昨日も晴れ。いい天気がつづいて気持ちがいい。
いまの家は日あたりがすこぶるよいので晴れの日はぽかぽかとそれはそれは気持ちがいい。
しかしそれに騙されて薄着で出歩くと外はまだ肌寒かったりする。
寝室から見える白木蓮が満開。
駅にいく道すがらにある白木蓮も満開。
一昨日早起きしすぎたせいか、昨日はいつもどおりに起きる。8時半。
7時に起きられますように!と念じていたので7時に目がぱっちり開いたのだが
ぱっちりと数分あけたまま気持ちがよくてまた眠ってしまった。
ここのところずっとあたたかく、
もう厚手のコートやセーターなどはたとえ寒の戻りがあっても着たくない。
早起きの夫が午前中のひるねをしているあいだに
衣替え第一弾をする。
春ものと初夏に着るとよいようなものを出す。
昼過ぎに夫といつものように散歩。
夫と散歩するのはほんとうに好きだ。
いつもと同じ道でも、ちがう道でも。
久しぶりに漫画喫茶に行きたいというので、サンプラザの下の漫画喫茶へ。
ここは比較的きれいなので私も気に入っている。
数ヶ月ぶりなので、それ以降に新たに出た気に入りの漫画の新刊をまとめて読む。
「君に届け」「ちはやふる」「のだめカンタービレ」「Real Cloth」。
のだめはなんと終わってしまったんですね、知らなかった。
終わり方がずいぶんと唐突な印象。でものだめにはずいぶんと楽しませてもらったからいいか。
君に届けもいよいよひとつのクライマックスを迎えて、このあとどうなるか?というところ。
Real Clothは、うーん、だんだんどおもしろくなくなっていくような。
途中巻がすごくよかっただけに残念。ドラマもつまらなかったみたいだし(見てないけど、マンガもドラマも見たひと談)。
ちはやふる、が、ここのところいっとう気に入っている漫画である。
やっぱり私は恋愛よりも友情のほうが好きなのだな。作品としては。
この「ちはやふる」は、競技かるたという失礼ながら地味な競技を通したひとたちの友情(とすこし恋愛も)と成長の物語。
この漫画を読むまでは競技かるたはほとんどまったく知らなかったし、
ただ私が勉強したいこととちょっとかぶっているので読んでみたのが最初。
漫画のタイトルはもちろん在原業平の歌、
「ちはやぶる神代も聞かず龍田川からくれなゐに水くくるとは」
からとられている。主人公の名前も「千早(ちはや)」ちゃんである。
競技かるたはいまはスポーツとしての部分が強いようなのだが(と作中に書かれている)、
主要な登場人物のなかに「競技」ではなく「歌」の要素をとてもたいせつにする子が出てきていて、そこもおもしろい。
ところで私がいっとう好きな歌は、百人一首に限らず、平兼盛の
「しのぶれど色にでにけりわが恋はものやおもふとひとがとふまで」
である。
小学校のときからずっとこの歌が好き。なのだがいま思えばそんな小学生って・・・。
しかし。いっとう好き、といっても、そういえば私はいったいどれくらいの歌を知っているというのだろう?
もったいない話だなあということでいませっせと和歌を読んでいる。
詠んでいる、ではなく文字通り。読んでいる。
朝ごはん。
夫は昨日のごはんの残りいろいろ。
私はチーズトーストとヨーグルト。
昼ごはん。
新井薬師方面のたこやき屋さんでたこ焼き2種盛り(ソースとぽん酢にしてもらう)と明石風たこ焼き。
夜ごはん。
もつ鍋。
前にオモニから送ってもらったたくさんのモツを冷凍しておいたものの残りでつくる。
韓国風にコチジャンをベースにする。
白味噌とみりんを混ぜるのがポイント。
キャベツや玉ねぎ、もやしを大量に入れて、最後はうどんでしめ。
小林信彦さんの「うらなり」を読了。
「うらなり」、とはあの「うらなり」、です。漱石の「坊ちゃん」の。
「うらなり」の側から見た「坊ちゃん」という小説で、とてもおもしろく一気に読む。
そういえば「坊ちゃん」は中学校以来読んでいない。いま再読をしたらおもしろいのだろうか。
そのことにすこし興味を覚える。