ひそかに結婚式まであと2週間を切ってしまった。
まだまだ先、と思っていたのに。あっという間だ。
知っとった?次の次の週末はもう結婚式やで。
一昨日の朝、恋人がふとそんなことを言って
わあ、とびっくりしてしまう。
わあそうか。
もうそんなところまで来てしまったのだ。
そしてもひとつのわあは、恋人が結婚式や結婚をするということを
どうやら楽しみにしていそうであるということ。
ふつうはそういうものなのかもしれないが
こと恋人に関しては、結婚式や結婚にまつわるいろいろなことで
もしかしたら私は恋人を誤解していたのか
あるいは恋人が変わったのか
そういうふうに思うことが多い。
にこにことしながら
もうすぐ結婚式やで!
なんていう恋人のこと。
最後の最後にやっぱりといろいろあるもので
たとえば和装用の足袋や(さすがに新しいものがいいかな?と思ったりして)
ブライダルインナーなるものや白の大判のストールや(移動時に便利なんだそうな)
そういうこまごまとしたものを買いに行ったり
あるいは急に式に来られないかもしれないというひとの対応だったり
を、いましている。
だいたい今回の式は、自分たちの満足というよりも
いらしてくださる方に満足していただけて、
あとは家族、というか、ずばり両親向けサービス、という観点が強い。
知らないひとは見ても仕方ないようなムービーや
人前で読みたくもないような手紙だって
両親が希望しているから当然とりおこなう。
最初はなにもしなくていいやと思っていたのだが
やっぱり親の思いなんかを小耳にはさんだりすると
そういう気持ちになるものなのだ。
まあそもそもイベント好きなのでそんなに嫌ではないのだけれども。
仕事もだいぶ整理ができてきていて
秋口からはじめていた大きなプロジェクトも終了し、ほうっとする。
これが12月の半ばまでかかったら本当にどうしよう!?と焦っていたのだ。
お客さまもかなり満足してくださって既に別の企画のオファーをもらったりもあり
なかなかと順調だ。
いつもたくさん仕事を依頼される某社さんからは
結婚したら19時以降と土日は働いちゃだめ!と厳命されていて
なんていい会社なんだ・・・とびっくりしたりする。
そんな毎日を。
いま過ごしている。
そういえば式の前日に両親にプレゼントする
ジュエリーができてきた。
当日が父の誕生日だから、サプライズプレゼントをしようと思っていたのだが
父の性格上、みんなの前で・・・というのは好まないはずなので
家族の食事の後にでも渡そうと思っている。
ということをマリッジリングをつくってくれたMさんに、趣旨をお話し、
父にはネクタイピンを、母にはブローチをつくってもらったのだが。
これまたすごーく素敵なものができてきて本当にびっくりした。
しかも市価50万くらいのはずなのに2つで10万・・・。ありえない・・・。
喜んでくれるといいのだけれども。
三島由紀夫の「複雑な彼」を読了する。