12/11(土)

つわり悪化。

またもとの状態に戻る。なんてことだ!終わったのではなかったのだ。

がっかりである。


とてもいい天気だが、そんなわけでどこにも出かけられず

いえのまわりをうろうろするばかりで大半はごろごろして過ごす。


手持ちの「おなかの赤ちゃん等身大カレンダー」には15週までしか掲載されていない。

それ以降は大きくなりすぎて誌面に載らないということだろう。

夫とともに、いまは16週だからこれくらいだね、と類推し、

既にレモンではなく、もはや林檎ですらないねえ、名前どうしよう、と相談する。

他愛なくやさしい相談。


うーん、これくらいの大きさの果物ってなんやろう?(どうしてか果物)と夫がいい、

うーん、メロン?メロンまではまだいかんやろ、それならマンゴーくらいかな、そうやなマンゴーやな、ということでここしばらくの呼び名はマンゴーちゃんになった(が、ふとした拍子にマンゴープリンちゃんと私がいったことで、マンゴーからマンゴープリンちゃんに改名された)。

成長につれて名前がかわる、出世魚のようである。


夕方、夫はフットサルへ。



12/12(日)

引き続き体調が悪い。

またしても朝から深夜まで吐く。

つわりが治まった!と喜んでいたのはまさにぬか喜びであった。

一度は喜んでしまった分、やたらと失望が大きいが頑張っていこう。

それでも最悪の・・・布団から起き上がれない、という時期よりずいぶんとましなのだから。


年末年始には桂に帰省する予定で(しかしこのままつわりが終わらなければダメかも)

帰省の際に1泊か2泊を前につけて京都をのんびりと楽しむ、というのが私たちの恒例だ。

夫の実家に宿泊しているあいだは、夫と二人だけでぶらぶらと遊び歩いているわけにもいかないし、でもせっかくの京都、行きたいところもあるし!というわけで、結婚前からそのようになった。

もちろん今年も1泊前泊予定で、既に常宿のホテルも予約してある。

さてその行きたいところ、というのは、寺社仏閣とおいしい食べ物屋さん、である。

わけても夫が学生のころから通っていたという銀閣寺近くのラーメン屋さんと、同じく四条烏丸近くにある洋食屋さんは外せない。この2つを滞在中に組み入れ、さらにホテル泊のあいだの朝はMという喫茶店で朝食をいただく、というのがお気に入りのパタンだ。

しかし今回、洋食屋さんに電話をして年末年始の休業予定をうかがうと、なんと29日の昼までで営業終了、年始は6日スタートとのこと。ショ、ショック・・・。

私たちが京都に到着するのは30日。さらに前泊をつければいいということでもあるのだが、そこまでするのか?という気もしないでもなく夫も仕事があるし・・・ううーん。


長野に住む高校の同級生のお子さんが亡くなった。

Iちゃん。まだ8歳10カ月。残念だ。

友だちの気持ちを思うと、そして生きたかったであろうIちゃんのことを思うと、いたたまれない。

Iちゃんには産まれもっての傷がいがあったことから、弟がいたおおきな病院にいつも通っていて、そのため弟が診ていた時期もあった。弟に亡くなったそうだよ、と連絡をする。

「お母さん、Iちゃんのこととてもとても大事にしていたよ、残念だ」と返信がきた。

友だちの笑顔が浮かぶ。泣いている顔も。

なんといってよいかわからないが、8年10か月、精一杯生きたIちゃんのことを祈る。