結婚式がらみ中盤戦(まだ終盤ではないらしい)、

音楽選び、をしている。


教会式のあいだの曲は教会の担当さんと奏者さんとを含めた

メール会談で決定。

こちらは基本、クラシックの曲だし、いくつかある選択肢のなかから選ぶ、というだけなので

すんなりと決まったのだが。


問題は食事会の際の曲、である。

世の中的な「披露宴」ではなく、あくまで「私たちふたりが来てくださったかたをもてなす食事会」というスタンスなので、会場での出迎えも自分たちでするし(したがって、新郎新婦の入場です!というものはない)、

ドレスからきものへのお色直しも、教会→料亭のあいだにするし(したがって、さあ、入り口のほうをご注目ください!という入退場とかキャンドルサービスなども当然ない)、

とはいえ効果音が必要な場面はいくつかあり、

その際の曲をえらぶ、というのをあと1ヶ月以内にしないといけない、というところまできてしまったのであった。


音楽はたぶん、好きなほうなので、

作業としてはきらいではないのだが

逆に膨大にある「好きな曲」のなかから「ふさわしい曲」をえらぶ、というのがなかなかに大変なのである。

だってメロディラインが気に入っていても、

たとえば歌詞が別れを示唆するような曲だったり、

たとえば歌劇の一幕などに使われている曲でも、歌劇全体が最後はハッピーとなるようなものでないと、

選べないし選びたくない。という気持ちになってしまうものなのである。

また きてくださる方々がまったく知らない曲、というのもつまらないだろうから

みんながどこかで聞いたことあるなーという曲にしようとか、

全体がひとつのストーリーとしてまとまるような雰囲気にしようとか、

思うとこれまた難しい。

ちなみに選らばなければならないシチュエーションはというと。


迎賓 約30分
紹介 5分
乾杯
手紙 4分
花束贈呈 3分
お開き
お見送り 15分
前半歓談 約40分
後半歓談 約40分


とまあ、これだけあるのである。ぜいぜい。

長い分数は、好きなjazzアルバムを全曲流す!というのでいいやと思っているのだが、

たとえば手紙を読む、とか乾杯、とかいうのが難儀。

ふつうはここに途中の入退場だのキャンドルサービスだのがつくので

これでも少ないほうなのだし、

もちろんスタッフさんにお任せ、というのもできるのだが(それもサービスで!)

音楽に関してはすこしはこだわりたいと思っているので、

がんばろう。うん。


というのを激務のなかでやっている。ぜいぜい。


唯川恵さんの「愛に似たもの」を読了。

コンビニエンスストアで、槇村さとるさんの「Real Clothes」をまとめたものを売っていたので思わず購入。

ドラマ化されてしまったのが残念な作品のひとつである。

だいたいあのキャスト・・・違うでしょうよ。