昨日は昼過ぎから久しぶりの出張。
外は激しい雨。
そのため、夫は今日事務所に行かずにいえで仕事をするだろうこと、
また雨がやまない限り家で昼ごはんと晩ごはんを食べるだろうことを見越し、午前中にカレーをつくる。
料理屋さんでもないのに朝からカレーをつくるというのはなんだか変な気分だ。
私にとって「家で食べるカレー」は、夜の食べ物なのだ。
もちろん「そのあまり」を朝に食べることはあったとしても。
なんやええにおい。カレー?と鼻をぴくつかせてやってきた夫は
できた瞬間から早速カレーを食べている。
私もつられて早お昼にし、カレーを食べる。
午後から出張に出る。
といっても行き先は房総半島なので「出張」というほど遠くはないのだが、
往復の道中だけで合計5時間、しかも電車が1時間に1本しかないとなると、名古屋に行くよりも時間がかかるし
大阪に行くよりも不便だ。
そんなわけでこのお客様のところに行く場合は「出張」と呼んでいる。
房総も雨。
1時間程度で終わるかと思った打合せが盛り上がり2時間弱となり、
また帰りの電車まで40分近く駅で待つ、ということになってしまったが
なんとか21時半過ぎに東京に戻り、帰宅。
食卓にお菓子が並べられているので「買っておいてくれたの?」と夫に聞くと、
「疲れてるかと思って」と夫。心遣いにいっきに疲れがとれる。
たとえ晩ごはんに食べたと思しき汚れたカレーの器やスプーンがそのままシンクに入っていようとも。
駅のそばのお惣菜屋さんで買ってきた晩ごはんを食べながら
夫といちにちあったことについて話をする。
ここ1週間、じっくりとする時間が取れていない。
じっくりと考える。じっくりとしたいことをする。そういう時間。
加えて4月になったらやろうと思っていたことがあったのだが、
手をつけられるかも分からなくなってしまった。
でもそういうときもある。5月になってからでも6月になってからでも
またはじめればいいだろう。
昨日、大学時代の恩師、O先生からも
「大人の夏休みは終わりですか?」というメールをいただいたが、
夏休みは終わりでも、いま現在、自分と向き合う時間は減らしたくないと思っている、という旨の返信をする。
O先生は明日から(つまりこれを書いている今日から)授業が開始だそうだ。
いいなあ、先生の授業を受けられるなんて!
これを読んでいるW大学の生徒の皆さん(いないか・・・)。
先生の講義を受けられるというのは、本当に素晴らしいこと。幸運なことと私は思う。
その幸運さ、に、学生のあいだに気づくひともいると思うし、
社会人になってから、何十年後かにはっとするひともいるだろう。
あるいは気づかないひとだってもちろんいるかも知れない。
だけれども。私は人生の若いうちに、先生と出会えて本当によかったと思う。
どんなふうに良かったかは、次号?へつづく。
朝ごはん。
トーストとヨーグルト。
昼ごはん。
カレー。夫は3皿も食べる(1皿はごはんいり、2皿はカレーのみ)。
晩ごはん。
夫はカレーをまた3皿食べたそうだ。
私はカレーと、あとは買ってきたお惣菜(小松菜のおひたし、セロリと烏賊のサラダ、きゅうりとみょうがのサラダ、烏賊リング)。
仕事が忙しいと食卓が貧しくなるなあ。反省だ。