週末どちらも晴れてあたたかい。
当たり前のようでいて当たり前ではなくなっていた恩寵のような週末を
上着を着ないで散歩をしても平気。布団も太陽のにおいでいっぱいになる。
とてもうれしく思う。
朝、すこし寝坊。
目覚めたら10時。
既に日が高いので布団を干す。
昼過ぎから映画「アバター」を鑑賞。
うーんなんというか、ナウシカとラピュタともののけ姫を足して3で割って、アメリカ映画的な要素を付け加えたというような印象。
宮崎映画を見ていないアメリカ人に受けるのはさもありなん。
一方で、宮崎映画を何作品か見ているであろう少なからずの日本人にとっては、既視感があるのではと思う。
そういう意味で30年も前に撮っていた宮崎監督の偉大さをまたしても知る、というか。
まああくまでも私の感想であって、見る人が見たら違う要素はたくさんあるのだろうけれども。
夕方、散歩に出ていると夫が「久しぶりに漫画喫茶にいけへん?」というので出かける。
いつもの、中野サンプラザの地下の店である。
「ピアノの森」「プライド」「海街diary」のつづきをそれぞれ読む。
一色まことさんの「ピアノの森」は主人公の青年、カイくんががショパンコンクールに行ってから既に3巻くらい費やしている(つまりショパンコンクールのはじまりから2次予選がはじまったところだけで3巻分ということ)。
カイくん、パン・ウェイ、雨宮、レフのいずれかが最高位をとると思うのだが、まだ数巻先のことになるだろう。
それまでの間の彼らの成長(特に雨宮の精神的成長)が楽しみな展開。
一条ゆかりさんの「プライド」はなんとびっくりなことにしばらく読んでいない間に完結していた。
知らない間に映画化までされる予定になっているらしい。
それにしても「プライド」が終わっていたなんて・・・しかも予想外の展開!ま、まさかこれで終わり?そうくるか?という感じ。
もっと長いことこの作品を楽しみたかったのだが。残念だ。
最終巻で気に入った言葉。
間違ったと思ったらすぐやり直すのよ。後悔が少しで済むわ」
「海街diary」は、いまいっとう気に入っている漫画。
吉田秋生さんの作品で、「家族」ってなんだろう、「生きる」ってどういうことだろう、ということを静かに描いている。
とてもいい作品だ。私が生活のコンセプトにしていることが・・・生活のこと、家族のこと、たいせつなことなど・・・いつも描かれていてたくさんの共感を憶える。
気がつけば5時間も漫画喫茶に居たことに・・・。
漫画三昧のにちようびになってしまった。
これでいいのか?たまにはいいだろう。
帰宅後、「プライド」で主人公の史緒が結婚式で歌っていた
ドヴォルザークの「我が母の教えたまいし歌」をyou tubeで視聴する。
夜、急な仕事が入り、対応。あああ。せっかくのにちようびなのに。
朝ごはん。
トースト、ハムエッグ。
昼ごはん。
夫と近所の中華料理で餃子と鶏のから揚げ。
晩ごはん。
夫と漫画喫茶の帰りに鮨。
今日は外食ばかりだ。
村上春樹の「1Q84」を読了する。
禁を犯して買ってよかった。感想はまた後日。