いよいよ花粉の季節到来。

減感作がまだ中途半端な状態のせいで今年もまた花粉に悩まされそうな予感が早くもしている。

既に目がかゆい。ううう。


朝ごはん。

昨日のもつ鍋の残り。


昼ごはん。

近所のラーメンへ。

Sという10年ほどまえには一世を風靡したお店なのだがいまや味はがた落ち。残念。


夜ごはん。

牛筋のクッ、鮭の塩焼き、明太子のあぶり焼き、春キャベツのサラダ、ペチュキムチ、カクテキ。


クッとは韓国語でスープとか汁物、の意味。

牛筋のクッはオモニの得意料理で、ときどきクール便で送ってきてくれていた。

しかし結婚したこともあり自分でつくってみたいのでレシピを教えてほしいと伝えると、それならと、オモニからは一回分の筋クッの材料すべてと、オンニ(オンニとは女性から見た目上の女性の総称。ここでのオンニは、夫の兄の奥さん)から作り方が届いたというわけだ。

おかげでこの食材はなんだろう?と思っていたものも解決できたし、

韓国食材の店に行かないと手に入らないものも揃った。

しかしいただいた作り方には「量」が書いていない。

クッは家庭料理だから、みんな目分量、適量なのである。むむむ。

でもまあオモニの筋クッはもう何回も食べているので、だいたいの工程がわかれば再現できるだろうと見込んで調理開始である。


さて。

まずかんぴょうや干しずいきを湯がいてから冷水にひたして3時間くらいあくぬき。水を途中で数回変える。

その間にボイルした牛筋をたれ(酒、醤油、黒こしょう、粉唐辛子)につけてもみこんだり、

白菜やら青梗菜やらを湯がいておいたり、葱やぜんまいや種もやしやこんにゃくを洗ったり切ったりしておく。

これらが終わったら、牛筋から煮込み開始。

牛筋とたれごと入れた鍋に適量の水をいれ、鶏がらスープとコンソメ(私の場合は野菜ブイヨン)で1時間ほど煮込んだら(筋はボイルしてあるからあまり灰汁は出ないけど、出たらとる)、

次の1時間のあいだにこんにゃくとかんぴょう→ずいきとぜんまい→葱→白菜と青梗菜→種もやしの順に投下しつつ醤油等で味の調整。

白菜、青梗菜、種もやしは煮崩れしやすいので、投下してから30分以内(15分くらいがベストだと思う)で火を止める。


出来上がりはなんとオモニの味と変わらないもので、夫にも味変わらん、すごいやん!といわれるし、

自分でも満足のいく味。

早速、写真を撮って、出来たよとオモニとオンニに報告すると、

一発で出来るなんてすごいとか、よかったよかったとかいうメールがたくさん来てほっとする。

オモニはさぞや心配していたことだろう。

材料を送ったものの、そんなにすぐに作るとも思っていなかったのだろう、

感心したよーというような内容。

だってあんなにおいしくて夫も私も大好きなオモニの筋クッだもの、早く作りたいよね。

こういうとき、自分が食いしん坊でよかったと思う。まさに食いしん坊万歳。


先日読んだ中山さんの「ケッヘル」があまりにおもしろかったので

そのあとは気の抜けたような状態。

本はいくつか買ってあるもののなかなか集中できない。