今日は雨だと確かに昨日の天気予報で言っていたのだが
思いっきり晴れている。

逆よりは良いのだが、でもねぇ。


今日も早起き。
しかし夫は既に朝食を終えていた。
掃除や夫が食べたものの片付けを終え、ひとごこちついてもまだ9時である。
早起きっていいかも。

夫はマッサージに出かけていき、
私はその間に朝食を済ましたり、
つくりおきをしておく惣菜をつくったりする。

マッサージに行くと1時間で帰ってくる夫、
今日はずいぶんと遅い。
どうしたのかと思ったら、なんのことはない、朝早いし空いていると踏んだ療養所が、
同じく早起きのご老人でめちゃくちゃ混んでいたのだそうだ。なるほど。

帰宅後、昼過ぎまで夫は昼寝をし、
私はさらに料理やら風呂掃除やらを済ませ、
夫が起きたタイミングでランチに出る。

暑いし、ということで、駅に近い鰻屋さんで鰻を食べ、
久しぶりに「さかこし珈琲店」へ。
ゆっくりと珈琲を飲む。満足。
夫は手塚治虫さんの「ブラックジャック」を読んでいて、
どうしてこんなに一話一話に感動できるんだろう、と感慨深げにいう。
そういわれても私は読んだことがないのでわからない。

へぇそうなんだ、さすが手塚治虫さんだねーというと、
あれまさか、読んだことないとか?と夫。
ないよ、火の鳥とアドルフに告ぐ以外は。とこたえると、
えええまじで?ナオは絶対ぜんぶ読んでると思ってたのに!とびっくりされてしまう。
(なぜ?藤子さんのをたくさん読んでいるからかしら?)

だって手塚治虫さんてさ、読む機会なくない?子どもの頃にジャンプとかで連載してたわけじゃないし?
と食い下がると、
そういうもんじゃないやろう、と一蹴された。

そうして夫は、手塚さんの作品は、手に入るものはすべて読んだことがあるんだとか。
今回のブラックジャックももちろん再読。
私からすれば、夫が全作品読んでいたことのほうがびっくりなのだが、
手塚さんを読まずして漫画は語れない、というものらしい。
そうなのかー。ううむ。すみません。


夕方、夫はフットサルへ。
駅まで見送り、スーパーマーケットで買い物をしてから帰宅。
それにしても、わが家はふたりしかいないのに、毎日やたらと食材を買っている気が。
無駄にしているわけではなく殆どすべて食べきっているのもすごい。
夫は「いつのまに“腹出てキャラ”になったんやろう」とお腹をおさえながら言っていた。
夫はもともとは痩せすぎていて、いまは一般的なんだけれども、
夫のいいかたがおかしくて暫くふたりで笑う。


いえに帰ってから、ふと思い立ち、屋上でおやつの煎餅をかじる。
ふきぬける風がとても気持ちがいい。
まわりに高い建物がないから、空がとてもひろい。
きらきらした夕焼け雲。街のざわめき。遠くのいちばん星。


つぎに晴れたら、今度は夫と屋上へいこう。
ふたりでおやつを食べよう。
きっと空は大きいだろう。気持ちよい風がそのときも吹いているだろう。

そんなことを思う。

夜、夫の帰りを待ちながらなんとはなしに蒸しパンと水キムチの下ごしらえ。

蒸しパンのレーズンは、ラム酒にひたして大人風味に。
水キムチは先日つくった分がすぐに終わってしまったので、倍の量の野菜でつくることにし、
まずは大量の野菜たちの水揚げをする。
明日の朝には水があがっていることだろう。


朝ごはん。
夫はカレーうどん。
私はハムエッグとトースト。

昼ごはん。
鰻。

晩ごはん。
夫は外ごはんになったので、残っていた水キムチと蒸したての蒸しパンという変なとりあわせでいただく。