9/1(月)
夫の体調がなかなか優れない。
熱はないのだが、おなかの調子が悪くて寝込んでいる。
食欲はそこそこあるので
昨日から雑炊ばかりをつくっている。

午前中はスイム。
夕方近くまで仕事を休めるそうなので
ゆっくり休ませようと
いつもより早く龍晴といえを出る。
バスで駅までいき、マルイで買い物をしてからスイムへ。

今日から以前担当されていたM先生が退職された先生に代わって復帰する。
実は子どもたちはみなM先生が大好きで、
なにしろとても子どもに人気のある若い男性の先生で、
その先生のもう少し大きい子担当のクラスは常にキャンセル待ち、なのだそうである。

もちろん龍晴も、M先生が大好きだ。
ここのところお兄ちゃんクラスに通う、と息巻いていたのだが、
M先生が復帰するとわかると、
お兄ちゃんクラスには行かない、とあっさりと翻ったくらいである。

今日のプールでの子どもたちの反応ったらなかった。
大きな声で笑い、踊り(そういう場面があるのだ)、
泳ぎ、飛び込みをした。
どの子も。

子どもって正直だ。
前の先生も好きだったのだけれども、、
M先生がとても好き、ということなのだろう。

たっぷり泳いで、
いつものカフェで休憩。
30分ほどで目覚め、
カフェで暫くのんびり過ごす。

いくつかのお店で買い物をしてから帰宅する。

さて明日はディズニーランドへ行く予定である。
心配していた雨はどうやらあがるらしい。
しかし夜から、龍晴がおなかを壊し始めている。
どうか体調が悪くなりませんように。
夫の胃腸炎もよくなりますように。



9/2(火)
夫の体調もだいぶよくなり、
龍晴は元気。

というわけで、ディズニーランドである。

ぎりぎりまで様子を見て、
大丈夫そうなら、そのことを伝えようと、
ずうっと今日からの予定をいわないでおいたので
(なにしろ、病気だからいけない、といって納得できる年齢ではないのだ)

では発表があります!今日はディズニーランドに行きます!!
と龍晴に伝えたときの様子といったらなかった。

最初はきょとんとし、
3秒後くらいに、
ディズニーランド?ほんとう?なんで?
というので、9月になったらいこうね、って約束していたでしょう?とこたえると、
じわじわとうれしさがこみあげてきたらしく、
ディズニーランド!やったあやったあ、と、おおはしゃぎである。
この笑顔だけでもう、私としては満足である。

今日も遅めに出社するという夫に見送られていざ出発。

途中で会う近所のかわいがってくださっている方々みんなに、
ディズニーランドに行くんだよ!と誇らしげにいってあるいていて
かわいらしい。

東西線へ。
ふだんは乗りたがらないのだが
(トンネルはけしきがみえないからつまらないの!と龍晴はいう。まあそうだよね)
ディズニーランドに行くときだけは別である。
つぎはどこ?もううらやす?と、
1分に1度くらいはたずねる。

浦安からはタクシーでホテルへ。
チェックインの手続きをしてから荷物を預け、チケットを購入してから
ディズニーランドへ向かう。
龍晴はうれしくてうれしくてずうっと小走りである。

そうして今日も天気は晴れだ。
しかも快晴。
昨日までは雨模様、の予報だったのに
さすが龍晴である。
(いまのところ公式戦全勝中)

ワールドバザールでぬいぐるみを買い、
(今回はミッキーとミニーが対になっているもの。
かあさんとりゅうとでそれぞれもてる子がいいの!と龍晴はいつもいう)
龍晴のリクエストで、シンデレラ城のなかをとおって
いっとう気に入っているイッツアスモールワールドへ。

あそこ!といって走り出し、
建物の前に直立不動で立ち、
時計が鳴ってもずうっとそのままである。
5月にはじめて見て以来、
おそらく龍晴がこの世でもっとも好きなものが、この仕掛け時計なのだ。
前回撮影した動画を、それこそもう100回以上は再生しているだろう。
そのほんもの、を、また見られて
龍晴は感無量、といった面持ちである。

暫く眺めてからなかに入り、
アトラクションを楽しむ。

結局この日は(も)、
10回以上イッツアスモールワールドに乗る。
ぜいぜい。
もちろん乗り終わるやそとの時計を眺める。
の、繰り返し。

ただ今回は、ほかのアトラクションにも興味をしめして、
キャッスルカルーセルと空飛ぶダンボとウエスタンリバー鉄道と
ミッキーマウスとミニーマウスのなにかのショーとスティッチのなにかは見学した。
(が、最後の2つは途中で出たいといったので出たし、ウエスタンリバー鉄道は2度と乗りたくないといっている。恐竜の出るシーンが心底嫌だったらしい)

とにかく龍晴としては最上級にディズニーランドを楽しみ、
近くのホテルへ引き上げる。


9/3(水)
昨晩はいつもより就寝が遅かったのに
今日は1時間早くお目覚めである。
母は眠いですよ。

まだレストランは到底開いていない時間なので、
部屋で遊び、
開いてから食事へ。

朝ごはんのあと、ホテルのプールサイドで
持ってきたミッキーやミニーのぬいぐるみといっしょに1時間近く遊ぶ。
のんびりとしてよい時間だ。

夫に電話をすると、
夫の体調もよくなっているとのこと。
龍晴は一生懸命、ディズニーランドの説明をしていた。

ホテルでのんびりしてから、
再びディズニーランドへ。

入口の付近で、昨日もいたミッキーマウスが今日もいて、
(どうやら一緒に写真撮影をするイベントをやっているらしく、
ものすっごーく長蛇の列ができている)
龍晴はテンションマックスでミッキーマウスに走りより、
そばにいたスタッフの方にやんわりと、でもきっぱりとつまみ出され、
地面に転がって号泣である。
そりゃそうだよね、みんなが並んで待っていて、
そうでないとミッキーマウスのそばに行けないなんて
思えないものね。
だってほかのキャラはふつうに触れるんだもの。

ところが転がって泣いていた龍晴のところに
なんとミッキーマウスがやってきて、
ぎゅうっと抱きしめてくれるではありませんか。
しかし龍晴はかなしくてそれどころではなく、
ずうっと泣いていてミッキーを困らせていたのでした。
(ただ、あとになって、ぎゅうっとしてもらえたよね!とうれしそうにいっていたけど)

今日はトゥーンタウンのジェットコースター?に乗ってみたいとのことなので、
お約束のイッツアスモールワールドに寄ってから
件のジェットコースターに乗る。
思いのほかスピードが速くて、
乗り物が苦手な私はとても怖く、
龍晴も固まっていた。

トゥーンタウンにはいろいろなキャラクターがいて、
龍晴は余すところなくぎゅうっとしてもらったり
ハイタッチをしてもらったりして
ご満悦である。

また暫くイッツアスモールワールドを堪能してから
モノレールに乗り、
京葉線と中央線を乗り継いで帰宅する。

ながいながい2日間だった。
へとへとだが
龍晴はとても喜んでいたのでうれしく思う。

龍晴は眠る前に、
またディズニーランドへいこうね!といっていた。

そうね、また行こうね。


9/4(木)
恐ろしく疲れている(私)。

午前中は整体へ。
30分ほどからだをほぐしてもらう。
早く良くなるといいなあ。

帰宅後、お昼ごはん。
龍晴はお昼寝、1時間ちょっと。
私も一緒に眠れたらよいのだが
体質的に昼寝はまずできないし、用事もある。

目覚めてからサッカーへ。
今日もとても楽しんでいてうれしい。
たくさんゴールができるようになった。
競技としてのサッカーをさせたくてはじめたわけではないのだが、
先生の話をきちんと聞き、
これをやろう、といわれたことを実行することができ、
(それがたとえ、座っていようね、という簡単なことであっても)
はじまりとおわりにはよろしくお願いしますとありがとうございましたを大きな声でいっている、
そんな子どもたちの成長はほほえましいしたのもしい。

いくつかのお店に寄ってから帰宅する。

それにしても疲れている(私)。


9/5(金)
今日はO教授との面会の日である。
龍晴はなにかわからないことがあって、
それが私や夫にこたえられないことだと、
そうだ!Oせんせいにきけばいいや!!という。
だから今日は、たくさん聞きたいことがたまっているといって
とても楽しみにしている。

約束は午後からだが、
龍晴はきっと講堂を見たがるだろうから、と
(今日は先生とは神楽坂の店に行く予定のため、
先生と大学構内でのんびるすることはできない)
午前中のうちに到着し、講堂の階段に陣取り、時計が鳴るのを待つ。

しかし!
今日もまた時計は鳴らなかった。
この前来た、数か月前も鳴らなかった。
おかしいねえ、と龍晴と私。
そうだ!Oせんせいにきいてみよう、と龍晴。
またひとつ、質問が増える龍晴である。

休憩はリーガロイヤルホテルのラウンジにて。
龍晴はお昼ごはんをいただき、
私はのんびりお茶。
それから龍晴はお昼寝。

ふと気が付くと、先生からメールが来ていて、
なんとホテルまで来てくださったとのこと。
慌ててラウンジにいる旨を返信すると、
ほどなく先生が現れた。

龍晴が目覚めるまでラウンジでお茶をし、
(龍晴は、目覚めたら目の前にO教授がいらっしゃったことが
とてもうれしかったらしい。
そうして早速の質問攻めである)
目覚めてから神楽坂のSKIPAというカフェへ。
先生がよく行かれるお店で、
先生のブログにしばしば登場する。
私もいつか行ってみたいなあと思っていたお店である。
実物もとても素敵なカフェで、
また素敵なご夫婦?が和やかに切り盛りされていて
いただいた食事もデザートもチャイもおいしく、
とても満足する。

龍晴はおもちゃやクレヨンなどを借りてご満悦である。
あ!いま気が付いたのだが
龍晴がきれいに書いた絵をお店に忘れてきてしまった・・・
でもきっともう処分されてしまっただろうな。
今度こういうことがあったら忘れないようにしないと。

今日はいつもよりも長く、
先生と話しをすることができた。
龍晴がそういう年齢になったことが大きいだろう。

近くにある公園に寄りたかったものの
(龍晴も寄りたがっていたし)
今日は早めにいえに帰る用事があったので
15時過ぎにおわかれをする。

いえに帰って早速、わからないことができた龍晴は
こんどOせんせいにあったらきいてみる!と
息巻いていた。



9/6(土)
今日の午前中はいろいろと立て込んでいる。
まず朝いちばんで、丸の内の病院へ行かなくてはならない。
目指す到着時間は朝の7時半過ぎである。
病院の後は中野に戻り、11時から整体。
こちらも1時間以上かかるので、龍晴と一緒だと厳しい。
そこで夫の仕事を今日と明日とで交換してもらい、
朝から昼まで龍晴を夫に託すことにした。

朝ごはんと昼ごはんを夫とふたりで食べること。
そのあいだにさんぽにいくこと。
昼ごはんのあとはお昼寝をすること。
この3つが、私がいないあいだにしてほしいことで、
最初の2つは難しいことではない。

といっても、難しいことではなくなったのは
最近のことで、
2歳台のときは私がいないと龍晴はすぐに
かあさーん!となっていたくらいなのだ。

そうして最後の1つ、お昼寝を含めて、
「ねむりにつくこと」を、私以外で試すのは、
実は今日がはじめてのことだ。

これまではそういうシチュエイションを
龍晴は頑なに拒んできたせいもある。

でも今日は、まあお昼寝だし、
それにほんとうにお昼寝に入ってほしい時間には
私もいえに戻れる可能性が高いと踏んでいた。

さてそんなわけで朝から出かける。
病院は思ったより空いていて
(なにしろとても早く着いたから)
あっけなくすぐに終了し、
(どようびは3時間くらい待ちます、と、予約の際にいわれていたのだが)
中野に戻ってきたのはまだ9時前だった。
いちどいえに戻り、
あまりに早い帰宅で夫を驚かせ、
でも予定どおり夫と龍晴ふたりで出かけてもらい、
私は時間どおり整体に行く。

整体をみっちりしてもらい、
帰宅。
さてどうかな?とドアを開けると、
しんと静まり返っている。

もしかして?と寝室をのぞくと、
夫と龍晴はふたりですうすうと眠っている。
まったくおなじような顔をして。

そうなのか。
もう龍晴は、私とではなくても眠りにつけるのだな。
そういう年齢になったのだな。

子どもは知らないあいだに
成長しているのだ。

私とではなくても眠りにつける、
というのは、私にとってはとても安心で助かることだ。
たとえばこれから先、
夜、私がいえにいない、ということだってゼロではないだろう。
そういうときに、母さん母さんと泣き疲れて眠る、のではなくて、
穏やかにいつものように眠ってほしい。
そうしてきっと、それはもうできるということなのだ。
知らないあいだに。

最近、こういうことが
とても多いように思う。
知らないあいだに。

それはとてもたのもしい変化だ。

しばらく夫と龍晴の寝顔を眺めていると
夫が気配で目を覚まし
また眠る。
龍晴はまるまる1時間、ぐっすりと眠っていた。

目覚めてから龍晴のリクエストで
みんなでボーリングへ行く。
夫は調子がよく、私は絶不調で、
龍晴はいつもどおりだった。
そんなわけで夫が1位、龍晴が2位、私が3位。
龍晴はスペアやストライクもとっていて
そのたびに誇らしそうにしていてかわいらしい。

いくつかのお店に寄ってから帰宅する。

夜、夫はフットサルへ。


9/7(日)
朝から雨。
昨晩は雷が鳴っていた。

龍晴は雷が苦手だ。
だから龍晴が眠っているあいだの雷だとほうっとする。
よかった。怖い思いをしなくて。
そんなふうに。

朝ごはんはカフェにて。
1時間ほどのんびりと食事をし、
夫を見送りがてら駅に行き、
買い物をしてから帰宅する。

いえでまとめて用事を済ませ、
雨ということもありのんびりといえで
龍晴の読みたい本を読んだりして過ごす。

お昼寝は30分ほど。
短い。

昨日、夫と龍晴がふたりでいっていたホームセンターへ行き、
龍晴が「かあさんにみせたいものがある」といっていたものを探したのだがなくて、
(自転車のベルがからくり時計のようになっていて、とても素敵だったらしい)
そのまま荻窪へ。
今日は龍晴とふたりで銭湯である。

のんびりとお風呂に入り、
ごはんを食べてから帰宅する。