京都最終日。


昼過ぎに桂を出るまで、甥っ子や姪っ子と遊んで過ごす。

3歳と1歳半、本気で遊ぶとなかなかの体力をつかう。

足に子どもを乗せてぶんぶん飛ばす「飛行機」を姪っ子にやってあげていたら、

甥っ子も乗ってきて山盛りに。

おおげさでもなく数十回もやっていたのではないだろうか。

これが毎日の世の中のお父さん、お母さん、お疲れ様です。


姪っ子に「やっほー」とか「おっけー」という言葉を憶えこませていたら、

私の癖である、首を傾げて「ねー」というのまでいつのまにか憶えてしまった。

近所の犬を見に行こうと夫と姪っ子が出かけようとしていると、

一緒に来て!というように、別の部屋にいた私を探しにきてくれて、

手をぐいぐい引っ張る。かわいいなあ。


教会に行っていたアボジとオモニが帰ってきたところで

最寄の駅まで送ってもらい、楽しい帰省も終了。


京都駅で遅めのお昼ご飯をとる。

ヘルシーな韓国料理が続いたせいか、夫も私も「なにか脂っこいものが食べたい、たとえばとんかつ!」と意気投合し、とんかつ屋さんに入る。


とんかつ屋さんですこし話す。

いい記念になった。


新幹線ではしばらく起きていたもののまた眠ってしまい、

気がつけば新横浜。

隣の夫もずいぶんと眠っていたらしい。

東京に着き、乗り換えて中野のいえへ。


「あーやっぱここがいちばんほうっとするなあ!」といえに入るなりしみじみ言った夫のことばに

ほんとうね、とこたえながら、嬉しい気持ちになる。


旅行と帰省でたまった洗濯をし、

アカヒレに餌をあげ(5日間あげなかったので少し多めにあげる)、

ベランダの花のはながらを詰んで水をあげ、

さっと掃除をし、

桂に「東京に着いた」という連絡をしてから

ようやくひとごこちつく。


ほんとうに。ここがいちばんほうっとする。

私の場所。私たちの場所。


母の日に贈っていた花が届いたという連絡も

それぞれから入る。よかった。


しばらく休んでから、今日はそとへ食べに行こう!ということになり

商店街のおすし屋さんへ。

風邪がぶりかえしてきたらしく少しだるい。

早く治るといいのだけれども。



朝ごはん。

テールスープ、たんぽぽの和え物、烏賊明太キムチ、チャプチェ。


昼ごはん。

京都駅のそばでとんかつ。


晩ごはん。

お鮨。


三島由紀夫の「お嬢さん」を読了する。