今日もいい天気。

秋晴れの空がつづく毎日だけれども

あたたかいのは今日まで、らしい。


それにしてもずいぶんと日が暮れるのが早くなった。

また冬がやってくる。

そうして気がつけばもう11月も近い。

ということはすぐに年末である。


ああ本当に。一年というのはなんて早いのだろう。


昨日、念のためにと挙式の教会の担当さんから送ってもらった

教会式の入退場の音楽。

入場はやはり予想どおり、ワグナーのローエングリンだった。


うーん。

とここでしばし逡巡する。

ちなみにローエングリンは結婚式の音楽の定番。

「ぱぱぱぱーん」の方はメンデルスゾーンで、「ぱんぱーぱぱーん」のほうがローエングリンです。


で、ローエングリン。

オペラ好きでない限り知らなくて当然なのだが、

めちゃくちゃ省略すると約束を果たさなかったダンナの不誠実をとがめたヨメの元をダンナが去り、そのためヨメが死ぬ(いや逆だったかな)、という、まあこと結婚式という末永い幸せを願う場にしては縁起でもない歌劇の曲なのである。


知らなければどうということもないのだが

知っているのに敢えてそれ・・・というのもどうしようと思い、

またワグナーは実はそんなに好きじゃないし・・・という気持ちもあり、

でも定番だしまあいっかいいよね仕方ないよねというその胸のうちのまま、

教会の担当さんに「悲劇だけど定番なら仕方ないですね」というようなメールを送ったところ、

「それならこちらに代えましょうか」という代替案をいただいた。

その代替案がすごく好きな曲だったので、

歩きにくくはなると思いますが、といわれつつも

やはりそちらの代替のほうにしようと思うのであった。


今週は急遽、長野に帰省して

子どもの頃の写真選びと母と引出物の相談。

恋人のほうはというとオモニから急に電話があって

あとおとなを5人追加したいんやけど・・・とのこと。

いやさすがに無理やから。もう料亭の座敷ぱんぱんやし。もうちょっとはよいえや。

とさすがに温厚な恋人も語気を強めに断っていた。

なんのかのといろいろあるのだ。