いつも早起きの夫だが、昨日はとりわけてものすごく早く起きていて驚く。
たぶん5時くらいだったのではないだろうか。
つられるように私もいつもより早く7時に起床。
早く起きて、ごはんをつくったり片付けたり掃除をしたり、そういうことを順番に終わらせて
いま何時?と思って時計を見てもまだ9時だったりするとすごく得した気分になる。
午前中はひとしきり本を読んだりして過ごし、散歩がてら昼ごはんを食べに行くことに。
いつもは中野の商店街方面へ繰り出すのだが新井薬師方面へ。
ぶらりと入った中華のお店が大当たり。
さらにぶらりと立ち寄ったお団子屋さんが大当たり。
夫はきなこだんご、私はみたらしを食べる。
「俺の好きなものを全部組み合わせたパーフェクトな団子だ」と大喜びの夫。
きなこ×餡子×団子のことを指す。
夫は「もちもち」という言葉に目がない。
ヴァレンタイン・デイのおかえしにめがねを買ってもらう。
花粉症対策の度がないめがね。
なかなか気に入ったのが見つかった。うれしい。
たいせつに使おうと思う。
ツタヤでアメリカのドラマを借りてきて見る。
名前は忘れたが、夫はなかなか楽しんでいたようだ。
夕方、いつものようにフットサルへ行く夫と昨日は同じ電車に乗り、私は高円寺へ。
東南アジアの家具を扱う店で3ヶ月ほど前から目をつけて逡巡していたガラス棚をやっと買う決意をし、ついに購入に赴いたというわけだ。
決意をするほどの値段ではないのだが(なにしろ1万円を切る)、家具をひとつ買うとせっかくの広い部屋が家具ひとつぶんだけ狭くなるので慎重だ。
ただちょっとした小物を並べておくにはやはりガラス戸がついていたほうが便利だしということでやはり購入することにした。
梱包してもらっている間に、ルネッサンスへ。
高円寺に2つほどある名曲喫茶の、ネルケンではないほうである。
こちらのほうがより純然とした名曲喫茶。
ちょうどラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の第一楽章がはじまって3分くらいのところで、なんといいタイミングなんだ!と思いながら「指定席」とこころで呼んでいる席につく。
さすが週末だけあっていつもいりは混んでいるルネッサンス。
といっても断然空席のほうが多いものの、週末のありがたいことは素人っぽい曲がリクエストされることだ。
今回のラフの2番のように。素人の私としてはおおいに楽しめる。
それにしてもものすごーくしつこい2番だった。いったい誰の盤だろう。
ピアノもしつこければ楽団もしつこい。すなわち指揮もしつこい。
そもそもがしつこい曲なので、わりとさっぱりめに聴かせる2番が私の好みである。
確かめようと思ったのだが不用意に店内を歩くと失礼なので辞めておいた。
(注:名曲喫茶では、かかっているレコード盤を展示している場所があるのです)
ラフの2番が終わると徐に中ほどに座っていた中年の男性が席を立った。
ははあ、あのひとのリクエストだな。
2番のあとは「鐘」だったので、どうやらラフを集めたアルバムらしい。
小一時間ほど音楽を聴き、ガラス棚をピックアップして(持ち運びがぎりぎり出来るくらいの大きさだったのです)、帰宅。
途中の韓国料理店でキンパ(韓国風海苔巻き)を購入。
耳にピアノがねっとり残っていたのでお口直し的に自宅ではチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を聴いた。
ギドン・クレーメルのヴァイオリン、ベルリンフィルとの共演で指揮はロリン・マゼール。
いま生きているひとのなかでは、私がもっとも好きな盤である。満足。
朝ごはん。
明太子いりだし巻き卵、ウィンナー炒め、豆腐と椎茸と若布の味噌汁。
珍しく夫と同じものを食べた。
だし巻き卵を焼きすぎてしまった。
昼ごはん。
中華料理の店で、夫は海老と卵のチリソース定食、私は海老そば。
夜ごはん。
ビーフステーキ(昨日、スーパーマーケットで半額で購入)。
シンプルににんにくを添えてと塩胡椒だけの味付けで食べる。
あとはキンパ、キャベツの千切り、昼間に商店街で買った唐揚げ。