7/15(月)
やっと夫が仕事休み。
うれしい。
朝のさんぽは夫と龍晴とふたりで出てもらうが、
30分くらいで電話が鳴り、
もういえに帰りたいと龍晴がいっている、という。
私がいないことが不安になったらしい。
ううむ。
たまにはゆっくりあさごはんを食べたいなあと思っていた矢先なのだが。
帰宅後、お昼寝。
今日はゴージャスなお昼ごはんを食べよう、と夫に誘われていたので
サンプラザのうえのレストランへ行ってみる。
が、満席で入れず、マルイのレストランへ。
ばったりとポーコアポーコさんのご主人と常連のYさんと遭遇。
龍晴はとてもうれしそうににこにことしていた。
食事後はジムへ。
今日はジムの開放日で、
夫に龍晴が泳ぐところを見てほしくて
みんなで出かける。
龍晴は夫と私と一緒、というのがうれしかったようで
とてもはしゃいでいてかわいらしい。
1時間ほど泳いだり遊んだりし、
ホームセンターに寄ってから帰宅する。
たのしいいちにち。
7/16(火)
たのしいいちにちが翌日暗転。
朝、龍晴がなんど言っても治らないことがあり、
すこし強めに叱る。
そのあとにこんどは別のことで・・・ふだんなら叱らなくてもいいようなことではあるのだが・・・やらかしたことがあり、
先ほどのことで苛々していた私はまた叱ってしまった。
叱りながらあたまのなかで、こんな時間(7時15分)まで夫が眠っていて、
そのことにもあたまに来ていた。
もし夫がもうすこしでも早く起きていたなら、
この2番目の、龍晴を叱ってしまったことはしないで済んだだろう、ということで
それはやはり私に非があるのだが、
夫にも苛々していたのだ。
龍晴の声で夫は眠そうな顔でなにごと?という雰囲気で起きてきて
あたまに血がのぼっていた私は、
週末でたくさん眠っているときくらいは
7時までには起きてきてよ、と言ってしまった。
だって夫は週末のいえにいる時間はほとんどずうっと眠っているのだ。
一方私は、いつもながら寝不足である。
(ちなみにいま仕事が忙しいからずうっと眠っている、わけではなく、
夫はやることがないとずうっと眠っているのである)
特に今朝は体調が悪かったから、
余計につらかったという思いもあった。
夫は私に腹が立ったらしく
ひとこともくちをきかずにごはんを食べ、
ほぼひとこともくちをきかずに仕事に行ったが、
なんだかなあという感じである。
ああせめて、もうすこしだけでいいから
私に対する思いやりをもってくれたら
あるいは思いやりをかたちにしてくれたら
どれほどかうれしいだろう。
思えば龍晴がうまれてから
どんなに私が寝不足でも、寝不足とわかっていても
朝とても早く起きて、私にのしかかったり一緒に起きて、という龍晴に
父さんと一緒にリビングへ行こう、と
夫がじぶんから言ってくれたことはただのいちどもないのだ。
私が、今日は具合が悪いから、龍晴を見ていて?とお願いをしたら
そうしてくれたことは数回あるけれども。
それも仕事が忙しくなる前の話だし。
やれやれだなあ。
朝のさんぽは久しぶりに
新井薬師の公園へ。
お寺でおまいりをしたり、
砂場や滑り台やブランコでたくさん遊ぶ。
午後はポーコアポーコさんへ。
マルイに寄ってから帰宅する。
7/17(水)
涼しいいちにち。
午前中は先日の胃がんハイリスク診査の結果を聞きに
病院へ行く。
予想通りというか、なんともなくてほうっとする。
龍晴は病院のミッキーマウスの時計を見られて
とてもうれしそう。
よかった。
区役所に寄り、週末の選挙の投票も済ませる。
龍晴は選挙も慣れたもの?で、
選挙に行っていい?とたずねると、
区役所の不在者投票所まで道案内をしてくれた。
区役所のベンチで休憩をしてから帰宅する。
お昼寝は久しぶりに長め、
2時間弱。
龍晴がゆっくり眠れるのはうれしいことだ。
午後は早稲田へ。
大隈講堂の時計を見て、
バスに乗って高田馬場へ行き、
買物をしてから帰宅する。
晩ごはんのあと、お風呂の準備をしていたときに
パリン!とおおきな音がしたので
慌ててリビングに戻ると、
龍晴の気に入りの時計が割れて龍晴が私に走り寄り
ものすごく泣いた。
怪我がないか焦るが
龍晴は怪我よりも驚いたことで泣いている。
姿見のあるところへ抱っこでいき、
足から血が流れているのを確認。
でも大量ではないのでそんなに切っていない様子。
ガラスが入っていないか心配だが
思い出したように痛い痛いと泣いているが
なだめると泣きやむのでその心配もなさそうである。
床に置いていた時計に
はしゃぎついでに乗って、あるいは転んで、
ガラス面が割れてしまった、
というのがことの真相なのだが
ものすごく反省している。
過信してはいけないのだ。
ちゃんと言い聞かせているから大丈夫、と思って
その時計を床に置いていた。
でも大丈夫、であっても、
そのうえに転倒する危険だってあったのだ。
幸い、足がすこし切れただけで済んだ。
でも大事故だって起こりかねないのだ。
いろいろなことを想定しておかなければいけない。
もっとちいさな頃は
それが比較的十分だったように思うが
このごろ散漫になっていたのだ。
ごめんね、龍晴。
母さんが悪かったね、と
ぎゅうっとしがみついて泣く龍晴に話す。
泣いていた龍晴は少しづつ落ち着いてきた。
ごめんね、龍晴。
これからは気をつけるね。
7/18(木)
まだ時折・・・消毒のときなどには傷を痛がるが
龍晴の足はだいぶよくなってきた。
繰り返し思い出すだけで恐ろしい。
迂闊な母親である。
迂闊な母親だと自分を知り戒めると同時に
これからはもっとたくさんのこと、危険を予知していく必要があるんだなあと思う。
朝のさんぽはサンモール商店街の時計屋さんへ。
時計の修理をしていただけるかの相談。
お昼寝後の午後は美容室へ。
前回のつづきで、今日はカラーリングの日。
Kさんって白髪ないよねえ、カラーリングで全然いけるね、
と担当のMさんにいわれたのだが
いえいえないんじゃなくて、抜いてるんです、
この前も10本も!なが~~~い白髪があってぜんぶ抜いちゃいましたよ、
と正直に自己申告した。
Mさんからは以前、白髪はあっても抜かないで、といわれていたこともあり。
そう、白髪。
以前はときおり目についた、というレベルだったのだが、
つい先週、なんとなく気になって丹念に調べてみたら
ほんとうに10本、白髪、それもなが~~~い白髪、が、あったのである。
ああついに白髪を気にしないといけない年齢になったんだなあ、と
白髪を残らず抜きながら思う。
子どもの頃、おそらく40歳前後だった母に頼まれて
私はときどき、母の白髪を抜いていた。
たぶん私は10歳くらいだったと思う。
あったよ、あ、ここにも!
などと嬉々として(子どもにしては楽しいイベントだったのだ、宝さがしみたいで)と
次々と抜いているうちに
最初は見つけてくれてありがとう、とか、
よく見つけるね!と褒めてくれていた母が
だんだんと不機嫌になっていったのを思い出す。
いまは母の気持ちがわかる。
わかる年齢に私もなった。
そのうち母の白髪を抜く、というイベントは
母から頼まれなくなった。
おそらく抜くのをあきらめて、白髪を染めだしたのだろう。
きっと私もそのうち、そういう経緯を辿っていくのだろう。きっと。
美容室で龍晴は
アシスタントのYちゃんとたくさん遊んでもらっていた。
よかった。
近くのインテリアショップに寄り、うまのかたちの乗り物を買い、
(先日龍晴がとても欲しがっていたもの)
荷物がたくさんになってしまったので
タクシーに乗って帰宅する。
龍晴はいえに着いてからずうっとうまに乗り、
落合までひとりで行ってきたよ、2時間もかかったよ、
などと言っていた。
(もちろん文節で話すわけではなく、
落合、行った、ひとり、2時間!という龍晴のことばをつなげて聞いてみたところ、
そう!とうれしそうに笑っていたというわけだ)
7/19(金)
昨晩はあたまの芯がしびれてなかなか眠れなかった。
眠ってもまたあたまが痛くて目が覚める。
ときどきこういうことがある。
今日はいちにち、頭痛の繰り返し。
朝のさんぽはブロードウエイの写真屋さん経由で
ブロードウエイのインテリアショップなど。
龍晴が好きなキッチンの道具をすこし買う。
お昼寝後は、新宿の高島屋へ。
デパートへ行こうか?と
お昼ごはんを食べたあとに龍晴に提案すると、
やったー!やったー!!と
ソファのうえにとび乗ったりして小踊りしている。
そんなに行きたいのね。
子どもって全身で喜びを表現するから
とてもおもしろいしかわいらしいと思う。
高島屋で私の水着と、龍晴のくつを買い(またしてもサイズが変わったため)、
龍晴はブリオの機関車やキッチンセットやピアノでたくさん遊ぶ。
今日は空いていたこともあり
また時間に余裕があったので、
龍晴が自分から「おしまい!」というまで
たくさん遊ぶ。
「おしまい!」といった龍晴と、
では帰ろうか、といって出口までいくと、
電車の見えるカフェに寄るっていったよね!と
デパートのなかに走っていく。
確かに電車の見えるカフェにいこう、というふうにはいっていて、
でもそろそろ帰る時間だし、もういいかな、と勝手に思っていたのだが
龍晴はそれも含めてのデパート、だったようである。
それならすこしだけね、といって
もとの階に戻り、カフェでお茶。
龍晴はアイスミルクをたくさん飲む。
長く居たがるかなと思ったのだが
ひとしきり電車を眺め・・・きいろ!(総武線)、みどり!(山手線)、あか!(中央線)、とっきゅう!!(昔のタイプの特急電車が偶然走っていた)、とっきゅう!!!(ロマンスカー)、しろ!(小田急線)・・・満足したらしく、
ここでも自ら「ごちそうさまでした」をして帰ろう、と私を促す。
今日はたくさん遊んだ。
たのしいいちにち。
7/20(土)
いつも早起きの龍晴だが
今日はいつも以上に早かった。
おはよう、といわれて眠い目をうっすらとあけて時計を見ると
まだ4時半・・・えーっと、朝っていうよりまだ夜、なような。
今日はスイムの振替。
朝のさんぽは短めに、近くのコンビニエンスストアへ行く。
仕事にいく夫とはそこでバイバイ。
龍晴は夫がなにもいわないうちから
コンビニエンスストアの手前で「ばいばい」と夫にいっていたのが
おかしかった。
1時間弱昼寝をし、スイムへ。
今日も張り切る龍晴。
くるくると自分で水のなか(うえというべきか)をまわっていて
かわいらしい。
抱っこしてまわそうとすると、自分でまわる!と主張する。
龍晴のランチは観覧席で食べ、
高田馬場へ。
夫のオフィスのすぐそばにあるタイ料理のお店で私のランチ。
龍晴はとてもおりこうに待っていて偉かった。
ここ数カ月で、私がごはんを食べるのを待てるようになった。
もうすこししたらフレンチランチも復活できるかしら。
そうなったらいちばん早く行きたいのは
なんといっても中田さんが開いたお店だ。
中田さんのやさしい料理をたくさん食べて
食べものっておいしいんだな、ということを
食べることのよろこびを
たくさん思い出したい。
龍晴にも教えてあげたい。
この世の中にある、おいしいものもののこと。
夫のオフィスで1時間ほど遊ぶ。
龍晴はテラスの水まきに余念がない。
今日はスイムでもプールに入れてあるホースで水まきをしていたけど。
みんなで帰宅。
夫はフットサルヘ。
今日は夕方に中野駅に総理大臣が参議院選挙の応援演説でやってくるとかで
ものものしい警備と、まだ2時間も前なのに
ものすごーいひとだかり。
実際に総理が来るとどれくらいの警備になるのかしらと
見物に行ってみると
(我ながら野次馬)
なんだか大変なことになっていた。
(が、予定時刻を30分過ぎてもまだ総理は到着していなかったのですぐ帰宅)
龍晴は17時過ぎにいえのそとにいることが
殆どないことと
ものすごいひとだかりを珍しそうにきょろきょろしてみていた。
SPのひとたちがたくさんいたのだけれども
どうしてSPのひとって、みんな整髪料で髪をかためているのかしら。
しかも「SP」というバッチをつけていたのだけれども
それって意味があることなのかしら。
(というか、オレSPなんですけど、って身元を明かしてよいものなのかしら)
7/21(日)
龍晴は先日来、朝ごはんのあとのデザートタイムに
NHKの「おかあさんと一緒」の録画したものを見ている。
いくつか気に入りのコーナーがあり(ポコポッテイトという人形劇と、ぱわわぷ体操と、最後のうた)、
毎朝「今日テレビは見られる?」と、
とても楽しみにして入る。
のだが。
今朝、そのテレビ番組の途中で泣きだした。
昨日も泣きだして、どうやら好きではない歌が流れたりするのが嫌らしい。
龍晴が好きではなくても、
葉山のダイちゃんは好きかも知れないし、
ソウちゃんやタイちゃんやシュンくんも好きかも知れないんだから、
そういうときは好きなのがはじまるまで待っていればいいんだよ、
という話をして、
わかった、と言っていたのだが
今日もやっぱり泣きだして、
好きなコーナーも見ずにもうテレビを消してほしい、という。
なんど確認しても、もう消して、見たくない、と泣きながら訴えるので
それならばとテレビを消した。
明日からもうテレビは見ない、と龍晴はいう。
ええ、そうなの?
だってぱわわぷやふうせん(最後のうた)やポコポッテイトも
見なくていいの?
ほんとう?
となんど聞いても、もう見ない!と訴える。
そうなんだ・・・
見たくないなら見なくて構わないけれど、
明日になったら変わるのかしら。
だってあれだけ好きな番組だったのに。
朝のさんぽは時計屋さんへ。
先日、壊れた時計の修理を依頼する。
龍晴は時計屋さんのなかに入れてうれしそうにしている。
うれしそうに、というよりは、
とても好きな時計に囲まれて真剣に、神妙に、というか。
帰宅後、お昼寝。
ごはんを食べたあとは
信濃町のニコニコパークへ行く。
休みの日に行ったのははじめてだが
とても混んでいた。
敷地内に森のビアガーデンができていて
ニコニコパークの面積が3分の1に縮小されていたせいもある。
龍晴はトランポリン気分だったらしく
ずうっとトランポリンを飛び続け
時折、滑り台を滑りたい、と行列の滑り台に並ぶのだが
途中でやはりトランポリンコーナーへ走っていくのであった。
トランポリンでジャンプをしながら、
「おかあさんと一緒」のぱわわぷ体操のうたをずうっと歌っていた。
ひとつのうたの歌詞をぜんぶ歌えるようになったんだなあ。
きらきらぼしやぞうさんやおもちゃのちゃちゃちゃは歌詞のいちぶを歌えたり
節だけならいくつもの曲をうたえるが
歌詞をひとりでうたえるのは初めてかもしれない。
さすがにトランポリンを飛び過ぎて
疲れたらしいので
早めに帰宅する。
にちようびの夕方、
私がお風呂に入っている時間に龍晴はサザエさんを途中まで見るのを
楽しみにしているのだが
今日はサザエさんも見たがらなかったという。
テレビ、ほんとうにもう見ないのかしら。
やっと夫が仕事休み。
うれしい。
朝のさんぽは夫と龍晴とふたりで出てもらうが、
30分くらいで電話が鳴り、
もういえに帰りたいと龍晴がいっている、という。
私がいないことが不安になったらしい。
ううむ。
たまにはゆっくりあさごはんを食べたいなあと思っていた矢先なのだが。
帰宅後、お昼寝。
今日はゴージャスなお昼ごはんを食べよう、と夫に誘われていたので
サンプラザのうえのレストランへ行ってみる。
が、満席で入れず、マルイのレストランへ。
ばったりとポーコアポーコさんのご主人と常連のYさんと遭遇。
龍晴はとてもうれしそうににこにことしていた。
食事後はジムへ。
今日はジムの開放日で、
夫に龍晴が泳ぐところを見てほしくて
みんなで出かける。
龍晴は夫と私と一緒、というのがうれしかったようで
とてもはしゃいでいてかわいらしい。
1時間ほど泳いだり遊んだりし、
ホームセンターに寄ってから帰宅する。
たのしいいちにち。
7/16(火)
たのしいいちにちが翌日暗転。
朝、龍晴がなんど言っても治らないことがあり、
すこし強めに叱る。
そのあとにこんどは別のことで・・・ふだんなら叱らなくてもいいようなことではあるのだが・・・やらかしたことがあり、
先ほどのことで苛々していた私はまた叱ってしまった。
叱りながらあたまのなかで、こんな時間(7時15分)まで夫が眠っていて、
そのことにもあたまに来ていた。
もし夫がもうすこしでも早く起きていたなら、
この2番目の、龍晴を叱ってしまったことはしないで済んだだろう、ということで
それはやはり私に非があるのだが、
夫にも苛々していたのだ。
龍晴の声で夫は眠そうな顔でなにごと?という雰囲気で起きてきて
あたまに血がのぼっていた私は、
週末でたくさん眠っているときくらいは
7時までには起きてきてよ、と言ってしまった。
だって夫は週末のいえにいる時間はほとんどずうっと眠っているのだ。
一方私は、いつもながら寝不足である。
(ちなみにいま仕事が忙しいからずうっと眠っている、わけではなく、
夫はやることがないとずうっと眠っているのである)
特に今朝は体調が悪かったから、
余計につらかったという思いもあった。
夫は私に腹が立ったらしく
ひとこともくちをきかずにごはんを食べ、
ほぼひとこともくちをきかずに仕事に行ったが、
なんだかなあという感じである。
ああせめて、もうすこしだけでいいから
私に対する思いやりをもってくれたら
あるいは思いやりをかたちにしてくれたら
どれほどかうれしいだろう。
思えば龍晴がうまれてから
どんなに私が寝不足でも、寝不足とわかっていても
朝とても早く起きて、私にのしかかったり一緒に起きて、という龍晴に
父さんと一緒にリビングへ行こう、と
夫がじぶんから言ってくれたことはただのいちどもないのだ。
私が、今日は具合が悪いから、龍晴を見ていて?とお願いをしたら
そうしてくれたことは数回あるけれども。
それも仕事が忙しくなる前の話だし。
やれやれだなあ。
朝のさんぽは久しぶりに
新井薬師の公園へ。
お寺でおまいりをしたり、
砂場や滑り台やブランコでたくさん遊ぶ。
午後はポーコアポーコさんへ。
マルイに寄ってから帰宅する。
7/17(水)
涼しいいちにち。
午前中は先日の胃がんハイリスク診査の結果を聞きに
病院へ行く。
予想通りというか、なんともなくてほうっとする。
龍晴は病院のミッキーマウスの時計を見られて
とてもうれしそう。
よかった。
区役所に寄り、週末の選挙の投票も済ませる。
龍晴は選挙も慣れたもの?で、
選挙に行っていい?とたずねると、
区役所の不在者投票所まで道案内をしてくれた。
区役所のベンチで休憩をしてから帰宅する。
お昼寝は久しぶりに長め、
2時間弱。
龍晴がゆっくり眠れるのはうれしいことだ。
午後は早稲田へ。
大隈講堂の時計を見て、
バスに乗って高田馬場へ行き、
買物をしてから帰宅する。
晩ごはんのあと、お風呂の準備をしていたときに
パリン!とおおきな音がしたので
慌ててリビングに戻ると、
龍晴の気に入りの時計が割れて龍晴が私に走り寄り
ものすごく泣いた。
怪我がないか焦るが
龍晴は怪我よりも驚いたことで泣いている。
姿見のあるところへ抱っこでいき、
足から血が流れているのを確認。
でも大量ではないのでそんなに切っていない様子。
ガラスが入っていないか心配だが
思い出したように痛い痛いと泣いているが
なだめると泣きやむのでその心配もなさそうである。
床に置いていた時計に
はしゃぎついでに乗って、あるいは転んで、
ガラス面が割れてしまった、
というのがことの真相なのだが
ものすごく反省している。
過信してはいけないのだ。
ちゃんと言い聞かせているから大丈夫、と思って
その時計を床に置いていた。
でも大丈夫、であっても、
そのうえに転倒する危険だってあったのだ。
幸い、足がすこし切れただけで済んだ。
でも大事故だって起こりかねないのだ。
いろいろなことを想定しておかなければいけない。
もっとちいさな頃は
それが比較的十分だったように思うが
このごろ散漫になっていたのだ。
ごめんね、龍晴。
母さんが悪かったね、と
ぎゅうっとしがみついて泣く龍晴に話す。
泣いていた龍晴は少しづつ落ち着いてきた。
ごめんね、龍晴。
これからは気をつけるね。
7/18(木)
まだ時折・・・消毒のときなどには傷を痛がるが
龍晴の足はだいぶよくなってきた。
繰り返し思い出すだけで恐ろしい。
迂闊な母親である。
迂闊な母親だと自分を知り戒めると同時に
これからはもっとたくさんのこと、危険を予知していく必要があるんだなあと思う。
朝のさんぽはサンモール商店街の時計屋さんへ。
時計の修理をしていただけるかの相談。
お昼寝後の午後は美容室へ。
前回のつづきで、今日はカラーリングの日。
Kさんって白髪ないよねえ、カラーリングで全然いけるね、
と担当のMさんにいわれたのだが
いえいえないんじゃなくて、抜いてるんです、
この前も10本も!なが~~~い白髪があってぜんぶ抜いちゃいましたよ、
と正直に自己申告した。
Mさんからは以前、白髪はあっても抜かないで、といわれていたこともあり。
そう、白髪。
以前はときおり目についた、というレベルだったのだが、
つい先週、なんとなく気になって丹念に調べてみたら
ほんとうに10本、白髪、それもなが~~~い白髪、が、あったのである。
ああついに白髪を気にしないといけない年齢になったんだなあ、と
白髪を残らず抜きながら思う。
子どもの頃、おそらく40歳前後だった母に頼まれて
私はときどき、母の白髪を抜いていた。
たぶん私は10歳くらいだったと思う。
あったよ、あ、ここにも!
などと嬉々として(子どもにしては楽しいイベントだったのだ、宝さがしみたいで)と
次々と抜いているうちに
最初は見つけてくれてありがとう、とか、
よく見つけるね!と褒めてくれていた母が
だんだんと不機嫌になっていったのを思い出す。
いまは母の気持ちがわかる。
わかる年齢に私もなった。
そのうち母の白髪を抜く、というイベントは
母から頼まれなくなった。
おそらく抜くのをあきらめて、白髪を染めだしたのだろう。
きっと私もそのうち、そういう経緯を辿っていくのだろう。きっと。
美容室で龍晴は
アシスタントのYちゃんとたくさん遊んでもらっていた。
よかった。
近くのインテリアショップに寄り、うまのかたちの乗り物を買い、
(先日龍晴がとても欲しがっていたもの)
荷物がたくさんになってしまったので
タクシーに乗って帰宅する。
龍晴はいえに着いてからずうっとうまに乗り、
落合までひとりで行ってきたよ、2時間もかかったよ、
などと言っていた。
(もちろん文節で話すわけではなく、
落合、行った、ひとり、2時間!という龍晴のことばをつなげて聞いてみたところ、
そう!とうれしそうに笑っていたというわけだ)
7/19(金)
昨晩はあたまの芯がしびれてなかなか眠れなかった。
眠ってもまたあたまが痛くて目が覚める。
ときどきこういうことがある。
今日はいちにち、頭痛の繰り返し。
朝のさんぽはブロードウエイの写真屋さん経由で
ブロードウエイのインテリアショップなど。
龍晴が好きなキッチンの道具をすこし買う。
お昼寝後は、新宿の高島屋へ。
デパートへ行こうか?と
お昼ごはんを食べたあとに龍晴に提案すると、
やったー!やったー!!と
ソファのうえにとび乗ったりして小踊りしている。
そんなに行きたいのね。
子どもって全身で喜びを表現するから
とてもおもしろいしかわいらしいと思う。
高島屋で私の水着と、龍晴のくつを買い(またしてもサイズが変わったため)、
龍晴はブリオの機関車やキッチンセットやピアノでたくさん遊ぶ。
今日は空いていたこともあり
また時間に余裕があったので、
龍晴が自分から「おしまい!」というまで
たくさん遊ぶ。
「おしまい!」といった龍晴と、
では帰ろうか、といって出口までいくと、
電車の見えるカフェに寄るっていったよね!と
デパートのなかに走っていく。
確かに電車の見えるカフェにいこう、というふうにはいっていて、
でもそろそろ帰る時間だし、もういいかな、と勝手に思っていたのだが
龍晴はそれも含めてのデパート、だったようである。
それならすこしだけね、といって
もとの階に戻り、カフェでお茶。
龍晴はアイスミルクをたくさん飲む。
長く居たがるかなと思ったのだが
ひとしきり電車を眺め・・・きいろ!(総武線)、みどり!(山手線)、あか!(中央線)、とっきゅう!!(昔のタイプの特急電車が偶然走っていた)、とっきゅう!!!(ロマンスカー)、しろ!(小田急線)・・・満足したらしく、
ここでも自ら「ごちそうさまでした」をして帰ろう、と私を促す。
今日はたくさん遊んだ。
たのしいいちにち。
7/20(土)
いつも早起きの龍晴だが
今日はいつも以上に早かった。
おはよう、といわれて眠い目をうっすらとあけて時計を見ると
まだ4時半・・・えーっと、朝っていうよりまだ夜、なような。
今日はスイムの振替。
朝のさんぽは短めに、近くのコンビニエンスストアへ行く。
仕事にいく夫とはそこでバイバイ。
龍晴は夫がなにもいわないうちから
コンビニエンスストアの手前で「ばいばい」と夫にいっていたのが
おかしかった。
1時間弱昼寝をし、スイムへ。
今日も張り切る龍晴。
くるくると自分で水のなか(うえというべきか)をまわっていて
かわいらしい。
抱っこしてまわそうとすると、自分でまわる!と主張する。
龍晴のランチは観覧席で食べ、
高田馬場へ。
夫のオフィスのすぐそばにあるタイ料理のお店で私のランチ。
龍晴はとてもおりこうに待っていて偉かった。
ここ数カ月で、私がごはんを食べるのを待てるようになった。
もうすこししたらフレンチランチも復活できるかしら。
そうなったらいちばん早く行きたいのは
なんといっても中田さんが開いたお店だ。
中田さんのやさしい料理をたくさん食べて
食べものっておいしいんだな、ということを
食べることのよろこびを
たくさん思い出したい。
龍晴にも教えてあげたい。
この世の中にある、おいしいものもののこと。
夫のオフィスで1時間ほど遊ぶ。
龍晴はテラスの水まきに余念がない。
今日はスイムでもプールに入れてあるホースで水まきをしていたけど。
みんなで帰宅。
夫はフットサルヘ。
今日は夕方に中野駅に総理大臣が参議院選挙の応援演説でやってくるとかで
ものものしい警備と、まだ2時間も前なのに
ものすごーいひとだかり。
実際に総理が来るとどれくらいの警備になるのかしらと
見物に行ってみると
(我ながら野次馬)
なんだか大変なことになっていた。
(が、予定時刻を30分過ぎてもまだ総理は到着していなかったのですぐ帰宅)
龍晴は17時過ぎにいえのそとにいることが
殆どないことと
ものすごいひとだかりを珍しそうにきょろきょろしてみていた。
SPのひとたちがたくさんいたのだけれども
どうしてSPのひとって、みんな整髪料で髪をかためているのかしら。
しかも「SP」というバッチをつけていたのだけれども
それって意味があることなのかしら。
(というか、オレSPなんですけど、って身元を明かしてよいものなのかしら)
7/21(日)
龍晴は先日来、朝ごはんのあとのデザートタイムに
NHKの「おかあさんと一緒」の録画したものを見ている。
いくつか気に入りのコーナーがあり(ポコポッテイトという人形劇と、ぱわわぷ体操と、最後のうた)、
毎朝「今日テレビは見られる?」と、
とても楽しみにして入る。
のだが。
今朝、そのテレビ番組の途中で泣きだした。
昨日も泣きだして、どうやら好きではない歌が流れたりするのが嫌らしい。
龍晴が好きではなくても、
葉山のダイちゃんは好きかも知れないし、
ソウちゃんやタイちゃんやシュンくんも好きかも知れないんだから、
そういうときは好きなのがはじまるまで待っていればいいんだよ、
という話をして、
わかった、と言っていたのだが
今日もやっぱり泣きだして、
好きなコーナーも見ずにもうテレビを消してほしい、という。
なんど確認しても、もう消して、見たくない、と泣きながら訴えるので
それならばとテレビを消した。
明日からもうテレビは見ない、と龍晴はいう。
ええ、そうなの?
だってぱわわぷやふうせん(最後のうた)やポコポッテイトも
見なくていいの?
ほんとう?
となんど聞いても、もう見ない!と訴える。
そうなんだ・・・
見たくないなら見なくて構わないけれど、
明日になったら変わるのかしら。
だってあれだけ好きな番組だったのに。
朝のさんぽは時計屋さんへ。
先日、壊れた時計の修理を依頼する。
龍晴は時計屋さんのなかに入れてうれしそうにしている。
うれしそうに、というよりは、
とても好きな時計に囲まれて真剣に、神妙に、というか。
帰宅後、お昼寝。
ごはんを食べたあとは
信濃町のニコニコパークへ行く。
休みの日に行ったのははじめてだが
とても混んでいた。
敷地内に森のビアガーデンができていて
ニコニコパークの面積が3分の1に縮小されていたせいもある。
龍晴はトランポリン気分だったらしく
ずうっとトランポリンを飛び続け
時折、滑り台を滑りたい、と行列の滑り台に並ぶのだが
途中でやはりトランポリンコーナーへ走っていくのであった。
トランポリンでジャンプをしながら、
「おかあさんと一緒」のぱわわぷ体操のうたをずうっと歌っていた。
ひとつのうたの歌詞をぜんぶ歌えるようになったんだなあ。
きらきらぼしやぞうさんやおもちゃのちゃちゃちゃは歌詞のいちぶを歌えたり
節だけならいくつもの曲をうたえるが
歌詞をひとりでうたえるのは初めてかもしれない。
さすがにトランポリンを飛び過ぎて
疲れたらしいので
早めに帰宅する。
にちようびの夕方、
私がお風呂に入っている時間に龍晴はサザエさんを途中まで見るのを
楽しみにしているのだが
今日はサザエさんも見たがらなかったという。
テレビ、ほんとうにもう見ないのかしら。