昨日はいちにち体調が悪くだらだらと過ごす。

夫の風邪が完全にうつった模様。

しかしとにかく欲望に任せて・・・つまり眠いと思ったら寝て、食べたいと思ったら食べる・・・というような行動していたらだいぶよくなった。


人間というのは、いやどうぶつというのは本当によくできているなあと思う。

欲望というのは正常に生きていくことを無自覚的にコントロールするためのもののひとつ、とでもいおうか。


実はこれについて最近、しごくなるほど!と思うことがあって、

それが例の、アレルゲン特定検査である。


前にも少し書いたのだけれども、

私が行ったアレルゲン特定検査は、各アレルゲンを微量、腕に注射し、反応具合を目検しつつ血液も採取し、どの種目にどれくらいアレルギーを起こす体質なのかを見極めるというもの。

3週間近くにわたって合計50本くらい注射したわけなのだが、無反応なものもあればものすごく反応するものもある。

そうして「ものすごく反応する食品」というのは、

それ私、苦手なんですよね~とか、

食材としては好きだけどアレルギーのでやすい調理法で食べることはないとか、

要はアレルギーがあるからと泣く泣く食べ控えをしなくてもすむようなものばかりなのである。

そういえば私はアルコールアレルギーもあるのだが、アルコール類はちっとも好きではない。

うまれてこのかた、お酒をおいしいと思ったことはほとんどない。

もしもお酒がとても好きなのにアレルギーがあったらつらいと思うのだが、

だからお酒アレルギーだけれどもちっともつらくなんかないのである。


全員が全員、そういう、苦手なもの=アレルギーがあるもの、ではないと思うし、

好きなことをしていれば=病気がよくなる、ということでもないと思うのだけれども、

こと私についてはそういうどうぶつ的な部分が多く残されているように思う。

これはとてもいいことのような気がする。

本能の赴くままに生きよというのはわかりやすいことだから。難しいことでもあるけれども。


ということで体調も回復したので、

懸念事項だった教授との食事にも這わずに行けそうである。

(というかこれを書いているいまはもう教授との久しぶりの対面は終了している。

今日はちょっと日記を書く時間が遅れたのでずれてしまった)


朝ごはん。

夫は体調がよくなったせいか食欲もりかえし、筋クッパと昨日ののこりの肉団子。

私はヨーグルトのみ。


昼ごはん。

寝ていたのでなし。


夜ごはん。

鯖の塩焼き、焼き明太子、納豆爆弾(今回は納豆に卵、青じそ、烏賊、明太子を投入)、

キャベツのせんぎり。


夫から体調悪いならなにか買っていこうか?という電話がきたが

回復していたのでいえでつくった。


中島京子さんの「均ちゃんの失踪」を読了。

永井路子さんの「万葉恋歌」を読み始める。