冷たい雨が降る一日。

どうも体調が悪く、朝ちっとも起きられない。

疲れたのと、雨が降る日特有の頭痛。あまりにも酷いので

11時くらいまで休み、なんとか起きて薬を服む。

しばらくするとやっと復調。たぶんただの疲れのような気がする。


夫も今日はいえで仕事をするようだ。


昼過ぎに晩に食べようとカレーをつくっていると

昼ごはんに食べたいというので、結局、昼夜ともにカレーを食べる。

本当にカレーが好きな夫である。

マンゴーチャツネが切れていたのであんずジャム(これも母の手製)で代用。酸味がきいておいしい。これはこれであり。

ちなみに前回はいちごジャムを入れた。


夕方、京都のNさんから電話。

結婚式のプランニング会社の担当の方なのだが、ご担当いただいて以来のお友だちづきあい。

しばらく近況などを話す。


Nさんは「京女」という言葉がぴったりの、はんなりとした、芯が強い、そして美しい女性である。

今年29歳だったか30歳になったところ。

5人きょうだいの長女で、しっかりしていそうでのんびりとしたところもある。

実はここ7年くらい恋人がいなく、絶賛募集中。

ウエンディング業界はほぼ女性で埋め尽くされているので、まわりに独身男性が全然いないんだそうである。

どこかに独身男性いませんかね。

私のまわりには、これは!と思う素敵な独身女性は多々いるのだが、独身男性が全然いない。


今日もNさんは相変わらず妄想恋愛ばかりで

(Nさんはちょっといいなと思うひとがいると、頭のなかで恋愛をして、それで満足する。このことを私は妄想恋愛と呼んでいる)

「仕事に没頭しちゃって・・・」などと言っているので

「恋人ができたらもっといい仕事ができるよ」と言うと

「はっ!そうですね、そのとおりですね、

うちのスタッフはみんな恋人がいないので啓蒙の意味で伝えておきます」とのこと。まったく。


夜、夫とドラマ「シュー・シャイン・ボーイ」見る。
浅田次郎さんの原作。原作のいいところを削ぎ落とし、

その分、本筋ではないところを付け加えたように見えた。


朝ごはん。

夫は紫蘇明太子おにぎり、キャベツと玉ねぎの味噌汁。

私は明太子おにぎりとヨーグルト。


昼ごはん。

カレー。


夜ごはん。

カレー、しじみの味噌汁、烏賊のガーリックソテー、椎茸のバター醤油焼き、豚肉の生姜焼き。

炒め物はいずれも小鉢で少しずつ。


庄野潤三の「プールサイド小景・静物」を読了する。

文庫で、掲題作のほか、「舞踏」「相客」「五人の男」「イタリア風」「蟹」が収録された作品集。

庄野さんは好きな作家のひとり。

昨年永眠された。しんみりと読む。