3/5(土)
金曜日の夜のこと。
どうもおかしいなと思ったら、風邪を引き込んでいたらしい。
食べていたものをぜんぶ吐き、ついでにおなかも壊し、悪寒と節々の痛みが出始めた。
ああこれは熱が出る。
そう思ったものの、妊婦ゆえ「寝る」以外の打つ手はない。
インフルエンザのようだったらなんとかして病院に行くけれども、
この雰囲気だとおそらく胃腸の風邪だろう。
だとしたらいま、妊婦に飲める薬はわが家にはない。
案の定、金曜日の夜半から熱が出始めた。
日曜日は従妹夫婦ともうすぐ1歳の娘ちゃんが遊びに来る。
お昼ごはんをつくっておもてなしをしようと思っていたのだが、
どう考えても買い物すらいけないこの状況、
それに今日(土曜日)中に熱が下がったとしても娘ちゃんにうつしてしまうだろう。
そもそもこのどうしようもない発熱状況からすると、たぶん3日は寝込むだろう。
ということで、予定をキャンセルさせてもらうことにした。
あわせて火曜日に予定していた、O教授とお会いする約束も延期させていただくことにする。
とても楽しみにしていた予定2つ。なんて残念なんだろう。
夫、とても心配してくれるが、いかんせん料理ができないのが痛い。
また夫は熱が出ているときはなぜかパンを食べたがる(熱が下がってきたらトックスープという韓国料理を食べたがる)のだが、私も同じだと思っているらしく、おいしそうなパンをみつくろってきてはいくつもテーブルに並べてくれる。
それはそれでありがたいし、夫の気持ちはもっとありがたいのだが、
うどんやお粥のつくりかた(というレベルのものではないけど)を教えておいたほうが今後のためになるに違いない。
そもそも夫は、料理ができない、というよりは、したことがあまりない、だけだったりするわけで。
こんなときにもちびちびが元気なのが救いだ。
母の状況を慮ってかどうか、ここにいるよ!元気だよ!とさんざんぱら蹴飛ばしたりしてくれる。
そのたびに、がんばるよ、大丈夫だよ、ちびちびちゃんも守ってねとおなかを軽くたたいてこたえる母である。
3/6(日)
さすが体力だけはある私。
驚異の回復力で日曜日の夜にはなんとか熱が下がってきた。
このままいけば、明日にはだいぶよくなるだろう。
しかし熱が下降線をいくのと時を同じくしてものすごくおなかが張っていることに気がついた。
鉄の球がお腹に入っているかのように張る。
この張りっぷり、これまでの「張っちゃって~」というのとレベルが違う。
あまりにもお腹が張るため、熱が下がってきたのに身動きができない。
病院に行くべきか。
寝ていても張りが治まらない場合は病院に行くというのはよくいわれることだ。
ただ熱が出ていることを考えると、そのせいでお腹が張っていることも考えられる。
幸い出血もないし、張っているだけで痛みはない。
もう少し様子を見ようと決める。
それにしても今日の従妹ファミリーとの食事会、キャンセルしてよかった・・・。
絶対に娘ちゃんや従妹夫婦にうつしてしまったと思う。
この風邪が1歳にならない子どもにいってしまうことを考えると身震いする。
夫に食べたいものリクエストを聞かれ、
うどんとチョコレートアイスをリクエストする。
うどんは体力が回復してきた夕方に自分でつくった。
うどんは半玉だけ煮たのにその3分の1も食べられず、残りは夫が食べた。
風邪うつるよ?と何度いっても、同じ器を使う夫。
共倒れになるのは避けたいのだが、同じ空間にいていまさら食器だけ変えたって同じやん、大丈夫や絶対にうつらへん!と夫は豪語する。
どうか夫にうつりませんように。
この風邪、本当につらいんだもの。うつったらかわいそうだ。
~現在~
いまのところ(水曜日)夫に風邪はうつっていない。
月曜日の夜、あまりのおなかの張りに救急で産婦人科を受診するも、早産の傾向はなかった。こころからほっとするが本当に怖かった。どうかこのちびちびを守ってくださいとはち切れそうなおなかを抱えいろいろなものに願った。心から祈った。ああ母になるってこういうことなんだなあ!とそのとき思った。
今日たまたま先週の火曜日に受けていたアレルギーの検査結果が出てきて、それを見たところ、先週火曜日時点で白血球値が通常の私の値の3倍になっていた。先生に「風邪引いてたでしょ」といわれた。はい、そのとおりです。つまり先週火曜日の前から私のからだには風邪菌が入っていたらしい。確かにその前日、つまり先週の月曜日も一日起きられず調子が悪かった。誰にもうつしていないといいのだけれども。
妊娠してから手洗いマスク着用うがいを自分とは思えないくらいきちんとしているのだが、それでもやはりどこかから風邪をひいてしまうものなんだな。無理は厳禁だ。
夫にも毎日の散歩が長すぎる、体力を消耗したらあかんからこれからは無理したら絶対あかんと注意をされた。反省です。