昨日はたんじょうび。


毎年たんじょうびをとても楽しみにしているのだが

今年はしばらく前は憶えていたのに直前になってすっかりと忘れていて

今週のあたまに

「たんじょうび祝いは土曜日に買いに行って、当日はケーキを買ってお祝いするというのはどう?」と夫にいわれて思い出した

そうだ。今週はたんじょうびだったのだ。


一昨日も友だちにお祝いをしてもらったが

昨日も朝から両親からプレゼントが届き(前から欲しいなといっていた南部鉄器の薬缶だった。嬉しい!)、

友だちから結婚祝いが届き(こちらもリクエストさせていただいてた壁かけ時計。さすがにセンスがいい友人。インテリアにもぴったりだし、リクエストどおりのアナログで文字盤もきれいに見える)、

あちこちの友だちや従妹からお祝いのメッセージが届く。


私がたんじょうびを好きなのは

こんなふうにみんなにおめでとうと祝ってもらえるから。

それからまた新しい年齢を迎えられたということの喜び。

去年は一昨年よりよい一年だったし、一昨年は一昨々年よりいい一年だった。

だから36歳の今年は35歳の去年よりいい一年のはずなので、

だかたとても嬉しいなと思う。


午前中は思いのほか仕事が入ってしまったがそれを次々と片付け、

午後に夫とともに銀行に行き、運用の相談クライマックス。

夫のナイスアドバイス。やっぱり一緒に行ってよかった。

その後、喫茶店で珈琲。ひといきいれたあとに、新宿のデパートへ。

私のリクエストで、今年のたんじょうびはおいしいお惣菜とケーキを買ってきて

たんじょうびパーティをしようということにしていたのだ。

といってもいえでお互いの誕生日を祝うことが私たちの恒例だ。

そとで食べるより落ち着くし楽しいからというのがその理由。

デパートの地下を2周して吟味したお惣菜とケーキを購入し、いえに戻る。


お惣菜を気に入りの器に並べて準備し、

夫が「おとなジュース」をつくってくれたので、たんじょうびを祝して乾杯。

お酒が飲めない私のために夫は「スパークリングワインと赤ワインを足したような味がするジュース」をつくってくれるのだ。これがとてもおいしいのでがぶがぶと何杯も飲んでしまい夫に笑われる。


たっぷりとご飯を食べてから、

母の南部鉄器でわかしたお湯で緑茶を淹れ、ケーキを食べる。

夫は毎年ケーキにろうそくをたててハッピーバースディのうたをうたってくれる。

本当はひとまえで歌をうたうのが大嫌いなのに

この日だけは特別。

調子っぱずれのうたと手拍子を私はとてもいとしく思う。毎年。

夫とたんじょうびを祝えてよかったと思う。去年までは恋人だった夫と、今年も。


そんなふうにたんじょうびを過ごす。

36歳、おめでとう。


朝ごはん。

夫は野菜クッパ、

私はヨーグルト。


昼ごはん。

時間がなく、夫とファストフードで簡単に済ませる。


夜ごはん。

デパートの地下で買ったお惣菜とちらし寿司。

野菜スープだけつくる。

ケーキはデーメル。やっぱり生クリームはデーメルが好き。