連休初日。


引き続き吐き気。それもひどい。


今日から夫の友人たちで、私も何度か会ったり一緒に遊んだことがあるひとたちが

京都や大阪から遊びに来る。

遊びに来る話が出たのは妊娠する前で、その時点でみんな東京に来ることをとても楽しみにしていたし、

もちろん私も楽しみにしていた。

日程が具体的に決まったのは妊娠がわかった直後。

その頃はここまでつわりがひどいものだとは思っていなかったことと、

また事情があり気分転換が必要な状況にある夫の友だちが楽しみにしている状況を、無下に断りたくない、という気持ちもあって、妊娠してるからおもてなしはなにもしない、という条件で遊びに来てもらうことにした。

ついいろいろと料理などを作ったり準備したりしがちな私だけれども、実際に今回は気力がまったく湧いてこない。

申し訳ないとは思いつつ、布団を出したり、念のため用に歯ブラシを買ったり、保存がきくスープを作ったりするにとどめる。


朝、フットサルに出かけて行った夫、

なんと雨で中止になってしまったとかで帰ってきた。

1時間かけて早朝から出かけて行ったのに。かわいそうに。


昼ごはんを一緒に食べ、

夕方、夫は友だちと待ち合わせのため出かける。


私は家で寝たり起きたり吐いたり。


深夜、友だちとともに夫が帰宅。

半年ぶりに会う友だち2人、ものすごーく恐縮そうな顔をしていた。それはそうか。

なにももてなせないけどのんびりしていってね、と

少しだけ話してまた眠る。



連休中日。

「気を遣わせると悪いから」と友だちに言われたとかで、朝食は喫茶店で食べ、そのまま出かけてくると夫。

行ってらっしゃい、とみんなを見送る。


ひどい吐き気がずうっと続き、実際に吐いたりしながら

なんとか一日過ごす。

一日がとても長い。

しかし寝ても座っても立っても吐き気、

唯一の安らぎがトイレの便器に顔を埋めているインターバルの間だけ、というこの状況。

もはやトイレに住んだほうがいいような気持ちすらする。

本も読む気にならないし(活字をみると吐き気がする。新聞はかろうじて読める)、

集中してテレビの画面にも向いていられない(そのため見たいのがたまっているDVDを見ることもできない)、

唯一大丈夫なのが漫画。

いえにはほとんど漫画がないので、なけなしの漫画を引っ張り出しては10回くらい繰り返して読んでいる。


秋葉原と大江戸温泉村と、そのあとに中野に戻ってゲームバー(ファミコンなど昔のハードとソフトを置いている店がある)に寄ってから帰る、と言っていた夫と友だち、

深夜に帰宅。

秋葉原は翌日にしたこと、温泉村はめちゃくちゃ混んでいたこと、などを夫から聞く。


連休最後の日。

少し体調がいい。

買い置きの菓子パンをつまんだあと、みんなの分の朝食を夫に協力してもらってつくる。

それでも1時間以上、起きて動いているとものすごく疲れてくる。

ここのところいつもそうだ。

外に出ていても、1時間ほど経つとものすごい眠気が襲ってくる。

慌てていえに帰って眠ろうとしても眠れはしないのだけれども、からだを横たえるだけで少しはましな気持ちになる。


そんなわけで朝食後は寝室にこもり、またごろごろ。


妊娠初期、というのはたいていこんなものらしく、

まわりにいる何人かの元妊婦さんたちから「私もそうだったよ」と同じような声を聞く。

みんなこのつらさを乗り越えて、さらに出産という大イベントを乗り越えて乗り越えて、

いったんだなあ。それだけで称賛に値すると思うよ、実際。


だいたい私は子どもが3~4人は欲しいなと思っていたのだが、

年齢のことはおいておいても、そうしてまだ1人目も出産を迎えていないというのに、

既に「さらに子どもを持つ」ということには萎え気味になってきたりする。

だってこんなに気持ち悪いんだよ?

でも私の母などは「自分が死にそうな出産を4回もしたし(私は4人兄弟)、つわりも出産まで続いたけど、それでも45歳くらいまではお腹が大きい女のひとをみるとうらやましくてうらやましくてもう一人欲しいとずっと思ってた」とか言っているし、今日メールをくれた後輩も「それでももう一人欲しいって思った」と二人の子育てをしている。

私はどんな気持ちになるんだろうか?

とはいえまずはさくらんぼちゃんをしっかりと産むことなんだけど。

マタニティ本に出ている「この時期の大きさはこれくらい」という目安より、

だいぶ小さい気がしていてとても心配だ。

医師からは「順調」といわれているし、本当に順調でなければ言ってくれると思うんだけど、

それでも心配だ。

だいじょうぶやろ、と夫はいうのだけれども。


昼近くに、秋葉原に寄ってから帰る、といって夫の友だちが帰っていった。

ほんっとうになんのおもてなしもせずに悪かったなあと思いつつ、

見送って帰ってきた夫はみんなとても喜んでいた、というのでほうっとした。