10/11(火)
友だちが赤ちゃんと一緒に遊びにきてくれた。
前回から2ヶ月ほど経ったろうか。
互いの子らは2ヶ月ぶん、
それぞれ大きくなった。
お互いに赤ちゃんと一緒だから、
そんなにたくさんのことを話せるわけではないのだけれども、
ゆったりと落ち着いて豊かな時間を過ごせた。
嬉しく思う。
今日、誕生日だそうで。
お祝い、全然なくて申し訳なかったな。
夜、12時近くに夫帰宅。
毎晩遅くまでがんばっている。
のだけれども。
どうしても龍との接し方で気になるところがあり、
その話をする。
たとえば夫は、龍と接しながらテレビを見る。
朝のワイドショーだったり借りてきた映画だったりいろいろだ。
絶対にそれがダメとは言わないが、しかし一日30分もない子どもと接する時間に、上の空で向かい合われるのは私にはたまらない。
たとえば帰宅後。
寝室で眠る龍を夫が見るのは、自身が入浴後に着替えを取りにいくときだけだ。
どうして見に行かないの?と訊ねると、だって寝てるし、と夫はいう。
寝ている寝顔を見たいとか、思わないのかなあ。
私には理解できない。
そんなようないくつかのこと。
夫は、接するタイミングや頻度ややり方で愛情の深さを量って欲しくないという。
だけれども。
そういう面ももちろんあるし、言われて見に行くとか言われてあやすとか、それって本質じゃないと私も思う。
それでも。
回数やタイミングで量れること、伝わることがあるのも事実だ。
親父の背中を見て愛情を感じてくれたらいいというが、
それはずいぶんと先の話で、
いまの龍にたいせつなのは具体的で現実的なスキンシップだろう。
夫が龍をお風呂に入れなくなってから、
明らかに夫が抱っこすると緊張するようになってしまったし。
俺は親父からそんなことをされてへん、と夫はよくいうのだが、
0歳時の記憶があるわけもなく、
また夫の父親は確かに出張や単身赴任が多く、あまり子どもと接することがなかったようだが、
代わりに一緒に暮らしていた叔父様が、それはそれは愛情深く接していたとオモニから聞いている。
話し合いの途中、
珍しく本気で腹が立ってしまったが、
一部は理解してもらえたようにも思う。
今日の授乳9回、うんち0回、おしっこ13回。
10/12(水)
龍晴のおしゃべりはいよいよ快調だ。
今朝は5時過ぎから絶好調にお話を開始。
母は眠い目をこすり龍とおしゃべりをする。
唇をふるわせてよだれをぶうぶうと飛ばしながら話すのがいたく気に入っているらしく、
また今日になって度が進んで、かなりの飛距離のよだれを飛ばす。
赤ちゃんでなくては許さない諸行であろう。
午前中は堤助産院へ。
チェックしていただいた結果、今日は指圧だけでマッサージは不要なところまで改善された。嬉しい。
龍の体重も順調に推移。
一日17g増えるのがこの月齢の標準だが、23g増えている。良かった。
もう離乳食始めてみたら?体重8キロもあるしよだれ半端ないし。と先生のアドバイス。
確かに龍晴はよだれがめちゃくちゃ多い。
明日から始めてみなさいよ、食べなかったら止めたらいいし、
といわれ、にわかにドキドキ。
そろそろ…と思ってはいたけれども、ついに来たのか!
そうだ龍晴は今日で5ヶ月でもあることだし、
記念にもなるから、
5ヶ月と1日目の明日から、離乳食を始めようと決める。
まずは10倍がゆからスタートだ。
夫、昨日の話し合いの成果か、
朝のコミュニケーションタイムはきちんと龍と向かい合っていた。
悪かったと思ったらすぐに改善するのが夫のいいところだ。
帰宅後も龍をちゃんと見に行く。
そうしていつにも増してすごい寝相の龍を見て笑う。
何しろ今日の龍は布団のうえの端からしたの端まで、ころころばたばたと動きまわって眠っている。
夫が帰宅したときは、
通常の向きと垂直に眠っていた。
そうなのだ。
子どもって、疲れたおとなを笑わせるちからがあるんだよ。
良かったし、言って良かった。そう思う。
朝、風邪気味と言っていた夫の体調、
日中にだいぶ復調したらしい。
ほうっとする。
今日の授乳6回、うんち4回、おしっこ12回。
10/13(木)
離乳食初日。
朝、10倍がゆをつくる。
お米から作るのとご飯から作るのとだと味が全然違うよ!と堤先生にいわれ、
確かに私自身お粥が好きでよく炊くのだが、
米からのほうが断然おいしい。
というわけで、今日は米から作ってみた。
龍の起床から最初の授乳(たいてい9時)の間を食事タイムに設定することにし、いざ始めての食事。
出産祝いで友だちからいただいた木のうつわとスプーンをつかう。
お祝いをいただいたときは、まだずいぶんと先のことに思っていたのに。
龍はなかなかくちを閉じずにいたが、
それでもなんとか半匙をぱくり。
その半分は出したけれども、龍にとっては初めての、母乳以外の体験だ。
夫は記念にと写真撮影。
やや不思議そうな顔でもごもご。ごっくん。
さあこうして食事に慣れていくのだね。
龍、食べるっていうのはとても楽しいことなんだよ。
世の中にはおいしいものがたくさんあって、
おいしいもののまわりにはたくさんのしあわせがある。
おいしいものは人生をハッピーにする。
そんな人生のはじめの手伝いを、たくさんたくさん、していこうね。
龍の目の調子が良くならない。
先週後半から目をよくこすり、白い目やにがすこし出るため、自宅近くの眼科に行き、処方の点眼を続けているのだが、
どうもちっともよくならない。
そういえば私自身、この眼科で眼病が治ったことはなく、大抵結局、以前からお世話になっている南口の眼科に行き、あっという間に改善されるのだ、ということを忘れていた。
慌てて午前中、南口のG眼科へ。
しかしものすごく混んでいたため、午後に出直し。
再トライの午後。
何故か龍はG先生を見るなりにっこにこ。
得意のよだれ飛ばしをぶんぶんする。
す、すみません…と恐縮すると、子煩悩の先生、いいよいいよと龍を抱っこしてくれて、
龍はますますハイテンション。
目の検査も、みんな泣くんだけどなぁ~と言われながら、げらげら笑って受けている。なぜなんだ?
帰宅してから気がついたのだが、
先生って龍が大好きなミキハウスのくまちゃんにそっくりなのだ。
目がぱっちりとしていてやさしくかわいらしい感じ。
なるほど~。
帰宅途中、龍が何かを仕切りに訴えていて、
なあに?今日楽しかったねえなどと答えていたのだが、
実はそのタイミングで、片方のレッグウォーマーを落としていたらしい。
気に入っていたのにショック。
だがやるなあ、息子よ。
夫は風邪が治ったらしい。
馬場の事務所のそばに良いマッサージを見つけたと喜んでいた。
とても肩と首と腰が凝る夫。
良かった。
今日の授乳7回、うんち2回、おしっこ9回。
10/14(金)
離乳食2日目。
今日はスプーンに3分の1ずつ、ひと匙ぶんのお粥を食べる。
昨日よりもぐもぐごっくんが上手。
昨日は私が焦っていたせいもありそうだ。
複雑な表情ながら食べ終わった龍晴。偉かったね!
今日は夫が隣で食後のヨーグルトを食べていたのも良かったかも。
松田道雄さんの「私は赤ちゃん」が最高におもしろく、
子どもが寝静まった時間に笑い声を圧し殺すのに苦労する。
育児書なのだが、赤ちゃん視点で書かれていて、読むとああ赤ちゃんってだから泣くのねとか、こういうのはたいしたことじゃないんだとか、すんなりわかる仕掛け。
そうしてとても勉強になる。
たとえば検診で大きめの赤ちゃんと比較された「私」のくだり。
「私はこんなに侮辱を感じたことはない。人生の目的はデブになることじゃない。」
「だが、どうして彼が優良児であって、私がそうでないのか。人間のねうちを目方だけでくらべられるなんて、ばかなことがどうしてあるのか」
「私のいいところをちっとも考えてくれないで、目方だけが平均に及ばないから、だめだとは何ごとだ」
「私は彼女にたいして腹をたてていただけに、こうやってわざわざ家までたずねてきてくれた熱心さをみると、ひどくすまない気がしてきた。歓迎のつもりで彼女の立っているところまでハイハイしていった。」
古い本なので時代が合わない部分も多少あるが、普遍的な要素はあまりある。
松田さんの育児書は子どもの個性を尊重すべしという点と、たいていのことはたいしたトラブルではないという点から書かれていて、とても好ましい。
松田さんの「育児の百科」が読みたくて、こちらはついで買いした本なのだけれども、世の育児中のお母さんがた、これはなかなか良書ですよ。
シーンごとに区切りがあるから、時間がなくても読めちゃいます。
午後に中野仲間がわが家に集結。
イベントやらでよく会うメンバーだが、静かな環境でゆっくり話すのは久しぶり。
それぞれの子の成長もよくわかり、楽しい時間となる。
来週は助産院の開放日、再来週はクレヨンハウスにみんなで繰り出そうと盛り上がる。
龍も慣れた仲間のせいかかなりマイペースで、
得意のよだれ飛ばしをご披露していて笑えた。
夜になって雨。
今日の授乳6回、うんち3回、おしっこ10回。
10/15(土)
離乳食3日目。
ふたさじのお粥をぺろりとたいらげる。
もっと大変かと思ってたけど意外やなあと夫。
確かに意外。
龍はやっぱり育てやすい子に思う。
何しろいままで龍晴のことで、途方に暮れたとか激しく辛いということがただの一度だってないのだ。
感謝。龍晴に感謝。たくさんのひとものごとに感謝。
夫は仕事休み。
龍とたくさん遊んでいて、龍も嬉しかったらしく、
私に抱っこ交代したら、夫に抱っこされたいそぶりを一度見せて、夫ご満悦であった。
今日の授乳7回、うんち2回、おしっこ7回。
10/16(日)
離乳食4日目。
お粥を載せたスプーンを見せるとあぐーと口を開けるようになった。おお!
しかしながら自分で食べたがり、スプーンをふんぬっとつかみ口の奥まで入れるため、おぇっおぇっとむせている。
自分で食べるのはもう少し先でいいんだよ、息子よ。
今日まではお粥のみ、明日からは野菜のマッシュを追加。
初めての野菜は何にしようかな。
かぼちゃ、にんじんあたりの甘い野菜にするか、
キャベツなど薄味のものから始めるか…。
10倍がゆ、米から鍋で炊いてすり鉢でつぶすとどうも糊みたいになる。
本を読んでいたら私のすりかたがまずいらしい。
加えて友だちが教えてくれた、お粥も濾す、というのをやってみたら、いい塩梅にカスピ海ヨーグルト的お粥ができた。良かった。
今夜はハンバーグ。
先週に続き、出産前によく作っていた夫の好物大会。
夫は平日は朝しかいえで食べないし、
従ってふたりできちんと晩ごはんの食卓を囲めるのは週に一度か二度。
たいせつな食事だ。
龍が大きくなったら、もう少し家族で囲める食事の回数が増えるといいなと思う。
振り返れば私の実家は自宅隣接の自営業だったこともあり、
たいてい朝晩は家族全員で食卓についた。
それが当たり前だった。
のだけれども。
きっとそれはとてもぜいたくなことだったのだ。
いまわかる。
ぜいたくで、たいせつなこと。
夏が戻ったような暑いいちにち。
最近、龍晴ができるようになったこと。
ズリバイ。たぶん。
しかし寝返り時と同様に見逃す。
気がついたらだいぶ後方に移動していた。
息を吸いながら話すのがブームらしい。
今日の授乳6回、うんち3回、おしっこ14回。
友だちが赤ちゃんと一緒に遊びにきてくれた。
前回から2ヶ月ほど経ったろうか。
互いの子らは2ヶ月ぶん、
それぞれ大きくなった。
お互いに赤ちゃんと一緒だから、
そんなにたくさんのことを話せるわけではないのだけれども、
ゆったりと落ち着いて豊かな時間を過ごせた。
嬉しく思う。
今日、誕生日だそうで。
お祝い、全然なくて申し訳なかったな。
夜、12時近くに夫帰宅。
毎晩遅くまでがんばっている。
のだけれども。
どうしても龍との接し方で気になるところがあり、
その話をする。
たとえば夫は、龍と接しながらテレビを見る。
朝のワイドショーだったり借りてきた映画だったりいろいろだ。
絶対にそれがダメとは言わないが、しかし一日30分もない子どもと接する時間に、上の空で向かい合われるのは私にはたまらない。
たとえば帰宅後。
寝室で眠る龍を夫が見るのは、自身が入浴後に着替えを取りにいくときだけだ。
どうして見に行かないの?と訊ねると、だって寝てるし、と夫はいう。
寝ている寝顔を見たいとか、思わないのかなあ。
私には理解できない。
そんなようないくつかのこと。
夫は、接するタイミングや頻度ややり方で愛情の深さを量って欲しくないという。
だけれども。
そういう面ももちろんあるし、言われて見に行くとか言われてあやすとか、それって本質じゃないと私も思う。
それでも。
回数やタイミングで量れること、伝わることがあるのも事実だ。
親父の背中を見て愛情を感じてくれたらいいというが、
それはずいぶんと先の話で、
いまの龍にたいせつなのは具体的で現実的なスキンシップだろう。
夫が龍をお風呂に入れなくなってから、
明らかに夫が抱っこすると緊張するようになってしまったし。
俺は親父からそんなことをされてへん、と夫はよくいうのだが、
0歳時の記憶があるわけもなく、
また夫の父親は確かに出張や単身赴任が多く、あまり子どもと接することがなかったようだが、
代わりに一緒に暮らしていた叔父様が、それはそれは愛情深く接していたとオモニから聞いている。
話し合いの途中、
珍しく本気で腹が立ってしまったが、
一部は理解してもらえたようにも思う。
今日の授乳9回、うんち0回、おしっこ13回。
10/12(水)
龍晴のおしゃべりはいよいよ快調だ。
今朝は5時過ぎから絶好調にお話を開始。
母は眠い目をこすり龍とおしゃべりをする。
唇をふるわせてよだれをぶうぶうと飛ばしながら話すのがいたく気に入っているらしく、
また今日になって度が進んで、かなりの飛距離のよだれを飛ばす。
赤ちゃんでなくては許さない諸行であろう。
午前中は堤助産院へ。
チェックしていただいた結果、今日は指圧だけでマッサージは不要なところまで改善された。嬉しい。
龍の体重も順調に推移。
一日17g増えるのがこの月齢の標準だが、23g増えている。良かった。
もう離乳食始めてみたら?体重8キロもあるしよだれ半端ないし。と先生のアドバイス。
確かに龍晴はよだれがめちゃくちゃ多い。
明日から始めてみなさいよ、食べなかったら止めたらいいし、
といわれ、にわかにドキドキ。
そろそろ…と思ってはいたけれども、ついに来たのか!
そうだ龍晴は今日で5ヶ月でもあることだし、
記念にもなるから、
5ヶ月と1日目の明日から、離乳食を始めようと決める。
まずは10倍がゆからスタートだ。
夫、昨日の話し合いの成果か、
朝のコミュニケーションタイムはきちんと龍と向かい合っていた。
悪かったと思ったらすぐに改善するのが夫のいいところだ。
帰宅後も龍をちゃんと見に行く。
そうしていつにも増してすごい寝相の龍を見て笑う。
何しろ今日の龍は布団のうえの端からしたの端まで、ころころばたばたと動きまわって眠っている。
夫が帰宅したときは、
通常の向きと垂直に眠っていた。
そうなのだ。
子どもって、疲れたおとなを笑わせるちからがあるんだよ。
良かったし、言って良かった。そう思う。
朝、風邪気味と言っていた夫の体調、
日中にだいぶ復調したらしい。
ほうっとする。
今日の授乳6回、うんち4回、おしっこ12回。
10/13(木)
離乳食初日。
朝、10倍がゆをつくる。
お米から作るのとご飯から作るのとだと味が全然違うよ!と堤先生にいわれ、
確かに私自身お粥が好きでよく炊くのだが、
米からのほうが断然おいしい。
というわけで、今日は米から作ってみた。
龍の起床から最初の授乳(たいてい9時)の間を食事タイムに設定することにし、いざ始めての食事。
出産祝いで友だちからいただいた木のうつわとスプーンをつかう。
お祝いをいただいたときは、まだずいぶんと先のことに思っていたのに。
龍はなかなかくちを閉じずにいたが、
それでもなんとか半匙をぱくり。
その半分は出したけれども、龍にとっては初めての、母乳以外の体験だ。
夫は記念にと写真撮影。
やや不思議そうな顔でもごもご。ごっくん。
さあこうして食事に慣れていくのだね。
龍、食べるっていうのはとても楽しいことなんだよ。
世の中にはおいしいものがたくさんあって、
おいしいもののまわりにはたくさんのしあわせがある。
おいしいものは人生をハッピーにする。
そんな人生のはじめの手伝いを、たくさんたくさん、していこうね。
龍の目の調子が良くならない。
先週後半から目をよくこすり、白い目やにがすこし出るため、自宅近くの眼科に行き、処方の点眼を続けているのだが、
どうもちっともよくならない。
そういえば私自身、この眼科で眼病が治ったことはなく、大抵結局、以前からお世話になっている南口の眼科に行き、あっという間に改善されるのだ、ということを忘れていた。
慌てて午前中、南口のG眼科へ。
しかしものすごく混んでいたため、午後に出直し。
再トライの午後。
何故か龍はG先生を見るなりにっこにこ。
得意のよだれ飛ばしをぶんぶんする。
す、すみません…と恐縮すると、子煩悩の先生、いいよいいよと龍を抱っこしてくれて、
龍はますますハイテンション。
目の検査も、みんな泣くんだけどなぁ~と言われながら、げらげら笑って受けている。なぜなんだ?
帰宅してから気がついたのだが、
先生って龍が大好きなミキハウスのくまちゃんにそっくりなのだ。
目がぱっちりとしていてやさしくかわいらしい感じ。
なるほど~。
帰宅途中、龍が何かを仕切りに訴えていて、
なあに?今日楽しかったねえなどと答えていたのだが、
実はそのタイミングで、片方のレッグウォーマーを落としていたらしい。
気に入っていたのにショック。
だがやるなあ、息子よ。
夫は風邪が治ったらしい。
馬場の事務所のそばに良いマッサージを見つけたと喜んでいた。
とても肩と首と腰が凝る夫。
良かった。
今日の授乳7回、うんち2回、おしっこ9回。
10/14(金)
離乳食2日目。
今日はスプーンに3分の1ずつ、ひと匙ぶんのお粥を食べる。
昨日よりもぐもぐごっくんが上手。
昨日は私が焦っていたせいもありそうだ。
複雑な表情ながら食べ終わった龍晴。偉かったね!
今日は夫が隣で食後のヨーグルトを食べていたのも良かったかも。
松田道雄さんの「私は赤ちゃん」が最高におもしろく、
子どもが寝静まった時間に笑い声を圧し殺すのに苦労する。
育児書なのだが、赤ちゃん視点で書かれていて、読むとああ赤ちゃんってだから泣くのねとか、こういうのはたいしたことじゃないんだとか、すんなりわかる仕掛け。
そうしてとても勉強になる。
たとえば検診で大きめの赤ちゃんと比較された「私」のくだり。
「私はこんなに侮辱を感じたことはない。人生の目的はデブになることじゃない。」
「だが、どうして彼が優良児であって、私がそうでないのか。人間のねうちを目方だけでくらべられるなんて、ばかなことがどうしてあるのか」
「私のいいところをちっとも考えてくれないで、目方だけが平均に及ばないから、だめだとは何ごとだ」
「私は彼女にたいして腹をたてていただけに、こうやってわざわざ家までたずねてきてくれた熱心さをみると、ひどくすまない気がしてきた。歓迎のつもりで彼女の立っているところまでハイハイしていった。」
古い本なので時代が合わない部分も多少あるが、普遍的な要素はあまりある。
松田さんの育児書は子どもの個性を尊重すべしという点と、たいていのことはたいしたトラブルではないという点から書かれていて、とても好ましい。
松田さんの「育児の百科」が読みたくて、こちらはついで買いした本なのだけれども、世の育児中のお母さんがた、これはなかなか良書ですよ。
シーンごとに区切りがあるから、時間がなくても読めちゃいます。
午後に中野仲間がわが家に集結。
イベントやらでよく会うメンバーだが、静かな環境でゆっくり話すのは久しぶり。
それぞれの子の成長もよくわかり、楽しい時間となる。
来週は助産院の開放日、再来週はクレヨンハウスにみんなで繰り出そうと盛り上がる。
龍も慣れた仲間のせいかかなりマイペースで、
得意のよだれ飛ばしをご披露していて笑えた。
夜になって雨。
今日の授乳6回、うんち3回、おしっこ10回。
10/15(土)
離乳食3日目。
ふたさじのお粥をぺろりとたいらげる。
もっと大変かと思ってたけど意外やなあと夫。
確かに意外。
龍はやっぱり育てやすい子に思う。
何しろいままで龍晴のことで、途方に暮れたとか激しく辛いということがただの一度だってないのだ。
感謝。龍晴に感謝。たくさんのひとものごとに感謝。
夫は仕事休み。
龍とたくさん遊んでいて、龍も嬉しかったらしく、
私に抱っこ交代したら、夫に抱っこされたいそぶりを一度見せて、夫ご満悦であった。
今日の授乳7回、うんち2回、おしっこ7回。
10/16(日)
離乳食4日目。
お粥を載せたスプーンを見せるとあぐーと口を開けるようになった。おお!
しかしながら自分で食べたがり、スプーンをふんぬっとつかみ口の奥まで入れるため、おぇっおぇっとむせている。
自分で食べるのはもう少し先でいいんだよ、息子よ。
今日まではお粥のみ、明日からは野菜のマッシュを追加。
初めての野菜は何にしようかな。
かぼちゃ、にんじんあたりの甘い野菜にするか、
キャベツなど薄味のものから始めるか…。
10倍がゆ、米から鍋で炊いてすり鉢でつぶすとどうも糊みたいになる。
本を読んでいたら私のすりかたがまずいらしい。
加えて友だちが教えてくれた、お粥も濾す、というのをやってみたら、いい塩梅にカスピ海ヨーグルト的お粥ができた。良かった。
今夜はハンバーグ。
先週に続き、出産前によく作っていた夫の好物大会。
夫は平日は朝しかいえで食べないし、
従ってふたりできちんと晩ごはんの食卓を囲めるのは週に一度か二度。
たいせつな食事だ。
龍が大きくなったら、もう少し家族で囲める食事の回数が増えるといいなと思う。
振り返れば私の実家は自宅隣接の自営業だったこともあり、
たいてい朝晩は家族全員で食卓についた。
それが当たり前だった。
のだけれども。
きっとそれはとてもぜいたくなことだったのだ。
いまわかる。
ぜいたくで、たいせつなこと。
夏が戻ったような暑いいちにち。
最近、龍晴ができるようになったこと。
ズリバイ。たぶん。
しかし寝返り時と同様に見逃す。
気がついたらだいぶ後方に移動していた。
息を吸いながら話すのがブームらしい。
今日の授乳6回、うんち3回、おしっこ14回。