2/17(月)
今日はスイム。
午前中のさんぽはなしにして
いくつかの用事を済ませる。

バスで中野駅まで行き、
そこから歩いてジムへ。
雪の残骸はあるものの
もう歩くのにも困らない。

週末は雪かきをしているひとをたくさん見た。
区の職員さんらしきひとたちが
揃いの中野区のジャンパーを着てあちこち出動しているのも見た。
近所のひとたちもみな雪かきをしていた。
もちろん私も雪かきをした。
みんなが少しづつの善意をもちよって
「自分のところ」以外のところも雪かきをしていったから
こうして安心して道を歩ける。

龍晴は舗道のすみに押しやられた
雪の山にのぼっている。

お昼ごはんはジムのロビーで。
久しぶりに会うひとたち何人かと偶然会った。
近況を聞く。

スイムは今日も2組しかおらず
ひろびろと楽しむ。
もう1組の、あまり欠席しない親子は
今春から幼稚園にあがるので来月で違うクラスに変更することになっている。
新しいひとたちが入ってこないと
ひろびろしたプールに龍晴と私だけ、なんてことになってしまいそうだ。

お昼寝はいつものカフェで。
今日は寝起きがことのほか悪く
店を出たがったりまだいたがったりで泣く。
さっと店を出られれば良かったのだが
くつもコートも脱がせていたので
なかなか出られずにお店に迷惑をかけてしまった。
申し訳なく思う。
龍晴の気持ちのためにも
これからの過ごし方を考えたほうが良さそうだ。

マルイへ。
時計を見てからカフェでのんびりお茶をする。



2/18(火)
どうぶつえんへ行きたい、と
龍晴は暫く前からいっていて
でもなかなか連れて行ってあげられなかった。
用事があったり雪が降ったり
遠出をする気持ちになれなかったり
それぞれ理由はあるのだが
今日やっと、どうぶつえんへ行くことにした。

昨晩から、
明日はどうぶつえんへ行こうね?上野へ行こうね?
といっていたら
龍晴は今朝、
きょうはどうぶつえんへいくひ?と
うれしそうに目が覚める。

龍晴は友だちと遊ぶのが大好きで
タイちゃんとどこどこで遊ぼうか、とか
ダイちゃんがどこどこに来るって、とかいうようなことをいうと
なにを差し置いてもいくー!というのだが
明日、どうぶつえんへいこう?と龍晴と話しをしたあとに
友だちから連絡が来たので念のため
りゅう、ダイちゃんとタイちゃんと明日、会う?とたずねると、
どうぶつえんのひ。ダイちゃんとタイちゃんもどうぶつえんへいこう!といっていた。
それくらい今日のどうぶつえん行きは楽しみにしているということだ。

いろいろな用事をさっさと済ませて
早めにいえを出る。
10時にはもう上野に着いて、
おおきな噴水を眺め、ゆうえんちで少し遊んでから
どうぶつえんへ。

ベビーカー!ベビーカー!といそいそとレンタルのベビーカーに乗り込む。

今日はとりがみたい、と龍晴はいう。
と、鳥ですか?
パンダとかきりんではなく?

龍晴は鳥が好きだ。
どうぶつえんで動いていないほかのどうぶつたちに比べて
鳥は比較的機敏に動いたり
色も鮮やかだったりすするせいだろうか。
前回はくじゃくが羽根を広げていたのがとても興味深かったようで
今日もくじゃくがみたい、くじゃくはどこ?といっていた。
バードハウスやあちこちの鳥舎でたくさん鳥を見て、
もちろんパンダや象やしまうまやきりんなども見て、
うさぎやモルモットやはつかねずみやかもやにわとりや
やぎやひつじに触って、
モノレールにもたくさん乗って、
どうぶつえんを満喫しながら
どうぶつえんの歌をふたりでたくさん歌う。
(歌詞はうろおぼえなのだが、サビのところでズー!ズー!ズー!といううたで、
龍晴はそれがとても気に入っている)

夜、眠る前に。
今日はどうぶつえんいったね?というと
たのしかったねー!と笑っていた。
よかったね、たのしい日になって。ほんとうによかった。

来週、松本経由で長野に行くのだが
中央線がいまだに止まっている。
どうしたものか。


2/19(水)
あずさ号は未だに止まっているし
帰省に伴い実家に送っておきたい宅配便は
受け入れ不可地域で送ることができない。
雪の影響は少なからずある。

今日、JRに確認すると
とはいえ近々、運転再開するのでは、とのこと。
そういう見通しが発表されているわけではないのに
そこまで言っていいのか?という感すらあるが
望みをつないでおこうと思う。
もしもあずさが動かないなら
あさまで長野まで行き、そこから移動すればなんとかなるだろう。

朝は長野に送りたい宅配便を持って
営業所に行ったり、
受け入れていないので、と申し訳なさそうに断られて
また自宅に戻ったりと
中野の街をあっちへこっちへ行ったり来たりする。
龍晴はストライダーで移動。

お昼ごはんは中野仲間とマルイで。

龍晴は帰宅途中、抱っこで眠る。

午後はやはり別の宅配便のピックアップ待ちでいえにいたものの
結局、受け入れが厳しいとのことで
荷物は持って行ってもらわないことになった。
やれやれ、いちにち右往左往で実りがない気分だ。

夜、荷物の件で長野に電話。
とにかくどっさり雪があるので
龍晴のためにかまくらと、ソリ遊びのための滑り台をつくると
父が張り切っているとのこと。
それは是が非でも長野に行かなくてはね。


2/20(木)
長野行きの荷物と交通手段が確保されていないことで
どうも気持ちが落ち着かない。
もともと日々の行動計画を立てておくのが好きなタイプなのだ。
(そうでないと不安なタイプともいう)

いろいろと迷ったり悩んだりした末、
荷物は荷受け可能のS社に託すことにし、
夕方、集荷にきてもらうことになった。
発送は大抵、K社に頼んでいたのだが、
K社は今日時点で長野行きの荷物はすべて荷受け不可、という連絡がやはり来たのである。

午前中は久しぶりに新井薬師へ。
お寺を参拝し、公園でたくさん遊ぶ。
ランチはポーコアポーコさんへ。
早めにごはんを食べ終わったおかげで
1時間弱、じっくり遊べ、龍晴も満足の様子。

帰宅途中にお昼寝。

目覚めてから、午後は出かける?とたずねたが、
いえで遊びたいというので
一緒にたくさん遊ぶ。
龍晴がしたい遊び・・・はさみでいろいろなものをつくったり、追いかけっこをしたり、相撲をしたり、さかあがり?のようなことをしたりして、
とても満足できたようでうれしい。

今日からあずさ号は全面復旧したと
夜になってわかり、ほうっとする。


2/21(金)
久しぶりに皮膚科へ行く。
アトピー性皮膚炎はだいぶよくなり、
いまはプロペトという保湿剤だけを使うまでになった。
それから2週間ほど経ったので
経過を診ていただきに行く。

とても混む病院なのだが
今日は空いていて、あまり待たずに順番がきて拍子抜け。
経過もよくてうれしく思う。

隣の本屋さんで龍晴と1時間ほどたっぷりと本を読み、
地下のパン屋さんのイートインコーナーで
お昼ごはんにする。
龍晴はおべんとう。

いくつかのお店に寄ってから帰宅する。

お昼寝は1時間。

午後はまたいえで遊ぶ。

心配していた荷物、
もう着いたよ!という驚きの電話が
朝、9時過ぎに母からかかってきた。
間違いではないかと思うくらい私も驚いた。
昨日、集荷に来てくれたS社のドライバーさんに
ばったり会ったので、
その旨を伝えると、とてもうれしそうにしていた。


2/22(土)
いちにち遅れでソチオリンピックを観ている。

スポーツを観るのは大好きで
だからオリンピックともなればもちろんライヴで観たいし
ほんとうはすべての競技を・・・そこにどこの国の誰が出ていようとも、
観戦したいくらいだ。
だが子育て中はそうもいかない。
そんなわけで、いくつかの競技を厳選して観ている。

もちろんフィギュアスケートも。

時差の関係で、私が観戦できるのは
競技の結果がすべてわかったあとなので
浅田真央さんのショートもフリーも
順位や経緯はわかったうえで観戦した。

ショートプログラムを終えて
彼女がどんな心境だったかは想像に難くないし
いやそんなことをいっては失礼に違いない。
きっと私などには想像できないくらいの気持ちだっただろう。

浅田さんが跳び、舞うたびに
涙を禁じ得なかった。
何度観ても、彼女の演技はほんとうに素晴らしく
胸に迫るものがあった。
何度観ても何度観ても、やっぱりその度に泣けるくらいに。

私がもうひとつ、ああ、と感じたのは。
浅田さんが出演した翌日のNHKの番組のインタビューでのことだ。
アナウンサーが彼女に、
(スケーティングを終えたあとに)ほかの選手の演技は観ましたか、どんな気持ちで観ましたか、
という質問したときだ。
彼女はそれに対して。
この組で滑りたかったなあという思いと、
といったあとに、
こんなふうにこたえている。

みんながんばれがんばれ、と思いながら観ていました。

・・・これがトップアスリートの思いなんだ、
ということに、
私はとても胸が打たれた。

こころのちいさい私は
もし同じ立場だったら。
つまり、自分の滑走を終え、ある程度上位に食い込んでいて
金メダルは取れないまでもメダルを狙える位置にはいて
もし目の前で滑るこのひとたちが失敗をしたら
私が表彰台に登れるかもしれない。
そんなことを思っただろう。

でも彼女は。
みんなにがんばれ、と声援を送っていたのだ。
そのことに。
ああ彼女はほんとうにすごいひとなんだなあ、と
思う。
浅田さん、たくさんの感動をありがとうございます。


午前中は夫の事務所へ。
ひさしぶり!といいながら龍晴は掃除をしたり
ホワイトボードにお絵かきをしたりする。
お昼ごはんを食べてから
タクシーで帰宅。

お昼寝後、
マルイへ行き龍晴の靴を2足買う。

いくつかの店に寄ってから帰宅する。

ソチオリンピックももうすぐ終わり。
淋しい。
フィギュアの織田くんが
「ソチロスになりそう」といっていたが
わかる気がする。


2/23(日)
にちようび。

午前中は龍晴のリクエストで新井薬師の公園へ。
昨日から背中が痛くて動くのがつらいので
専ら夫と龍晴で遊んでいてもらい
私はベンチで養生する。
いえでおとなしくしているのがいちばんの養生な気がするが
龍晴が母さんが一緒じゃないと行かない!とがんばるので仕方ない。

おひるごはんは商店街の中華料理で。
龍晴が、
ちゅうかひさしぶりじゃない?
などといっぱしの口を効いていて笑える。
龍晴は持ってきたおべんとう。

お昼寝後、荻窪のスーパー銭湯へ。
龍晴は車窓から見える清掃工場のおおきなえんとつが好きで
高円寺から荻窪のあいだはずうっと窓にかじりついている。
かあさん(えんとつを)みて!とうさん(えんとつを)みて!と、
違う話しをしたり違うところを見ていたりすると
非常に厳しくチェックされる。

銭湯でのんびりと楽しみ
食事をしてから帰宅する。

龍晴は更衣室で、北風小僧の寒太郎を
ものすごーい大音量でうたっていた。
まわりにひとがいなかったので
まあいいか、と私も笑って聴いていたのだけれども。


2/24(月)
今日の龍晴は珍しく、7時近くまで眠っている。
6時半前にいちど起きたのだが
私が眠くてもぞもぞしていたら
いつもはしゃっきり起きる龍晴もまた眠る。

朝のしろいあかるいひかりのもとで
龍晴の寝顔を眺めるのが私は好きだ。
ここのところたくさん食べるので
ふくふくとふくらんでいる薔薇色のほうっぺた。
ちいさく閉じられたまつげ。
やわらかい髪。

ひとつひとつをとてもしあわせだと思いながら
眺める。
胸がぎゅうっとなってなんどでも抱きしめたくなるのだが
そうすると起きてしまうのでそうっといきをひそめて眺めている。
その感じ。
しあわせな時間。

午前中はスイム。
近くのバス停からバスに乗って駅まで行き、
そこから歩く。

おひるごはんはロビーで食べ、
スイムへ。
今日もわが家を入れて2組しかいない。
龍晴は毎日いえでスイムの先生のまねをしているだけあって
完璧に憶えているダンスを大声でうたいながら
踊っていてかわいらしい。
先生も笑いをかみ殺している。

たくさん泳ぎ、
お昼寝は1時間。

マルイに寄ってから帰宅し
いえでのんびりと遊ぶ。

明日から長野へ行くので
イレギュラーで日記を更新。
今回は松本で一泊するため(両親と弟一家と温泉に行く)
はじめてあずさに乗るので(たぶん私も人生初)
龍晴はとても楽しみにしている。