休み明け、早速、朝からプチ出張である。
台風が刻々とちかづく房総はものすごい風雨。
駅から5~6分のクライアントさんの会社に
とてもではないが歩けないくらいでタクシーにしたくらいにすごい。
そもそも房総は風がつよくて
担当さんの自宅のチューリップの首が
毎年、もげてしまうくらいなんだそうな。ううむ。
さて土曜日。
結婚式のご招待状行脚最終戦で、
川崎に住むK叔父叔母夫妻ならびに従兄夫妻のもとへ。
妹のように仲良しにしている従妹のお兄さんであり、そしてその両親、である。
当日は叔父叔母夫妻をはじめ、
従兄夫妻にその子どもたち、
さらに従妹夫妻まで一族大集合してくれていて、
いやーナオちゃんが結婚!めでたい!!と飲めや歌えやで祝福をしてくださる。
ありがたいことだ。
実はこの叔父、鳩レース界にKあり、といわしめる
鳩レース界の巨人である。
全然話の筋とは関係がないが、千代の富士に顔がそっくりなのでニックネームは「ウルフ」。
そんな叔父の家には、なんとか大臣杯優勝、みたいなカップがごろごろと転がっているし
(たくさんもらうとありがたみがないらしい)
恋人に以前、その話をしたところものすごく興味津々で
私たちは「鳩のおじさん」と呼び習わしているのだが、
しかしなにしろ鳩レースがニッチ市場のため知るひとぞ知る、という感じだし
叔母も実の子どもである従兄妹たちもあまり鳩には興味がないので、
恋人がここぞとばかりに鳩ならびに鳩レースについて
質問を繰りだすと、叔父はものすごーく気をよくして
ふだんはほとんど飲まないお酒をがんがんに飲んでいて、
過去にでかでかと鳩(と叔父さま)が載った雑誌なども持ち出してきてくれてなかなかおもしろかった。
鳩は時速何キロくらいで飛ぶのか。
どうして鳩は家がわかるのか。
鳩をどうやって調教するのか(するんですよ、馬も調教するように)。
そもそも「鳩レース」ってなに?
「鳩レース」は馬やボートみたいにお金をかけるの?
鳩っていくらするの?
どうやって優秀な鳩をつくるのか。
・・・。
ね。気になるでしょう。
叔父はそんな恋人の質問に丁寧にこたえ、
しまいには「鳩、持ってく?」とまで言い出してみんなで大笑いをする。
(叔父の鳩はものすごーく有名な「種鳩」で、全国から鳩がほしいという依頼があるのである。
が叔父はブリーディングには興味がないので、叔父の鳩はものすごーく貴重品なのである)
それにしても叔父の鳩話はとてもおもしろい。
なんであれその道の第一人者の話というのはおもしろいものだといつも思う。
今度は鳩舎(馬と同じできゅうしゃと読みます)に案内していただくことにして
思いのほか盛り上がった川崎の家をあとにする。
金曜日は長野で、疲れがとれぬままに
川崎まで行き、すっかりと疲労。
そのため日曜日はゴルフも行かずにのんびりと過ごす。
恋人がまたまたから揚げが食べたいというので
しこたま鶏肉を買ってきて大量にから揚げを揚げる。