8/26(月)
朝のさんぽは短め、
近くのおにぎり屋さんへ行く。
龍晴はおじさーん!とはじめてご主人のことを呼び
ご主人の相好を崩している。
コンビニエンスストアに寄ってから帰宅。
スイムへ。
今日も独自路線でいろいろと楽しんでいて
先生も龍晴のマイペースぶりをとても理解してくれるようになったので
のんびりと楽しむ。
観覧席でランチを食べてから
マルイに寄り、
花を買いたい!という龍晴のリクエストで
切り花を購入。
ちょうどいえに飾っているりんどうがそろそろ終わりなので
よい頃合い。
龍晴はスーパーマーケットや花屋さんを見る度に
花を買いたがる。
いくつかのお店に寄ってから帰宅する。
夕方、たくさん遊ぶ。
晩ごはんのあと、ちょっとしたことから龍晴と衝突。
あああ、またやっちゃった。
ごめんね、龍晴。
ちょっとしてから仲直りをする。
ごめんね、龍晴。
8/27(火)
龍晴の体調は悪くならずにいる。
よかった。
ほうっとする。
ここ数日でひかりの強さと色が変わった。
そこにはもう真夏のようなぎらぎらとした強さがない。
ああもう夏は終わっていこうとしているんだな。
夏は暑い。
今年の夏も暑かった。
それでも私は夏が好きだと思う。
これからは秋へ向かう。
龍晴と迎える3度目の秋。
朝のさんぽは近くのスーパーマーケットへ。
龍晴はここのところ、以前と同じくらい歩くようになった。
といっても。
今日からやっぱり歩きます!と自ら率先したわけではなく
歩かないならおうちでお留守番しようね?と言ってみたら
一緒にいく!と歩きはじめた、というところ。
そして歩いてみたら意外と大丈夫?と思ったらしく
それ以来、以前と同じくらい歩くようになった。
よかった。
スーパーマーケットに龍晴の好きな守衛さんはいなくて
(今日はお休みらしい)
龍晴はがっかりしつつも、ほかの守衛さんに持ってきた傘やはいている長靴を見せたりしている。
近くのお店などに寄ってから帰宅。
お昼寝は2時間。
今日はポーコアポーコさんへ。
10日ほど夏休みを取られていたので、
久しぶりに伺う。
秋田へ帰省されていたので
こまち号のおもちゃをお土産にいただいた。
暫く遊び、
西武線に乗って新井薬師の駅まで行き、
バスに乗って帰宅する。
夜、寝る前にたくさん遊ぶ。
今日はちび怪獣くらいで
怪獣は現れず。
8/28(水)
怪獣が大活躍のいちにち。
いやあ、なかなか。やれやれ。よれよれ。
朝、じょうずにやろうとしてできなかったことがあり
怒った龍晴は使っていたおもちゃや
好きなぬいぐるみなどを腹いせで投げる。
怪獣その1。
朝のさんぽは近くのスーパーマーケットまで。
龍晴は守衛さんに持ってきたいぬのぬいぐるみを見せたりする。
帰宅後、お昼寝。
今日も2時間眠る。
午後のさんぽはブロードウエイへ。
帰省のための冷凍の宅配便を配送センターに持ちこむ。
その傍にあるお店に龍晴は行きたがって一緒に行ったのだが
なんとお休みでシャッターが降りていた。
龍晴は地面にはんぶんくらい寝転んで号泣する。
休み、ということと、あきらめよう、ということは
まだ龍晴には結びつかない。
怪獣その2。
かなしい気持ちも悔しい気持ちもわかるが
ずうっと地面に寝転んで号泣させておくわけにもいかないので
なんとか抱っこをして、
それなら近くの100円ショップへ行こうか?というと
けろりと泣きやむ。
100円ショップでミキサー車を購入。
今日は止むを得まい。
ふたたびブロードウエイに戻って
牛乳屋さんで牛乳をいただく。
こちらのお店の瓶入り牛乳は龍晴のお気に入りである。
スーパーマーケットに寄って帰宅。
帰宅後、晩ごはんの時間が近いが
龍晴の気に入りの遊びをしたいというので
すこしだけね、ということで付き合う。
が、すこしだけ、で切り上げようとしたところ
やはり気に入らず、号泣。
なんとかしても泣きやまず。
怪獣その3。
こうして書いているとどれもたいしたことはない。
たいしたことはないようにも思えるし見える。
しかし実際にその場にいると
なかなか、ハイ、深呼吸して、というふうにもならない。
いやあなかなか。
がんばるぞ、明日も。
8/29(木)
また暑い日。
でもやっぱり、真夏の暑さとは違う。
秋に向かう日の、そのなかの暑い日、というだけのこと。
朝のさんぽは城山公園へ。
久しぶりの公園、
龍晴は滑り台やブランコや砂場や
アスレティックなどをじゅんばんにぜんぶ試し、
とてもうれしそうに走りまわっている。
友だちと待ち合わせていたので
友だちの子、タイちゃんもやってきて
龍晴はさらにうれしそうだ。
タイちゃーん!と呼んで
自分と同じものをしようと誘ったりしている。
ひとしきり遊んで
まだ帰りたくない!と龍晴は言ったのだけれども
お昼寝の時間なので帰宅する。
たくさん遊んだせいか
今日も2時間ぐっすりと眠る。
午後は新井薬師の公園へ。
こうえんいきたい、と龍晴からのリクエスト。
すべりだいがすべりたい、
さんりんしゃにのりたい、
のだというので
新井薬師へ行く。
滑り台や砂場や
三輪車を押して公園のなかの築山をくだったりして
たくさん遊ぶ。
帰宅後、ごろごろごっこ。
(龍晴が好きな遊び)
たくさん遊んでたのしいいちにち。
ここ一ヵ月はじゃぶじゃぶ池で遊んでいたから
公園そのものは久しぶりだったし、
そんな公園に、いちにちで2度も行けた。
龍晴は笑ったり叫んだりしてとてもたのしそうにしていた。
夜、帰省の荷物パッキング。
これで宅配に乗せる荷物はすべて終了だ。
8/30(金)
昨日の公園がとても楽しかったせいだろう。
朝、今日はこうえんに行きたい!と龍晴がいう。
そうか、そんなに楽しかったんだね。
どこの公園がいい?ときくと、
新井薬師に行きたい、というので
ほんとうは買物に行きたかったのだけれども
朝のさんぽは新井薬師へ行く。
お寺の境内でおまいりをしたり
休憩をしたりしてから
公園へ。
児童館で借りた三輪車に乗ったり
(今日はじょうずに乗れた!)
私が押して、築山を登ったり降りたりする遊びもする。
ブランコや滑り台や砂場で
たくさん遊んでから帰宅。
お昼寝後、タクシーに乗りたい!という龍晴。
た、たくしーですか・・・
バスじゃだめなの?とたずねると、
タクシーがいい、という。
うーん、タクシーねえ。
タクシーでいける場所を、では考えないとねえ、と
どうにか乗ることを避けられる方法はないかとつぶやくと、
どんぐり!と目を輝かせて龍晴はいう。
福祉センターのどんぐり広場に行ったとき、
確かにタクシーに乗ったんだよなあ・・・。
だってそのときは検診で急いでいたしね。
そうだねえ、タクシーで前は言ったよね、と
返事をしながらさてどうしようかと思っていると、
まんぼう!!とさらに目を輝かせて龍晴はいう。
まんぼうとは、サンシャイン水族館のことである。
確かにサンシャイン水族館へは、いえからバスに乗り、タクシーに乗り継いで行っている。
久しぶりだし、子どもたちの夏休みもそろそろ終わっているから空いているだろうし、
では水族館へ行こうか、と、
そうだね、水族館へ行こうか!と
龍晴にいうと、
やったー!と小踊りをしている。
そうか、そんなに行きたかったのか。
急いで準備をして出かける。
バスに乗り、池袋駅まで行き、
そこからリクエストに応えてタクシーに乗車。
ところが予想に反して水族館はとても混んでいる。
空いていればあちこち楽しめるのだが
いつものようにのびやかに楽しめない。
1時間ほど滞在し、
(龍晴は今日はペンギンに興味を強く示した。
立ち寄ったショップではペンギンのぬいぐるみを欲しがり、購入)
またタクシーに乗って駅まで行き、
今度は電車で帰宅する。
龍晴は新しく仲間になったペンギンに
高田馬場から中野までの電車や駅、
中野からいえまでの道のり、
いえにあるあれこれを説明してあげていて
かわいらしい。
龍晴にとって、今日、買ってきたペンギンは
ぬいぐるみ、ではないのだ。
ピュアだなあ。
たとえば龍晴は。
いえにあるいくつかのぬいぐるみや
飼っているさかなや
どうぶつえんや水族館のどうぶつやさかなや
街を歩いているいぬやねこや
そらを飛ぶとりや
そういういきものすべてと
話ができると思っているし
実際に話をしている。
どういうきっかけだったかは忘れてしまったのだが
龍晴がぬいぐるみに「おはよう」と話しかけているときに
私がパペットのように「おはよう」と返事をしたことがあり
それ以来「おはよう」というと
返事がかえってくると思っているのだ。
だからはなしをしたいいきものと会うと龍晴は
「おはよう」という。
私がパペット声で話しているのはわかっているのだが
それは私が媒介をして、いきものたちが話している、と
龍晴は信じているのだ。
きっと私にも誰にも
多かれ少なかれそういう時代ってあったのだろうが
それは憶えていないくらい遠いことだ。
龍晴を見ていると。
龍晴と一緒にいると。
そのまっしろでとうめいなこころに
胸がぎゅっとなることがたくさんある。今日も。
8/31(土)
暑い日が続く。
真夏のような暑さでも
夏の名残りと感じるのは穿っているだろうか。
朝のさんぽは近くのスーパーマーケットまで。
開店まで20分も時間があるというときに着いてしまい
いつもは開いている門も閉まっているし
龍晴の好きな守衛さんもほかの守衛さんもだれもいない。
残念だねえ、といいつつ
別のスーパーマーケットへ移動し、
買物をしてから帰宅。
お昼寝後はポーコアポーコさんへ。
今日は幾組かの子ども連れのお客さんが来ていて
…龍晴がきたときと、帰る前とそれぞれ別のお客さん…
それぞれ年齢も近かったので
それとなく一緒に遊ぶ。
龍晴はとくべつにくるまのおもちゃを出してもらって
集中して遊んでいた。
西武線に乗って高田馬場へ。
夫の事務所にすこしだけ寄る。
今日はフットサルをお休みにした夫。
(先週のフットサルで負傷したため)
今日は父さんがごはんのときにいるよ、
フットサルお休みなんだって、というと
龍晴はとてもうれしそうにしていた。
9/1(日)
にちようび。
朝のさんぽはホームセンターへ。
夫と3人で行く。
龍晴は大好きな歯ブラシを買ってもらって
満足である。
帰宅後、お昼寝。
午後は夫の会社へ行きたい、と龍晴はリクエストしていたのだが
にちようびはたいてい休日出勤の社員さんがいるから、
ということで、
龍晴の第2希望の哲学堂公園へ行くことにする。
途中、新井薬師のお寺のそばの
中華料理のお店へ久しぶりに行く。
龍晴は夫と私が食べるのを
ちゃんと待っていて、
5歳!と繰り返していた。
5歳だからちゃんと待てるんだよ、という主張である。
バスで哲学堂公園へ。
真夏の暑さの昼下がりの公園は
ほとんど誰もいない。
石をひろっては池につぎつぎと投げ入れ、
山のうえのほうの公園で滑り台やブランコなどもして、
龍晴の好きな鐘を眺め、
たくさん遊ぶ。
よく遊んだ午後。
たのしい気持ち。
朝のさんぽは短め、
近くのおにぎり屋さんへ行く。
龍晴はおじさーん!とはじめてご主人のことを呼び
ご主人の相好を崩している。
コンビニエンスストアに寄ってから帰宅。
スイムへ。
今日も独自路線でいろいろと楽しんでいて
先生も龍晴のマイペースぶりをとても理解してくれるようになったので
のんびりと楽しむ。
観覧席でランチを食べてから
マルイに寄り、
花を買いたい!という龍晴のリクエストで
切り花を購入。
ちょうどいえに飾っているりんどうがそろそろ終わりなので
よい頃合い。
龍晴はスーパーマーケットや花屋さんを見る度に
花を買いたがる。
いくつかのお店に寄ってから帰宅する。
夕方、たくさん遊ぶ。
晩ごはんのあと、ちょっとしたことから龍晴と衝突。
あああ、またやっちゃった。
ごめんね、龍晴。
ちょっとしてから仲直りをする。
ごめんね、龍晴。
8/27(火)
龍晴の体調は悪くならずにいる。
よかった。
ほうっとする。
ここ数日でひかりの強さと色が変わった。
そこにはもう真夏のようなぎらぎらとした強さがない。
ああもう夏は終わっていこうとしているんだな。
夏は暑い。
今年の夏も暑かった。
それでも私は夏が好きだと思う。
これからは秋へ向かう。
龍晴と迎える3度目の秋。
朝のさんぽは近くのスーパーマーケットへ。
龍晴はここのところ、以前と同じくらい歩くようになった。
といっても。
今日からやっぱり歩きます!と自ら率先したわけではなく
歩かないならおうちでお留守番しようね?と言ってみたら
一緒にいく!と歩きはじめた、というところ。
そして歩いてみたら意外と大丈夫?と思ったらしく
それ以来、以前と同じくらい歩くようになった。
よかった。
スーパーマーケットに龍晴の好きな守衛さんはいなくて
(今日はお休みらしい)
龍晴はがっかりしつつも、ほかの守衛さんに持ってきた傘やはいている長靴を見せたりしている。
近くのお店などに寄ってから帰宅。
お昼寝は2時間。
今日はポーコアポーコさんへ。
10日ほど夏休みを取られていたので、
久しぶりに伺う。
秋田へ帰省されていたので
こまち号のおもちゃをお土産にいただいた。
暫く遊び、
西武線に乗って新井薬師の駅まで行き、
バスに乗って帰宅する。
夜、寝る前にたくさん遊ぶ。
今日はちび怪獣くらいで
怪獣は現れず。
8/28(水)
怪獣が大活躍のいちにち。
いやあ、なかなか。やれやれ。よれよれ。
朝、じょうずにやろうとしてできなかったことがあり
怒った龍晴は使っていたおもちゃや
好きなぬいぐるみなどを腹いせで投げる。
怪獣その1。
朝のさんぽは近くのスーパーマーケットまで。
龍晴は守衛さんに持ってきたいぬのぬいぐるみを見せたりする。
帰宅後、お昼寝。
今日も2時間眠る。
午後のさんぽはブロードウエイへ。
帰省のための冷凍の宅配便を配送センターに持ちこむ。
その傍にあるお店に龍晴は行きたがって一緒に行ったのだが
なんとお休みでシャッターが降りていた。
龍晴は地面にはんぶんくらい寝転んで号泣する。
休み、ということと、あきらめよう、ということは
まだ龍晴には結びつかない。
怪獣その2。
かなしい気持ちも悔しい気持ちもわかるが
ずうっと地面に寝転んで号泣させておくわけにもいかないので
なんとか抱っこをして、
それなら近くの100円ショップへ行こうか?というと
けろりと泣きやむ。
100円ショップでミキサー車を購入。
今日は止むを得まい。
ふたたびブロードウエイに戻って
牛乳屋さんで牛乳をいただく。
こちらのお店の瓶入り牛乳は龍晴のお気に入りである。
スーパーマーケットに寄って帰宅。
帰宅後、晩ごはんの時間が近いが
龍晴の気に入りの遊びをしたいというので
すこしだけね、ということで付き合う。
が、すこしだけ、で切り上げようとしたところ
やはり気に入らず、号泣。
なんとかしても泣きやまず。
怪獣その3。
こうして書いているとどれもたいしたことはない。
たいしたことはないようにも思えるし見える。
しかし実際にその場にいると
なかなか、ハイ、深呼吸して、というふうにもならない。
いやあなかなか。
がんばるぞ、明日も。
8/29(木)
また暑い日。
でもやっぱり、真夏の暑さとは違う。
秋に向かう日の、そのなかの暑い日、というだけのこと。
朝のさんぽは城山公園へ。
久しぶりの公園、
龍晴は滑り台やブランコや砂場や
アスレティックなどをじゅんばんにぜんぶ試し、
とてもうれしそうに走りまわっている。
友だちと待ち合わせていたので
友だちの子、タイちゃんもやってきて
龍晴はさらにうれしそうだ。
タイちゃーん!と呼んで
自分と同じものをしようと誘ったりしている。
ひとしきり遊んで
まだ帰りたくない!と龍晴は言ったのだけれども
お昼寝の時間なので帰宅する。
たくさん遊んだせいか
今日も2時間ぐっすりと眠る。
午後は新井薬師の公園へ。
こうえんいきたい、と龍晴からのリクエスト。
すべりだいがすべりたい、
さんりんしゃにのりたい、
のだというので
新井薬師へ行く。
滑り台や砂場や
三輪車を押して公園のなかの築山をくだったりして
たくさん遊ぶ。
帰宅後、ごろごろごっこ。
(龍晴が好きな遊び)
たくさん遊んでたのしいいちにち。
ここ一ヵ月はじゃぶじゃぶ池で遊んでいたから
公園そのものは久しぶりだったし、
そんな公園に、いちにちで2度も行けた。
龍晴は笑ったり叫んだりしてとてもたのしそうにしていた。
夜、帰省の荷物パッキング。
これで宅配に乗せる荷物はすべて終了だ。
8/30(金)
昨日の公園がとても楽しかったせいだろう。
朝、今日はこうえんに行きたい!と龍晴がいう。
そうか、そんなに楽しかったんだね。
どこの公園がいい?ときくと、
新井薬師に行きたい、というので
ほんとうは買物に行きたかったのだけれども
朝のさんぽは新井薬師へ行く。
お寺の境内でおまいりをしたり
休憩をしたりしてから
公園へ。
児童館で借りた三輪車に乗ったり
(今日はじょうずに乗れた!)
私が押して、築山を登ったり降りたりする遊びもする。
ブランコや滑り台や砂場で
たくさん遊んでから帰宅。
お昼寝後、タクシーに乗りたい!という龍晴。
た、たくしーですか・・・
バスじゃだめなの?とたずねると、
タクシーがいい、という。
うーん、タクシーねえ。
タクシーでいける場所を、では考えないとねえ、と
どうにか乗ることを避けられる方法はないかとつぶやくと、
どんぐり!と目を輝かせて龍晴はいう。
福祉センターのどんぐり広場に行ったとき、
確かにタクシーに乗ったんだよなあ・・・。
だってそのときは検診で急いでいたしね。
そうだねえ、タクシーで前は言ったよね、と
返事をしながらさてどうしようかと思っていると、
まんぼう!!とさらに目を輝かせて龍晴はいう。
まんぼうとは、サンシャイン水族館のことである。
確かにサンシャイン水族館へは、いえからバスに乗り、タクシーに乗り継いで行っている。
久しぶりだし、子どもたちの夏休みもそろそろ終わっているから空いているだろうし、
では水族館へ行こうか、と、
そうだね、水族館へ行こうか!と
龍晴にいうと、
やったー!と小踊りをしている。
そうか、そんなに行きたかったのか。
急いで準備をして出かける。
バスに乗り、池袋駅まで行き、
そこからリクエストに応えてタクシーに乗車。
ところが予想に反して水族館はとても混んでいる。
空いていればあちこち楽しめるのだが
いつものようにのびやかに楽しめない。
1時間ほど滞在し、
(龍晴は今日はペンギンに興味を強く示した。
立ち寄ったショップではペンギンのぬいぐるみを欲しがり、購入)
またタクシーに乗って駅まで行き、
今度は電車で帰宅する。
龍晴は新しく仲間になったペンギンに
高田馬場から中野までの電車や駅、
中野からいえまでの道のり、
いえにあるあれこれを説明してあげていて
かわいらしい。
龍晴にとって、今日、買ってきたペンギンは
ぬいぐるみ、ではないのだ。
ピュアだなあ。
たとえば龍晴は。
いえにあるいくつかのぬいぐるみや
飼っているさかなや
どうぶつえんや水族館のどうぶつやさかなや
街を歩いているいぬやねこや
そらを飛ぶとりや
そういういきものすべてと
話ができると思っているし
実際に話をしている。
どういうきっかけだったかは忘れてしまったのだが
龍晴がぬいぐるみに「おはよう」と話しかけているときに
私がパペットのように「おはよう」と返事をしたことがあり
それ以来「おはよう」というと
返事がかえってくると思っているのだ。
だからはなしをしたいいきものと会うと龍晴は
「おはよう」という。
私がパペット声で話しているのはわかっているのだが
それは私が媒介をして、いきものたちが話している、と
龍晴は信じているのだ。
きっと私にも誰にも
多かれ少なかれそういう時代ってあったのだろうが
それは憶えていないくらい遠いことだ。
龍晴を見ていると。
龍晴と一緒にいると。
そのまっしろでとうめいなこころに
胸がぎゅっとなることがたくさんある。今日も。
8/31(土)
暑い日が続く。
真夏のような暑さでも
夏の名残りと感じるのは穿っているだろうか。
朝のさんぽは近くのスーパーマーケットまで。
開店まで20分も時間があるというときに着いてしまい
いつもは開いている門も閉まっているし
龍晴の好きな守衛さんもほかの守衛さんもだれもいない。
残念だねえ、といいつつ
別のスーパーマーケットへ移動し、
買物をしてから帰宅。
お昼寝後はポーコアポーコさんへ。
今日は幾組かの子ども連れのお客さんが来ていて
…龍晴がきたときと、帰る前とそれぞれ別のお客さん…
それぞれ年齢も近かったので
それとなく一緒に遊ぶ。
龍晴はとくべつにくるまのおもちゃを出してもらって
集中して遊んでいた。
西武線に乗って高田馬場へ。
夫の事務所にすこしだけ寄る。
今日はフットサルをお休みにした夫。
(先週のフットサルで負傷したため)
今日は父さんがごはんのときにいるよ、
フットサルお休みなんだって、というと
龍晴はとてもうれしそうにしていた。
9/1(日)
にちようび。
朝のさんぽはホームセンターへ。
夫と3人で行く。
龍晴は大好きな歯ブラシを買ってもらって
満足である。
帰宅後、お昼寝。
午後は夫の会社へ行きたい、と龍晴はリクエストしていたのだが
にちようびはたいてい休日出勤の社員さんがいるから、
ということで、
龍晴の第2希望の哲学堂公園へ行くことにする。
途中、新井薬師のお寺のそばの
中華料理のお店へ久しぶりに行く。
龍晴は夫と私が食べるのを
ちゃんと待っていて、
5歳!と繰り返していた。
5歳だからちゃんと待てるんだよ、という主張である。
バスで哲学堂公園へ。
真夏の暑さの昼下がりの公園は
ほとんど誰もいない。
石をひろっては池につぎつぎと投げ入れ、
山のうえのほうの公園で滑り台やブランコなどもして、
龍晴の好きな鐘を眺め、
たくさん遊ぶ。
よく遊んだ午後。
たのしい気持ち。