1/8(土)
連休。
夫の体調が完全に復活した。うれしい。
午前中、夫はマッサージへ。
その間に中掃除をする。
久しぶりで気持ちがよかった、と帰ってきた夫。
もっと頻繁に行ってきたらいいのにといつも思うのだが面倒くさいといってなかなか出かけない。
行ったら行ったで気持ちがいいもんやな!風呂と一緒や!と夫はいう。
夫は冬場のお風呂は「面倒くさい」といってともすればさぼろうとするのだ。そのくせ入浴後は「あ~気持ちがよかった、最高や!」といって出てくるのだから。
昼は夫の希望で「パスタキッチン」へ。
ここのところ頻度が上がっているような・・・。
スーパーマーケットにより食材などを大量購入。
夫と一緒だと一度にたくさん買えるのがうれしい。
いまは重いものがそんなに持てないし。
夕方、夫はフットサルへ。
私もあわせて散歩でもしようかと思っていたのだが、寒いのでやめておく。
夜、夫にはじめて胎動がわかる。
いまびくって動いたのやんな?すごい不思議な感じや!とのこと。
夫はメロンパンナちゃんをメロンパンダちゃんと誤って呼んでいる。
やっぱり呼びやすいマンゴーに戻したほうがいいのか?
1/9(日)
連休2日目。
夫が借りてきた「さまよう刃」を一緒に見る。
東野圭吾さんの原作は、とても好きな小説。
なのだが映画のほうは小説のたいせつな部分をかなりそぎ落としてしまっているように思う。
私にとってたいせつな部分、だけなのかも知れないけれども。
なんだか納得がいかない。
「東野さんの“さまよう刃”いいよ!」と夫にすすめ、同じく原作を読んで感銘を受けていた夫も、しかし同じことをいっていた。
昼、近所の中華料理店へ。
隣の隣の席に、3カ月くらいの赤ちゃんと3歳くらいの子どもを連れた夫婦が座っていた。
赤ちゃん、ほっぺたがぷくぷくでとてもかわいらしい。
見るともなしに見ていると、夫が「かわいいなあ、何ヵ月くらい?」ときいてくる。
そうねえ、3~4ヵ月くらいかなあ、首も座りかけてるみたいだし、とこたえていると、隣の席に座っていた老夫婦が「何ヵ月?」と同じことをお母さんに聞いたらしく、4ヵ月です、という回答が私たちの耳にも届いてきた。
うえの男の子は3歳とのこと(当たり!)。
夫は子どもができてからものすごく子どもに関心をもつようになった。
正確にいうと、子どもを欲しいと意識するようになってから関心が高まり、妊娠がわかってからさらに高まり、私のお腹がかなり大きくなってきたつわり終わりくらいからものすごーく高まっている、という感じ。
以前は街で小さな子を見かけても特にコメントもなく、かわいいねえというとかわいいなあというくらいだったのだが。
テレビなどで赤ちゃんや小さな子どもが出ていると、かわいいとかおもろいとか言いながらよく見ているし、おもしろそうな育児番組などの放映予定を教えてくれもする。
街を歩いていても、自然と子どもに目がいくようだ。
変われば変わるものだ。
とてもうれしい変化。
今日もお腹の子は元気に動いている。
お風呂に入っていると活発に動く、という話をよく聞くのだが
私の場合、お風呂に入っているときはまったく動かないように思う。
よく動くのは食事中、食事のあと、リビングで本を読んでいるとき、睡眠前。
1/10(月)
連休3日目。
もしかしたら今日は事務所に行くのかなと思っていた夫、自宅で仕事をすることにしたらしい。よかった。
たまの休日くらい事務所に行かずにいたほうが同じ仕事とはいえからだは休まるものだ。
合間合間に中国の太公望についての本を熱心に読んでいる。
今日はとても寒い。
私も家事を終えたら読書。
ここのところ本棚の本をほじくりだして読むのが流行っていて、いまは梨木果歩さんをまとめて再読中である。
再読のときに困るのは本棚の構造で、つまり、わが家の本棚は一つの棚に文庫だと手前と奥に2列、さらに上下に2列、本を並べて配置しているのため、「奥の下」に配置している本は手前の本と上の本をどかさないと手に取ることができない。よく読む作家さんで、かつ複数の本を持っている作家さんについては作者別に分類して置いているのでだいたいの位置は把握していて、たとえば梨木さんの本は左から2つ目の本棚の上から3番目の棚の奥の右下、というふうなのだが、この「奥の下」に配置されている本をまとめて手に取ると上の本が雪崩のように下にくずれてくるのでやっかいだ。
すべて1列ずつ本を置けるような書庫を設けられるほど広い家だったらなあ!と雪崩が起こるたびに何度も思う。
昼、パスタ食べたい。と夫がいう。
ここのところパスタブームなのだそうだ。
いえでスパゲッティを作ってもいいのだが、行ってみたい店があるというので外出。
夫が好きな生麺のパスタを出す店に行き(麺はおいしいが味はパスタキッチンだねという結論)、ブロードウェイを腹ごなしに散歩してから久しぶりに「さかこし珈琲店」へ。
たぶん半年ぶりくらい。いつも座っていたソファが新しいものになっていた。
しばらく本を読んでから帰宅。
今日は高校サッカーの決勝戦だ。
久御山×滝川第二の組み合わせ。いい試合を期待しているが、心情は公立高校である久御山を贔屓している私。京都出身の夫も久御山贔屓である。
前半10分を除くと試合は終始滝川ペース。だが久御山も意地を見せ、なかなかおもしろいゲームだった。
みんなよく頑張っていた。高校生のスポーツはやたらと清々しくて好きだ。
夜はいえで肉じゃがなど。
ここのところ家でごはんをきちんと作れるようになった。
料理ができるのは私にとってとてもしあわせなことだ。
ただし私は妊婦の栄養指導票(なにをどれくらい食べるべきなのか、というのをまとめたもの。妊婦は必ずもらえる・・・というか強制的に渡される)のとおりに食べると、食べすぎて気持ちが悪くなることがわかった。
そのため、夫はふだんどおり食べるが私は食べたほうがいいものをつまむ程度にする。
私は食べるときは食べるほうだと思うのだけれども・・・特に友だちなどと一緒のそとごはんのときなど・・・日常ではふつうの女子の3分の2の量も食べていないので(外ごはんのときなどに横目で女子たちを見ているとみんな結構食べているものなのだ。たとえば夫と私は2人あわせて1.5人分以下程度のものしか注文しないしそれでも食べ切れないことが多い)、指導どおりに食べていくと胃が消化しきれずにちっともお腹は空かないし、かえって吐き気もひどいし、体重もどんどん増えてしまった。
なんと1週間で1.5キロのペースで増えている。
現在20週、つわりほぼ終了時の18週と比べて4.5キロ増、妊娠前時の体重より3キロ増。い、いかん!
件の指導票、たとえば「主食」の米、うどん、パスタなどの場合、妊娠中期の妊婦は「数値5~7」が適量。白米をご飯茶わんに軽く盛ったのが「1」、普通盛りなら「1.5」、トーストは「1」、バターロールは2個で「1」うどんやパスタは「2」と換算されるため、一日3食白米だったとして、軽く盛ったご飯茶わん5杯~7杯、が1日の適量になるのである。
さらにそこに副菜(野菜や味噌汁など)やら主菜(肉や魚などたんぱく質)、乳製品、果物などが加わってくる。
冷蔵庫にその指導票を張っておいたところ、夫もそれを見て、これナオには無理なんちゃうかな?ナオはふだんからそんなに食べへんわけやのにこれは非現実的やし、要はバランスよく食べましょうということであって、このとおり食べてたらかえって体調悪くなりそうやし、という。
私もそのとおりと思うので、指導票はバランスを見るためのもの、ということにして、食べる量を控えてみたら、体重が2日で1キロ落ちた。よかった。この時期に太りすぎると後が大変なのだ。しばらくこの調子でいってみよう。
とにかく吐き気が少ないだけでもこの方がよい気がする。
布団に入ってからお腹のこどもが、おおいに暴れて眠れない。
夜のほうがよく暴れているような気がするが、もしかして夜間に活動する困った赤ちゃんになるのかしら。もしやもしや。
そろそろしておきたいこと。
・歯科検診に行く
・横浜の漢方薬局に漢方を返品に行く(妊娠しやすいからだになる漢方を調合してくれると評判の漢方薬局、飲み始めて1週間で妊娠が判明。余ったら返しに来てね、お金も返すから!といわれている)
・O教授に会う(耳を長~くしてお待ちいただいている。大学の入学試験と春休みがはじまる前に会いにいかなくちゃ)
・友だちに会う(ローマから帰省している友だちには会えたし、同じく妊婦で来月出産予定の友だちとは今週会う予定。あと出産前に会いたい友だちが数人かいる。出産は5月だけど自由に動き回れるのは3月いっぱいだろうから、ぼやぼやしていると会う時間がなくなる。何しろみんな忙しいし)
・従妹に会う、または来てもらう(つわり後会っていない従妹夫婦。出産前に一度は会っておきたい。従妹の赤ちゃんはもうすぐ1歳だ)
・鍼、漢方治療に行く(妊婦友だちがすすめてくれた妊婦専用の治療院に通う予定。逆子にもつわりにもいいらしい。胎盤も上がらないかな~)
・食べたいお店にで食べたいものを食べる(以前はしばしば行っていたのだけれども出産したらしばらく行けないお店、既にラインナップ済み、に、ランチ行脚に行きたい・・・体重と相談しながら・・・)
・美容室に行く(妊娠がわかってから一度も行っていない。たまに自分で切っているのだけれども、そろそろさっぱりしたいのと、出産1~2ヵ月前から産後数ヵ月は行けないと思うから、それでも耐えうるヘアスタイルにしてもらわないと)
・確定申告の準備(今年は個人事業主の仕事はあまりしていないのだけれども、申告することはたくさん!医療費など毎年のこともしないといけない)
安定期のあいだに夫と温泉に行って、新鮮な魚介類をたんまり食べたい!と思っていたのだが、やはり行くのを辞めておこうと思っている。
温泉にはとても行きたいのだけれども、出血のこともあるし胎盤の位置が正常ではないことを考えると、無理をしてしまうのはよくないだろう。温泉地に大きな病院があるとは限らない、というよりむしろ、ない場合が多いだろうから。
何か起きた場合にいつでも最善の対処ができる場所に身を置いていることが、いま私が子どもに対してできることだし責務だと思う。
温泉は産まれてからだって(のほうが)行けるんだしね。