11/11(月)
急激に寒くなってきた。
霜月。
もう冬もすぐそこ。

日暮れもずいぶんと早くなる。

夏にできなかった花火を
蚊が出なくなった秋の終わりくらいに
夫と龍晴としようと
いっていたのだが
もうそんな気分でもなくなってしまった。

今日はサンシャイン水族館へ行く予定にしていたのだが
龍晴の風邪がもうすこしで治りそうなので
やはり大事をとって過ごすことにする。

午前中は出かけずにのんびりといえで遊び、
お昼ごはん後にお昼寝。
今日は1時間弱で目覚める。

午後は近くのスーパーマーケットへ。
昨日、出かけたお店なのだが、
そこへ持っていったぺんぎんのぬいぐるみ・・・龍晴はぺんちゃんと呼んでとてもかわいがっているのだが・・・を落としてきたらしく、
それを探しに行く。
しかしやはりというかなんというか、
ぬいぐるみはどこにもなく、また忘れ物にもないという。

ところでスーパーマーケットへ行く途中に
とつぜん、かなりの雨が降ってきた。

しかし龍晴の天気予報のおかげで
傘を持っていたため、
濡れずに済む。

龍晴は天気予報が得意だ。

私は携帯電話のインターネットのさいしょの画面を
ウエザーニュースの東京版にしているくらい
天気のチェックはかなりこまめにしているのだが
ウエザーニュースも龍晴天気予報の精度には劣る。

今日も龍晴は、出かける支度がととのうと
雨が降るから傘を持ってい~こう!と傘を手にし、
え?降るの?それなら母さんも傘持っていこうかな、と自分の傘も持ち、
(しかしその時点ではまったく降りそうにない気配であった)
すこしいえを出て歩いたところでほんのひとつふたつ、
雨粒があたってきた。
嫌な予感がしたので戻って洗濯ものを取り込み、
10分ほど歩いたところでまさかの大雨である。
道行くひとの殆どは傘を持っておらずずぶ濡れの中、
龍晴も私も傘をさしている奇跡!
洗濯ものも取り込んでおいた。やった!!
ありがとう、龍晴。

だいたい龍晴は私が毎日、
今日の天気は晴れ!などというたびに、
違う、今日は雨が降るって、とか
今日は降らないって、
などとコメントをする。

いつから降るの?と聞くと、
夜から、だとか、
夕方から、だとか、
たくさん降るの?とさらに聞くと、
たくさん、とか、
ちょっとだけ、とか、
んー?と考えながらだったり、即答したり、
それはばらばらなのだがそんなふうにいろいろとこたえる。

そうしてそれは大抵、当たるのである。

龍晴天気予報、と私は呼んでいる。

きもの屋さんに洗い張りを頼みに行く。
龍晴はきもの屋さんの場所を憶えていて
(薬師の商店街にある、ねこがいるお店!)
私の手を引き、道案内をしてくれる。

きもの屋さんですこし話をし、
きものがまた欲しくなり(危ない危ない)
退散。

お礼を伝えて引き戸を閉めたあとに
龍晴がふたたび引き戸を開けて、
ありがとうございました~とお礼を言っていたのが気になったのだが
ちゃんとお礼を言うのを忘れてしまったから
ありがとうございましたと言った、といっていた。
うん、感心感心。

今日は龍晴といろいろとのんびりと遊べて
よい時間を過ごす。


11/12(火)
今日はサンシャイン水族館へ行く日。
もちろん龍晴リクエストである。

これまでは・・・卒乳前までは、
午前中はいえの近くの公園などへ行き、
戻ってから昼寝、
水族館やどうぶつえんは午後に行く、というふうで、
そうすると17時には晩ごはんを食べ
19時過ぎには寝る龍晴をいえに連れて帰るには
滞在時間は2時間程度しかなかった。

でも卒乳。
朝から出かけて、出先で昼寝をし、
晩ごはんの時間までたっぷりと遊ぶことができるのだ。
卒乳してよかったことのひとつは
いちにちの時間の使いかたが変わったこと。

というわけで、
朝から水族館へ。
バスで池袋まで行き、
10時ちょっと過ぎに到着。
午前中の水族館はものすご~く空いているし、
朝、活動的になる生物が元気で楽しい。
(だいたい日中に活動的になる生物は少ないように思う。人間以外)

龍晴はとても喜び
水族館のなかを走りまわっている。
これまであまり目をとめてこなかった
水槽をじっくりと眺め、
回遊する鰯を見ては
いわし!おいしそ~う!!(!)とか
きのこみたいないそぎんちゃくを見ては
きっきー(きのこ)みたい!と言ってみたり
さまざまな生物を指してこれはなあに?とたずねたり
アシカのショーの練習をじっくり眺めたりと
より成長した楽しみかたをする。
これまでは水族館の、龍晴の日常と違う雰囲気を楽しんでいる、というふうだったのが。

おなかが空いたというので
カフェでごはんを食べ、
お店がとても空いていたこともあり、
龍晴はそこでお昼寝。
1時間半ほど。

目覚めてからまた水族館をたっぷりと楽しむ。

暫く遊び、15時すこし過ぎにそろそろ帰ろうか、ということに。
たっぷり遊んだので龍晴も満足した様子。
また近々、すいぞくかんへ行く?とたずねると
今度は空港がいい!という。
(ここのところ、水族館か空港のどちらに行こうか?とよく会話をしている)

池袋ですこし買物。
帰宅は龍晴リクエストで、山手線と総武線を乗り継ぐ。

たっぷり遊んでたのしいいちにち。

ちなみに今日も龍晴天気予報があたり、
降らないと思っていた午前中に雨が降る。


11/13(水)
毎日とても寒い。
ついに屈して、朝と夜だけエアコンをつける。

龍晴の風邪はだいぶよくなってきたものの
ぜいぜいと鼻水がまだすこし残っている。
今日は公園に行こうか迷ったものの
風邪の治りかけのうえに寒いため、
やはりやめにする。

インフルエンザの予防接種を受けに、
近くの内科医院へ。
龍晴はこの病院のミッキーマウスの仕掛け時計が気に入りだ。
ちょうど鳴る時間に私の診察がはじまってしまい、
どうする?とたずねると、
聞きに行ってくる!と待合室に戻っていく。

注射を打った後に、
時計見た?ときくと、
センセイに抱っこして見せてもらった!とうれしそうにいう。
(センセイ=看護師)
以前もその方に抱っこをして見せてもらっていた。
よかったね、龍晴。

高田馬場まで総武線と山手線を乗り継ぎ、
それから西武線に乗り換え沼袋まで行き、
ポーコアポーコさんへ。

途中、タイちゃんとKちゃんが来て驚く。
久しぶりに会えてとてもうれしい。
龍晴の貸したくない病が炸裂し、
自分のいえでもないのに
貸したくない!と号泣したりしていたが
それぞれ没頭して過ごす時間もあり、
また私はKちゃんとたっぷり話せてたのしい時間を過ごす。

帰宅途中に龍晴はお昼寝。
今日は1時間ちょっと。

目覚めてから近くのスーパーマーケットへ。
しかし求めていたものがなく、
駅そばのスーパーマーケットへ移動。

ストライダーで出かけた龍晴には
よいさんぽになった。
スーパーマーケットで、
龍晴の仲良しの警備のかたと、
いえの近所のマンションの管理人のかたが立ち話をしているところに遭遇し、
龍晴はとてもうれしそうにしていた。

明日は羽田空港へ。


11/14(木)
龍晴はくるまや電車は以前から好きだったが
最近はヘリコプターや飛行機に以前にも増して興味が広がっている。

「わくわくでんしゃしゅっぱつ」という、
龍晴が毎日のように読んでいる好きな本があるのだが
そのなかに空港の絵が出てきて、
これはなに?くうこう?というところからはじまり、
それなら空港に行ってみようか、ということになった。

調布にも空港があるが、
どうせ行くなら成田や羽田など、離発着が多い空港が良い。
成田はさすがに遠いので、
それならばと羽田に行くことにする。

調べると、それぞれのターミナルに展望台というものがあるらしい。
ふうん。ぜんぜん、知らなかった。
子どもを育てていると
これまでまったく知らなかった、ということが
ほんとうにたくさんある。

東京駅まで中央線で行き、
龍晴リクエストで京浜東北線で(あまり利用する機会がないので気になるらしい)浜松町へ行き、
モノレールに乗る。
モノレールには快速や区間快速、というものがあるということもまたはじめて知った。
が、龍晴は、ピカチュウの描かれているモノレールに乗りたい!ということで
各駅停車に乗る。
はじめて見るモノレールからの景色に
龍晴は釘づけである。

そういえば以前、羽田寮、という名前の、
正確にいえば京急空港線の大鳥居という駅にある寮に入っていた頃、
同期の親しい友だちが、寮から当時は新橋にあった会社まで
便利な京急ではなく、モノレールで通勤をしているといっていた。
天気が良い日にモノレールに乗ると、
とても気持ちが良い、と彼女は言っていたっけ。

そんなことも思いだしながら
電車に揺られる。

競馬場の近くからは馬が見えて
龍晴はうま!と喜んでいる。
どうしてうまがいるの?と聞かれて
なんとなく答えに詰まる。

それにしてもものすごく揺れるので酔うか心配だったのだが
なんとか空港第1ターミナルのある駅に到着。
6階の展望台へ。

うわあ!大きい!早い!と
見るものひとつひとつに龍晴は歓声をあげて飛行機を眺め、
屋上の広いデッキを走りまわる。

私も初めてこういう景色を眺めたように思う。
たくさんの飛行機。
着陸のときにも飛行機はおおきな音がするということ。
思えば当たり前のことなのに
ひとつひとつに驚く。
私も。

暫く飛行機と空港を眺め、
ビルのなかを歩いてから
(きれいなクリスマスツリーがあった)
ふたたびデッキに戻り、
飛行機を見ながら持ってきたおべんとうを食べる。

飛行機が車を牽引?していたり
コンテナ車?がいたりと
龍晴にとっては初めてみる、不思議な、たのしいものでいっぱいだ。

しかし遠くにモノレールが見えると、
またモノレールに乗りたい!といったので、
では、と空港を跡にする。

とても眠い時間帯なのに
モノレール楽しさでまったく寝ず、
しかし浜松町に着いたらすぐに撃沈。

車窓から見えた東京タワーをとても気にしていたので
せっかくだから、と東京タワーに寄っていくことにし、
寝ている子どもを抱っこしてふうふう言いながら
(なぜなら最近は抱っこひもを持ち歩いていない)
東京タワー近くのカフェに落ち着く。
しかしあっという間に龍晴は目覚め、
すぐに東京タワーへ。

ビーッグ!!
と、龍晴はおおはしゃぎである。
あれ、なかはいれる?と何度もきく龍晴。
はいれるよ?とこたえると、うれしそうに笑う。

いまはうえの方にある展望台は改修中だとかで、
大展望台、というところまで登る。
東京タワーなんて、何年ぶりだろう?ひょっとしたら何十年ぶり?
もう憶えていないくらい来ていない。

展望台で龍晴は、したが透けて見えるところにも
果敢に乗ったり腹ばいで覗いたりし、
小さい子って平気なのね~などと通り過ぎるひとたちにいわれている。

母さんも一緒にごろんしてみよう!といわれたのだけれども
丁重に断る。

展望台を龍晴はとても気に入ったようで
何周するの?というくらい
ずうっとぐるぐると小走りに走りまわる。

カフェで休憩したりしながら
2時間ほど遊ぶ。

そろそろ行こうか?と降りて、
ふもとにある公園へ。
沢のようなものがあり、なかなか楽しい。
増上寺にお参りし、大門から大江戸線に乗り、代々木で乗り換えて帰宅。

よく遊んだしたくさん歩いた。
肩も背中もばきばきだが
龍晴はとても満足したようでうれしく思う。


11/15(金)
朝から雨かと思いきや
空は晴れている。

昨日は夕焼けがきれいだった。
どうして明日、雨なのに
夕焼けが?と思ったら
そういうことだったのだ。

龍晴に、今日は雨が降る?とたずねると
朝はふらない。昼にけっこうふる。
といっている。
なるほど。

朝、夫を玄関まで見送るときに
夫が、傘どうしようかな、持っていこうかな、といい、
私が、そうね、持っていったほうがいいかもね、とこたえると、
龍晴は、ふらない!と半泣きになって猛烈に抗議していた。
実際、昼まで雨は降らず、
しかし昼にたくさんの雨が降る。

ちょうどその時間帯は、
堤助産院での集まりがあり、
屋内にいたが、
遅れてきた友だちが雨がすごいよ、と
びっしょり濡れた服で言っている。

今日は1年ほどぶりに、
堤助産院の開放日によく行っていたメンバーが
助産院に集まった。
みんな2歳半前後の子どもがいる。
みんなの0歳児時代を知っている。
そんな仲間たちだ。

たのしい時間を過ごす。

子どもたちもみんなで走りまわって遊び、
持参してみんなにあげた風船をふくらまして
おおよろこびではしゃぎまわっている。
かわいらしい。
龍晴も。みんなも。

龍晴は昼寝の時間をとうに過ぎても
楽しくてはしゃいで
だれよりも走ったり飛び跳ねたりをしてみんなに驚かれるくらい汗だくになる。

さすがにそろそろ眠らせたほうがよい頃合いに
着替えさせてから助産院をあとにする。

そとはまだ雨。
でも困るほどではない。

近くのポーコアポーコさんへ。
龍晴は眠っているので
ゆっくりとカフェオレを飲む。

目覚めてから北野神社へ。
今日は二の酉。

昨日、夫から、会社に飾ってある熊手を持って帰ってもらったので
自宅のちいさな熊手とあわせて返納し、
おまいりをしてからあたらしい熊手を選ぶ。

昨年と同じか、それより大きいもの、が
熊手を買う目安。
今年は6寸。
去年買ったお店ではないお店にし、
じっくり説明してもらい、検討をし、
やっと選ぶ。
おかげでよいものを選べたように思う。
夫の商売が来年も繁盛しますように。

龍晴にはぴかちゅうのお面を買う。
昨日、モノレールで見たせいだろう、
機関車トーマスやアンパンマンよりも
ぴかちゅうを欲しがる。

いえにもうひとつ、機関車トーマスのなかまの
なんとかいう緑色のおめんがあるのだが、
母さんに機関車のおめんを貸すね、と
龍晴はいっていた。
はい、ありがとう。


11/16(土)
よい天気。
気持ちがよいのでふとんを干す。
龍晴も重いふとんを運ぶのを
おいっちにおいっちにと手伝ってくれて
かわいらしい。

龍晴もそうなのだけれども
子どもっておとなの手伝いがとても好きだと思う。
龍晴もおもちゃのキッチンセットよりも
ほんものの台所で一緒に料理をするのが好きだし
たとえばできた料理を机に運ぶのや
野菜を洗ったり米を研ぐことをお願いすると
嬉々としてやっている。
自分がいちにんまえになったような
誇らしいような
そんな気持ちなのだろうか。
もうとうに忘れてしまった気持ち。

新井薬師の公園へ行きたい、というリクエストにこたえて
出かける。
風邪のあいだは吹きさらしの公園に行くのはとりやめていたから
1週間以上ぶりだ。

お寺で参拝をしたあと、
公園へ走る。
朝早い公園にはいつもだれもいない。
児童館で貸してくれる三輪車に乗り、
器用に漕ぎまわる。

しかしそのうちちらほらと子どもたちがやってきて
龍晴が先ほど乗っていた、でもいまは乗っていない乗り物に乗ろうとしている。

龍晴はそれが嫌で号泣。
しかしそんなことを嫌がっては
公園でみんなと遊ぶことはできない。
これはこの場できちんと説得するしかないなと
最初はゆっくりとわかりやすく、
それでも聞きずに号泣を続けるので
だんだんとおおきな声で話す。
龍晴の泣き声はものすごくおおきいので
公園にいた大人たちの注目も集めている様子。
でもそれを気にしていたら、
子どもに注意なんてできないのだ。
悪いことは悪い、と、いま私は伝えたいのだ。

龍晴は最終的にはわかった、といっていたが
どこまでわかっただろうか。

お昼ごはんはポーコアポーコさんへ。
ゆっくりと楽しみ、
帰宅。

龍晴は抱っこで帰宅中に眠る。

抱っこしたままふとんをひっくり返し、
洗濯ものをたたみ、
いろいろと用事を済ませる。

今日は2時間弱眠る。

目覚めてから高田馬場へ。
バスで新井薬師まで行き、
西武線に乗る。
もちろん龍晴リクエストである。

スーパーマーケットで買物をしてから
夫の会社へ。

昨日、買ってきた熊手を
早速、とてもよい場所に置いてくれていて
うれしく思う。
それにしても素敵な熊手だ。
よい買物をした。

龍晴は植物に水をあげたり
すこし遊んだりする。

みんなで帰宅。
夫と私とでそれぞれ手をつなぎ
龍晴はジャンプをしながら歩く。

きっととてもしあわせな家族に見えるのだろう。
年配のご夫婦などが
見て?という感じで笑顔を向けていたりするのが見える。

そうだろう。
だって私もそんな家族を見たら
ああなんてしあわせそうなんだろう、と思うもの。

実際にこういう時間を
私はかけがえがないといつも思う。
しあわせだと思う。

ここのところ龍晴は数字を憶えるのが好きだ。
いえにある数字の本、というのを読んで
数字を憶えている。

今日も眠る前に数字の本を読んでほしい、というので
ページをめくると
ものすごーくおおきなこえで
イチー!とかニー!とか言っては笑っている。
かわいらしいなあ。


11/17(日)
明日はどこへ行こうか?と
たいてい龍晴と前の日に話をする。

えーっと。ぎょえん!
と昨日の夜、龍晴は元気にこたえていて
なので今日は、新宿御苑へ行くことにする。

夫と一緒なのは花見の季節以来だ。

10時半くらいに御苑に着き、
親子の森(という名前だと思っていたら母と子の森、であった。
でもなんだかしっくりこないので親子の森、と前から思っていた名前で呼んでおこう)に向かって龍晴は走る。

きのこと蜘蛛の巣とバッタを見つけたいと
龍晴は言っていて、
でも前回来たときからまた冬に向かっているため
斜面全体に生えていたきのこはもうなくなっていて
なかなか見つからない。

きっきー!きっきー!!と龍晴は
長い棒を持ちながら雑木林を歩く。
(きっきーとは、きのこのこと。ちなみにトマトはトットーである。
龍晴はあまりことばを省略して憶えない、というか、
完璧に発音できるまで喋ろうとすらしないタイプなのだが、
きのことトマトだけはなぜか例外だ)

そのうち夫がきのこを見つけ、
龍晴も見つけ、
みんなで観察をする。

朝の新宿御苑の空気は清冽だ。
マイナスイオンってほんとうにあるのね、という感じ。
どこか空気が見えるような質感をしている。

たくさん歩いておなかが空いたのだろう、
11時にはごはん食べたい!と龍晴はいいはじめたので
レストランへ。

私も既にはらぺこだったため、
龍晴は持ってきたおべんとうを、私は定食を食べ、
まだおなかが空いていない夫はおつまみのようなものを食べる。
さらにホットケーキ(龍晴用)とアイスクリーム(夫用)とコーヒーを追加。
龍晴はいえではぜ~ったいに食べさせてもらえないような、
はちみつと砂糖がたっぷり載ったホットケーキを
おいしい~といいながら食べていた。

食事後、抱っこをしながらすこしさんぽをするうちに
龍晴は昼寝。
イギリス庭園の芝生で
みんなで寝転んで眠る。

龍晴は私の胸のうえで。

私はこういうときにまったく眠れないタイプなので
空のくもを眺めたり
まわりで寝転んだり遊んだりしているひとたちを眺めたり
夫が持ってきていた新聞を読んだりする。

秋の空はとてもきれいだ。

2時間ほど眠り、
龍晴と夫が目覚める。

それからまた暫くさんぽをし、
千駄ヶ谷の駅のパスタのお店でお茶をしてから帰宅する。

よく歩いたし、
たくさん遊んだ。

よいいちにち。

さて明日からまた一週間。