いい天気。

それにとても暑い。夏みたい。夏みたいだ!


あまりにも暑くて辟易する東京の夏も

私はそんなに嫌いではない。

うだるような暑い夏の夜、夫とぶらぶらと街を散歩するのが好きだ。

去年も一昨年もその前も、ずうっとぶらぶらと散歩をしている。

当時は恋人だった夫。


遠くに見えるうずたかい入道雲。突然やってくる雷雨。

雨あがりの澄み切った青空、そして虹。


そう!私は東京で何度も虹を見た。

見るたびに感激する。

東京でなくたって虹は出るし、たとえば私は北海道で、前と後ろに2つおおきな虹がかかっているのだって見た。

でも東京なんかでも、こんなに美しいものが見られることに私はこころ動かされる。

私がいま住む街はなにしろ東京なのだから。


今日の暑さは今日だけのものらしいのだけれども

それでもすこしずつこうして夏が近づいてくると思うとわくわくとする。


夏に向けての準備をしなくては!

第2弾衣替えは先週終えたし(厚手の長そでをしまって、薄手の長そでと半袖を出す。ノースリーブは第3弾だ)、

そうだ風鈴をまだ出していなかった。

というわけで早くもごそごそと風鈴の準備をしていたら、

夫が「風鈴だすん?」ときく。

「そう。風鈴」と自慢げにいう私。


我が家には2つの風鈴があって、1つは母が昔、確か私が学生のころに東北旅行をした際にお土産に買ってきてくれた南部鉄の3連のものと、もう1つは夫と行った川崎観音の風鈴市で買ってきた、うすむらさきの朝顔の花が美しいガラスのもの。


どちらをどこにつるそうかなといえじゅうをうろうろし、

南部鉄器のほうを玄関のそばに、朝顔のほうを寝室のそばにきめる。

本来はもっと、軒下などにつるすものなのだろうが、いえで仕事をしたりなんだりするために、がんがんに風鈴が鳴ってしまうのはそれはそれでよろしくないのである。


まず南部鉄器のほうをつるすために桟に釘をうちつけ、

その後、朝顔のほうをつるそうと、こちらは軽いため画鋲でとめていたら、

あろうことか手が滑り、こなごなに砕け散ってしまった。うつくしいうすむらさきの朝顔の風鈴。


なんやなんや?と見に来た夫に

ふうりん、われちゃった。というと、だいじょうぶか、けがはないか、と心配そう。

私はそれよりも風鈴がわれたことのほうがショックなのだが、夫はまったく意に介していない。

ガラスやし仕方ないやろというふうに。

まあ確かに、いちいち夫と買ったもの、なんかを数え上げていたらきりがないわけで、

そうだよね、ガラスだし仕方ないね、と思うようにする。これからは。

でもやっぱり、残念だったな。


昼過ぎ、夫とアレルギーの病院へ。

私は今日は診察がないについていっただけなので、病院へは寄らず「TOM」で夫を待つ。

注射を打たれた夫と珈琲を飲み、しばらく本を読んでから帰宅。


先日見つけた「ボス猫」をふたりで見に行き、いなかったのでそのままぐるりといえのまわりをまわって、

いえに戻ってしばらく仕事。


夕方、夫とマッサージへ。

「この凝り・・・昨日今日のものじゃないですね・・・」と施術してくれた方を慄かせる。スミマセン。

これからは定期的な運動を心がけよう。そろそろ風邪も本当に治ったようなので水泳も再開できそうだし。



朝ごはん。

夫はたまごスープとごはん。

私はバナナブレッド。


昼ごはん。

近所の中華料理で、餃子とから揚げとチャーハンを夫と半分ずつ。


晩ごはん。

納豆、ししゃも、鮭の塩焼き、明太子焼き、大根おろし、ペチュキムチ、たまごスープの残り、もやしの味噌汁。