
とてもしつこい。
私はトイレに逃げこんだ。
それを見ていた彼が
追いかけてきて
心配してくれた。
『せいかもう帰ろうか。
送ってくよ』
『帰っても大丈夫かな?』
『大丈夫だよ。
未成年だからね』
私は先に失礼した。
彼も上手いこと言って
抜け出してくれた。
彼の車に乗ると
いきなりキスされた。
『せいか、なにされた?』
と心配する彼。
『手を握られたてお尻もすこし...
それに耳元でかわいいって』
と言うと
『あのエロおやじ』と
彼は怒った。
そしてまた
私にキスをした。
『なおやさん
ここだと見られちゃう』
『そうだね。
少し移動しよう』
彼は少し焦っているようにみえた。