昨日、やっと懸念事項のひとつだった確定申告を終える。

毎年国税庁のWebで入力しているのだが、今年は退職したりそれに伴うさまざまなことで申告するべきことが多く、添付書類もかなり多岐にわたるため、入力したものを印刷して税務署の相談コーナーに念のため相談したうえで申告することにしていたのである。


中野区は個人事業主や中小企業が他の区に比べてものすごく多いらしい。

毎年この季節、申告コーナーはとても混み合う。

私と同じような仕事をしている隣の新宿区のひとにこの混雑状況を話すととてもびっくりされる。

そのひとが、中野区はすごく混んでるそうですけど新宿区は空いてますね、というと

ああ中野は・・・ということを署員さんが教えてくれたそうである。ふむ。


昨日も昼過ぎに税務署に赴くとやはり長蛇の列。

並ぶこと30分、やっと相談コーナーにたどりつき、

すごく親切で丁寧な相談員さんに手取り足取り教えていただき、おかげで2箇所も誤りが発見された。

相談員さんは誤りを指摘するのみならず、それによって発生する修正箇所を全部計算してただしい数字を教えてくれる。なんていいひとなんだ。

しかし実際のところ、計算してくださらなくても国税庁のWebでは自動計算なので計算は不要。

そう指摘するべきか悩んだが、せっかくのご好意なのでされるがままにしておいた。

その後、自宅で修正したもの(相談員さんの入朱と当然ながらを数字は一致)を印刷しなおし、

今度は直接税務署の提出コーナーに赴き提出。これでひとしごと終了である。


日が暮れるまでまだ時間があったので新井薬師へ赴き、おまいりしつつ梅を観賞。

白梅と紅梅が満開。夫と来たかったなと思う。


薬師さんはどうやら縁日のようで、境内に植木屋さんがきて花の鉢や苗を売っていた。

私が到着したのは店じまい中だったので、ゆっくり鑑賞できず。

鑑賞したらしたで衝動買いを多々したであろうからよかった気もする。


薬師さんの商店街ではいつもちょっとした買い物をして帰る。

今日の戦利品は大学芋、和菓子、切花(黄色のフリージア)、焼き鳥、手羽餃子。

焼き鳥と手羽餃子以外は当然すべて別の店で購入。

それぞれの店でちょっとずつおまけをしてもらい、今日もいい気分。

個人商店っていいなあ。


おまいり後に喫茶店でチーズトーストを食べる。

薬師の商店街の路地を入ったところにある店。

こちらも初なので、チーズトーストを食べてみたものの、ソースがパンに塗ってあった。失格だ。

がっかりしたが、薬師で開店40年、いまはおばあちゃんと息子さんが交代でやっているそうで、私がもっとも好きなタイプの喫茶店だった。ので、また来てみようと思う。


喫茶店を出ると消防車がうなりをあげて通り、上空には何台もヘリコプターが旋回している。

事件?と思い帰宅してテレビをつけてみると、駅の近くで火災があったそうだ。

ちょうど夫からメールが来たので、火災のことを伝え、気をつけて帰るように連絡する。


朝ごはん。

夫はごはん、昨日ののこりの味噌汁。

私はヨーグルト。


昼ごはん。

チーズトースト、珈琲。


夜ごはん。

夫から「あまりにもお腹がすいたので外で食べる」というメールがあり(それが先ほどのメールの中身である)、

せっかくの薬師詣での戦利品(大学芋と焼き鳥)をひとりで食べる羽目に。もちろんぜんぶではないけれど。
さらに魚(鮭)を焼き、納豆としらすおろしをいただく。


よしもとばななさんの「王国 その2 痛み、失われたものの影、そして魔法」を読了する。