4/4(月)
鍼灸院へ。
S院長に、からだの調子がとてもよくなってきている、といわれる。嬉しい。
いろいろと地道に繰り返していることが功を奏してきたらしい。
復活したヨガ(90分)にウォーキング(こちらは短め、40分程度)、水分の摂取(果物多め)などなど。

ちびちびは鍼灸で治療を受けているとすごく不思議な動きをする。
いつももこもこ動いているのだけれども、うにうに動くというか。
骨盤が順調に開いてきてるね、いよいよ出産へのからだの準備がはじまっているね、とSさん。
確かに先週くらいから恥骨にも痛みを感じるようになってきた。
そうかー。私もからだ、いよいよ出産を迎えようとしているのだな。
Sさんにもこころの予定日の話をし、それならあと1ヵ月くらいだから、いえでも安産に向けて毎日お灸をしていきましょう、ということになる。

鍼灸のあとは新橋まで歩き、「七蔵」で稲庭うどん。
なつかしの「七蔵」。
みょうがが入った独特のごまだれスープが気に入っていて、ときどき行っていた店だ。
すっかりと堪能し、帰宅。

夜、帰宅した夫、鍼灸どうやった?とたずねる。
めちゃくちゃよかったーという話をする。

夫がお風呂に入っているあいだにお灸。
三陰交というくるぶしの上のほうにあるつぼに、右足→左足の順でお灸をするのだが、
あぐらをかかないとうまくお灸ができない場所。
なのであぐらをかいてお灸をしていると、夫がお風呂から出てきた。
そうして私を見るなり笑いだした夫、なにをいうのかと思ったら
「なんやパンダみたい」といって笑っている。
確かにおなかがぼーんと出ている状態であぐらをかいている様は、パンダが笹を食べているの図にそっくりなのである。
私も思わず笑ってしまったが、一応、ひどーいと抗議をすると、
ええやん、パンダ、いま流行りやし。などと夫はいっていた。
トントンやったっけ?(違います)、流行ってるやん。とかなんとか。

それにしてもそうか、こころの予定日まであと一ヵ月ということは、買物などもすすめておかなくてはということだ。
大物とかだいたいの衣類などはおさがりをいただいたのだけれども、
消耗品や産まれてすぐに必要な小物、私に必要なものなどについて。

今週は出産準備をきちんとしよう。


4/5(火)
というわけで早速、小物を購入。
中野には赤ちゃん関連の店が皆無なのと、本当は赤ちゃん本舗や西松屋などに行ってみたいのだけれども、ここのところの週末は夫も忙しくて行けないこともあり(やはり荷物持ちがいたほうが良いだろうし)、だいたいのものはネットで買うことにした。
便利な世の中である。
買う必要があるものは暫く前からリストアップ済みなので、それにあわせ、赤ちゃん本舗やアマゾンやいくつかのお店からそれぞれチョイスしポチポチ。
沐浴時に使う湯音計やら紙おむつやら(慣れない最初の1ヵ月くらいは紙で、途中から布おむつに切り替える予定)厚手で大判のコットンやら(いわゆる「赤ちゃんのおしりふき」は使いたくないのでコットン+お湯で代用)爪切りやら綿棒やらなにやら。
消耗品や小物はあまり悩まないで購入できるのだが、しかしたとえばスリングとかおむつペールのようなものについては、どちらがいいのかな?とかもっといいものはないのかな?というようなことで悩んでしまう。
結局、悩むものと悩まないものに振り分けて、まずは悩まないものだけ第一弾で購入してみた。
いずれも明日、とか遅くとも金曜日までには届くらしい。素晴らしい。
世の中に明かりがなくても平気だけど、こういう便利さはやはりうれしいと思う。
まあそれすらも、ないならないなりに快適に過ごせそうな気もするけど。

昼は駅前のお鮨屋さんへ。
ここのところやたらと食べたくなるお鮨。

中野通りの桜はまだ3分咲きというところ。
今週には満開になるのだろうか。

昼過ぎから皮膚炎がまた強烈な痒みを持つ。
完全に快復傾向にあると思っていたのだけれども、やはりそう簡単には治らないのか。

夜、お灸をしているとちびちびがやはりうにうにと動く。
もこもこではなく。
なにが違うのだ?今度S院長に聞いてみよう。


4/6(水)
朝から妊婦検診。
異動の時期らしく、3分の1くらいの医師がいなくなり、新しい医師になっていた。
私の主治医のおじいちゃん先生はもちろんそのまま。
今日はとても早い時間の検診だったので、待ち時間もあまりなくスムーズに終了。
前回に比べ、皮膚の調子がだいぶよくなっていたことに先生も助産師さんも驚く。
ちびちびは32週にして既に2300グラム。お、おおきい・・・。
こころの予定日はともかく本当の予定日まであと1ヶ月半もあるのだが・・・。
どこまで成長するのか。
ちびちびがまだほんのちいさいころに、毎日、おおきくな~れおおきくな~れといいながらおなかをさすっていたせいか。

夫に電話。
順調だったよ、と報告。
まだいえにいるとのことだったので、帰宅し、
夫とともにいえを出てパスタキッチンへ。
平日のパスタキッチンは久しぶりだ。夫と平日のランチというのも。
事務所へ行く夫を見送り、ウォーキング。
中野通りの桜は5分咲きというところ。
新井薬師まで行き、お薬師さんでおまいりしてからUターン。

午後、妊婦仲間とお茶。
先日の区で開催された「赤ちゃん学級」で一緒になった気の合うひとたち数人で「チーム高齢」(仮称)というグループ?を結成したのである。
その第一回お茶会。
1ヶ月間、毎週開催された「赤ちゃん学級」にて、たまたま仲良くなったのが現在35歳以上、という初産で高齢出産組、総勢7名である。
もちろん年齢制限をしたいわけではないので、そのうちひとも増えていくだろうし増やしたいとも思っている。
一方で特段に高齢にこだわってひとあつめをしたつもりはないのだけれども、やはり同じ年代だとなんとはなしに話や雰囲気があうのも事実といえば事実だ。
その仲間にメールして、お茶しようよ、いいねいいね~という感じで、今回は集まった。というか集めてみた。
まだ仕事を続けているひともいるので、平日に集まれる4人でひとまずお茶。
みんな中野区在住で、しかも東中野か中野という比較的ご近所さん、来月頭から7月頭にかけて出産する4人である。
そのため気になっていること、などもたいてい同じ。
どこで買物する?とか何を買う?とか評判のいい小児科知らない?とか。
またみんなつい最近まで仕事をしていて「つわりがきつくて」とか「切迫流産をして」とかで退職もしくは休職しているひとばかりなので、仕事復帰の話や夫の話。
さらにはこういう年代の初産のひとたちに特有なのか「私も里帰りしない」「夫と二人だけで産後も頑張る」というひとがやはり多いので、区で行われているサポートやそれぞれでできることの相談、親(夫の親や自分の親)との関係、などなど。
話は尽きなくて、結局、5時間近くも話をする。
みんなが満足してくれたようでほうっとする。もちろん私も。

カフェを出てから気がついたが、昼間とはうってかわって風が強くとても寒い。
さすが妊婦仲間たちはみな厚着である。しまった・・・。
そうして中野通りの桜は一気に8分咲き~満開くらいになっていた。
ものの数時間で!

ウォーキングしようと思ったが、あまりに寒いのでスーパーマーケットにも寄らずに帰宅。
肌寒いのみならず背筋がぞくぞくと寒いし喉も痛い。
もしや風邪では?大事にしなくては。

夜、体調がどんどん悪化する。
リビングで夫が帰宅するまでずっと寝る。
夜遅く、夫が帰宅、見るからに具合悪いです風情の私を発見し、だいぶ心配していた。
しかしちびちびはこんなときも元気である。


4/7(木)
たくさん眠ったせいか、体調はすっかり快復。よかった。
来週はひとあし先に息子ちゃんが誕生した友だちのいえに遊びに行くので
すこしでも風邪っぽかったら絶対に行けないしで心配だったのだ。

もしかしたら風邪ではなく花粉症かもと思い当たる。
花粉症の季節、私は微熱が出て喉が痛くてぞくぞくするのが1ヵ月以上続くのだ。
もちろん目の痒みやくしゃみや鼻水がずっと出る、などの花粉症諸症状もある。
この熱っぽい感じ、は、風邪と同じような症状なので、毎年、もしや風邪?と思い当初は薬などを飲んだりもするのだが
結局花粉がおさまると体調もおさまる。
今年はほかの症状が重いせいかなんなのか、花粉症の症状はほとんどないのが救いだったのだが、
さすがにこの花粉が飛びまくる季節にはいつもの10分の1程度ではあるが花粉症の症状も出ている。

ウォーキングがてら高円寺に行き、「アール座読書館」でお茶。
小一時間ほど本を読み、帰宅。
ちびちびと沿道のお花見。
桜や木蓮を見ながら、きれいだねきれいだね、と歩く。

夜、おおきな地震。
驚いてテレビをつけると、東北でとても強い余震がきたとのこと。
ライフラインが復旧し始めたところにまた強烈な余震では、全然やすまらないだろうに・・・。

夫に地震すごかったけど大丈夫だったよ、とメールをすると
すぐに折り返しの電話がきた。
帰宅しようと駅に着いたところだったので気付かなかった、大丈夫か?こちらは電車が止まった、という。
冷蔵庫が少し動いてたけど大丈夫、帰り気をつけて、といって電話を切った。

震災以来、地震酔いがひどい。
ずうっと揺れているような感じが続いていて、
少しおさまったかな?と思うと、地震でもないのに全体が揺れているような感じになる。
三半器官が弱いひとに起こりがちという地震酔い。
車酔いがひどいひとは気をつけて、と聞いていたが、車に15分も乗れない私は見事に地震酔いである。

夫、帰宅。
ふたりでテレビを見ながら、東北のひとたちの眠れぬ夜について話をする。


4/8(金)
午前中はいえで少し仕事。
最近ちょこちょことしている仕事(毎日少しずつしている)は、
自分主導の仕事ではなく、もっぱら夫の仕事の手伝い。
ほんのほんのほーんの少しだけだけれども、夫からすると結構効果が高いことを手伝えているらしく、
事務所にいるときに効果が見られると、嬉しそうにお礼のメールや電話がかかってくる。
こんなことでも夫をサポートできるならうれしい。

昼にいえを出て、桜を見ながら哲学堂まで散歩。
中野通りの桜は、新井五差路を越えたあたりから桜の木が旧く、
幹が太く枝ぶりも大きくなっていて、とても美しい。
桜のトンネルのなかをすすんでいくような。
ちびちびと一緒に桜を眺める。
ちびちび、見えますか?きれいだね。といいながら。

哲学堂公園で休憩。
名所だけあって、平日なのになかなかのにぎわい。
ベンチで休んでから公園の小山のほうまで登り、また下っていくところから桜を眺める。
ここから見る桜を、私はとても気に入っている。
夫もこの光景を見られたらいいのにと思うのだけれども
今週末は土曜日は用事もあるし雨も降るらしいし、
日曜日は仕事だから、きっとこの桜をゆっくりと愛でることは難しいだろうなと思う。
また来年、一緒に来よう。
そのときはおなかのなかのちびちびはおなかのそとのちびになっていることだし。

しばらく休憩してからもときた道を戻り、
新しくできたカフェでお茶をし、スーパーマーケットに寄ってから帰宅。

明日は夫と、分娩を行う病院で行われる両親学級に参加。
病棟の見学などをする。楽しみだ。