12/18(土)

少し復調。

このまま治まれ、つわり。


夫と、甥っ子姪っ子に渡すお年玉の金額の相談をする。

私のほうの兄弟は誰も結婚していないし子どももいないのでお年玉をあげる相手がいないのだが、

夫のほうには夫の姉の子ども(女の子3人・・・小4、小2、5歳)、兄の子ども(男女1人ずつ、4歳、2歳)がいる。

去年はちょっと事情があって、兄の子どものほうにそれぞれ1万円ずつ、姉の子どもには上から3千円2千円1千円という、昭和的お年玉をあげていた。

この金額は夫が主張したもの。

一応、ええっそれしか(姉の子どもに)お年玉あげないの?しかも両家に金額のばらつきがありすぎなんですけど、と反論すると、毎年そうやしええんや子どもなんてたくさんお金あげてもろくなことない、けど兄貴のところはいまいろいろ大変やから、と夫はいう。

結婚したばかりだし、いえの事情があるならそれはそれでまあいいか、ということで夫のいうとおりのお年玉を包んだ。


しかし今年。

やっぱりいまどきの小学校4年生の子どもに、3千円って少なすぎやしないか?という点と、ましてや従兄弟どうしにあたる両家、この金額の差はありすぎやしないか?だっていくら当人たちが小さくて親にお年玉袋を取り上げられるとはいえ、子どもは子どもで平等じゃない?年齢の傾斜があるのはわかるけど、家によってそこまで差があるのはちょっとねえ、かわいそうじゃない?という2点から夫に話をすると、

うーん確かにそうやけど、でも小学生の子どもに1万円なんて渡すのは多すぎや、俺が子どもの頃は千円やったし、と夫。

でもそれって何十年も前の話じゃない?去年の統計みたけどいまどきの子どもは少子化だから1万円が主流でしかもみんな貯金してるらしいよ、というと、

それでも1万円は多いから、それに親戚もたくさんいるし、あげすぎはよくないし、ということで、

いちばん年長の姉の子どもに5千円、あとは一律3千円、ということで決着をみた。

金額が決まったところで、去年、多めに替えた新券を数えると、なんと銀行に行かなくてもいいくらいの分の新券があるではないか!やった!!具合が悪い中に混んでいる銀行に行くのは嫌だなあと思っていたのでよかったよかった。


これで今年中に絶対にやっておくべきタスクが1つ消えた。


ところでお年玉、いったいみんなどれくらいの年齢の子たちに、どれくらいの金額をあげているのだろう?

自分が子どもの頃と比べても仕方のないことなのだが(なにしろもう30年も前のことなのだから)、

それでも思い返してみると、私の実家は親戚づきあいがほとんどなかったこともあり、お年玉をもらえる相手が3組しかいなかった。祖父母、父の妹夫婦、母の姉夫婦、合計3組である。

そうして記憶をほじくりかえしてみると、確か祖父母からは毎年3千円(小学校卒業まで。確か1年生~3年生までは千円だった気がする)、父の妹夫婦からも3千円、母の姉夫婦からは1万円をもらっていた。

しかも母の姉がくれるお年玉はいつもピン札で、そうして手作りのお年玉袋に入っていて、私も大人になったら絶対にこういうふうにお年玉をあげるんだ!と子ども心に思っていたものである。


いまの小学校では絶対にそんなことしないと思うけれども、当時の私が通っていた小学校のクラスでは、毎年、正月明けの登校日に「お年玉いくらもらったか?」と先生がクラス全員に聞いていた。

それも「千円の人」「3千円の人」「5千円の人」「1万円の人」「3万円の人」・・・というふうに、クラス会の際に挙手させる形式で。

総額1万6千円の私は正直申告ベースで下から3番目くらいに少なく、毎年恥ずかしいなあと思っていた。

そうしてそのお年玉をこつこつ貯めて、私は犬を飼ったのでした。もう犬はとうに亡くなったけれども。

懐かしい思い出である。


夫は夕方、恒例のフットサルへ。

早めに帰宅したので夜、ふたりでごろごろとする。



12/19(日)

昨日は復調と思ったらダウントレンド。

朝から一日体調が悪く、何度か吐く。

行きつ戻りつだ。

早く元気になりたい。


合間に夫のクリスマスプレゼントを買いに行く。

今年のリクエストは「暖かい黒色のパンツ」。

せっかく暖かいのを買うんだから、クリスマスまで待たずに今日買いに行こうか?と提案し、出かける。

いくつかの店をまわり、厚めのコーデュロイ生地の、要望どおり黒い色のパンツを見つけた。

試着。夫のうらやましいところは、背が高い(もしかしたら足も長い?)ため、裾直しをしなくていいところ。

たいていどの店のどのパンツでも裾を直したためしがない。

今回のもそのまま履けた。

いいじゃない!似合うよ、というと夫もうれしそうである。

試着室から出て大きな鏡で見てみたら?とすすめ、

そうやな!と夫試着中のパンツでこの季節にいつも履いている茶色の靴に足を通した瞬間に、なんとはなしに二人とも無言になり、そうして二人同時につぶやいた。


・・・でも靴が全然合わないね。


家に黒の靴なかったっけ?と夫。

うーん、冠婚葬祭用とスーツ用以外ないと思う。ついでに靴もプレゼントするよ!と私。

というわけで、今度は靴屋さんへ。

幸い、夫が気に入る靴がすぐに見つかり即購入。

いいプレゼントができてよかった。

1月3日生まれの夫は、もう結婚したんやし、今年から誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントはセットでいい(セットがいい)という。

もう結婚したんやし、という理論は私にはわからないが、まあ夫が強固に主張するので、メリークリスマス&誕生日おめでとう、といいながらプレゼントを渡す。


帰宅後、さすがに疲れたらしくいつのまにか眠ってしまった。

起きるとすっかり夜になっている。

つくりおきの野菜をたっぷり入れたサムゲタンだけの夕食とする。

夫はプラス、つくりおきの牛筋の煮込みと野菜サラダ。


明日は結婚記念日。

きちんとしたお祝いはつわりが完全に治ってからしよう、ということにして、

それでも体調がよければそとで少し食事でもしようか、ということになっている。

どうなることか。